高尾山ハイキング   20.12.7



当支部は、12月7日、「高尾山と餅つき・留学生交流の集い」(企画・橋本幸一副幹事長)を開催した。ミシュラン三ツ星に選ばれた高尾山に留学生の皆さんをお誘いし、帰りに、当支部の佐々木武麿氏が運営する福祉施設「SOS子供の村」に立ち寄って、地域と子供の交流イベント「餅つき大会」に参加して頂こうという趣向である(当支部は、おでん屋を設営)。

学員は、ハイキング隊とおでん隊に分かれ、ハイキング隊は留学生と共に初冬の高尾山へと向かった。

 凛として爽やかな朝の空気に包まれて、中腹まではリフトで登った。その先頂上までの登り道では、木立の切れ間から遠く筑波山や男体山も望めた。また、薬王院参道の杉の巨木並木は、しめ縄と相俟って厳かな雰囲気を醸していた。留学生の皆さんも何か感じ入った様子であった。展望台からは、冠雪した富士山や南アルプスが遠望でき、左手には、旭日に輝く相模湾と江ノ島、その向こうには房総半島まで望めた。美しく輝く眺めを背景に、皆で盛んに写真を撮った。

一頻り眺めを楽しんでから、木漏れ日の下り道を、SOS子供の村に向かった。この施設では、様々な事情で親と暮らせない3歳からの子供が36名、6人1組となって、父母代わりの職員と起居を共にし、家族的な雰囲気で養護されている。餅つきでは、子供や職員、近所の人、米軍ボランティアのタイガーマスク(?)などに混じって留学生も餅をついた。皆でついた餅は美味しかった。当支部のおでんも子供達によく売れた(無料)。こうして老若幼男女&多国籍の多彩な参加者と共に、楽しく充実した一時を送った。盛り沢山の余韻が残る企画であった。(事務局 澤井律彦)