「蘖(ひこばえ)の会」

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「蘖(ひこばえ)の会」設立についてのお知らせ

東日本大震災・大津波による孤児を支援する 100 人の会「蘖(ひこばえ)の会」
大阪白門会副会長 宝田卓也さん(S37年卒)が東日本大震災・大津波による被災孤児のあしながおじさん的活動に積極的に取り組まれています。
大阪白門会でも既に趣旨に賛同し会員として協力をされている方もおられます。
是非、より多くの方のご協力をお願い申し上げます。


東日本大震災・大津波による孤児を支援する 100 人の会
「蘖(ひこばえ)の会」設立について

代表 宝 田 卓 也   

1、設立の趣旨

 平成23 年3 月11 日14 時46 分に発生した 東日本大震災・大津波は一瞬のうちに大勢の人の命を奪い、沢山の家屋の倒壊をもたらす大惨事となりました。

 私達は、大震災直後から、箕面市役所とも連携し、救援物資の輸送や 4トン車にお風呂「希望の湯」を仕立て、また、屋台でできたての食べ物を提供するなどして、岩手県大槌町を中心に、東北各地の避難所を回って参りました。
 この避難所を回っている時、岩手県内の一つの避難所で、両親を津波で亡くした兄妹の話や、妹が津波にのまれて亡くなり、長女だけが助かったという話も聞きました。
その後、他にも東北各地で、親も家も流されて、何もない子供たちがいることもわかってきました。
 両親を亡くしたお子達の心の傷は想像を絶するものがあると思われます。
 そのために、私達は、平成23 年5 月に、100 人の会 「蘖(ひこばえ)の会」を設立し、この100人が中心となって、孤児達の心が少しでも癒されるよう、孤児達にだけの義援金の募金を行い、彼等 ・彼女達を経済的、精神的に支援する活動を開始いたしました。

 私達と同様に、様々な機関や団体が、こうしたお子達を救済したいと名乗りを上げ、義援金を集めていますが、集められた義援金が何処の誰にどのように使われたのかわからない状況のようです。
 私達は、そのようなことのないよう、目に見える支援を目指して、先ずは、私達が何度か訪れて、目を覆うばかりのすさまじい被害を受けた、岩手県大槌町在住の10 人の孤児たちが高校を卒業するまで、経済的支援をつづける活動を行っています。

2、これまでの具体的な活動

平成23年3月東日本大震災発生直後より、箕面市役所とも連携しながら救援活動に従事。
その中で震災孤児たちのおかれた状況に触れ、このお子達への支援活動を行うための団体設立を検討。
平成23年5月 震災によって両親を亡くしたお子達の支援を行うため、任意団体として『東日本大震災・大津波による孤児を支援する100 人の会「蘖(ひこばえ)の会」』を設立。
大槌町教育委員長より両親を亡くしたお子達とその保護者の名簿を貰う。
平成23年~
平成26年5月
毎年2 回、5 月の子供の日と、12 月のクリスマスに合わせて、会員からの義援金を大槌町の孤児たちへ届ける活動を行う。
平成26年2月、被災地の現状と孤児達の現状を自分の眼で確かめたいという副代表お二人に同伴して、養親のお家へ案内しました。
平成25年12月 震災孤児達の経済的・精神的への継続支援体制を拡げるため、特定非営利活動法人の設立に向けて、大阪府に申請中。

 

支援の輪は少しずつ広がっており、会員は180 名余に達しました。
今後なお活動の輪を広げていくに当たっては、任意団体ではなく、法人格を取得することが必要と考え、NPO法人を設立することといたしました。
 なお、本件に関するお問い合わせは、宝田までお願いいたします。(090-7344-6777)

以上

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