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(下記は一部行事案内から転用しています)

平成29年秋の旅行 《埼玉県「無形民族文化財・秩父・吉田龍勢祭見学》  参加;14名
  「龍勢」は、日本武尊が捧持した(ほこ)より発した光のさまを尊び、後世「秩父事件」の出発地になる椋神社の氏子
たちが、光をとばす行事として、往古より(むく)神社例大祭に、その燃えさしを取り、力の限り投げて火を飛ばし、光を
放って神意をなぐさめたことに由来します。

  「龍勢」は矢柄となる長い青竹に、松材の火薬筒をくくり付け、ロケット発射することにより、轟音とともに天高く
500mの高さまで上昇します。(やぐら)にかけて打ち上げるさまが、竜の昇天の姿に似ているところから「龍勢」
と呼ばれ、江戸時代初期頃から続く祭です。上空に登りつめたところで筒にとりり付けられた唐傘、のろせ、吊るし
傘などの背負い物(ショイモノ)がパラシュート状に、ふわりふわりと舞い下りて来るさまは、秋の青空によく映えます。

  我々は桟敷から、鉄板焼肉など囲み一杯やりながら、鑑賞するという趣向です。地元では秩父夜祭に次ぐ人気
の祭りです。是非ご参加ください。
 地元出身の新井孚/新井嘉昭がご案内します。

◎ 旅行日    平成29年10月8日(日)~9日
◎ 集  合    西武池袋線池袋駅 8:15am
◎ 宿泊先    赤谷温泉「小鹿荘」
◎ 日 程
1日目 西武池袋駅8:30発  特急レッドアロー号  所沢駅8:50発 ―― 飯能駅9:14発 ――
西部秩父駅9:52着
/10:20発 宿差し回しのバス  祭会場――椋神社――
龍勢会館(ロケット・秩父事件の展示)
――桟敷にて龍勢発射見学 15:00 
宿差し回しのバス 15:30小鹿荘(泊)

2日目 宿 10:00 宿差し回しのバス ――秩父神社――12:00昼食(妙見寿司)――秩父祭会館(秩父夜祭山車展示)
――「武甲温泉」・懇親会――横瀬駅17:28発 特急レッドアロー 西武池袋駅18:45着

◎ 参加費    21,000  (宿泊費・桟敷での飲食代・その他)
◎ その他の費用 (各人払い)

小さい写真をクリックすると拡大します。



撮影;新井孚

撮影;新井孚

秋の旅行会「吉田の龍勢祭見学と秋の秩父路探訪の旅」    古谷泰久
       10月8日(日)~9日   参加;14名
西武線で全員が秩父に到着、迎えのバスで祭会場の椋神社に向かう。空は快晴、少々暑い、会場は9万人の
人出とかでごった返している。全員ぬうようににして、椋神社参拝し龍勢祭会館を見学。
いよいよ予約してあった桟敷席でバーベキューをやりながら冷えたビールでのどをうるおす。そしてしゅるしゅるしゅる
と昇っていく龍勢、上空に昇りつめたところで筒に取り付けられた唐傘、のろせ、吊るし傘など背負い物(ショイモノ)
がパラシュート状にふわりふわりと舞い降りて来るさまは快晴の秋空によく映えて強い感動を覚えました。正に昇
天の気分とはこの事でしょうか。
宿泊は赤谷温泉の400年の歴史を持つ老舗旅館、秩父夜祭の屋台を彷彿させる建物。フロント周辺も蔵や古い部
屋が再生されていて中々趣がある。夕食は囲炉裏で焼いた岩魚や餅が出されたり、地元ならではの食材を使った
料理が出て全員満喫。
二日目も快晴、朝食の時、齋藤君より明け方鹿の鳴き声を聞いたとの話があり、これも山の出湯の風情かと感銘。
宿を出て真直ぐ秩父神社に向かい参拝。この社殿は400年の歴史を持つ建物で荘厳な彫刻が施されている。神官
が懇切丁寧に彫刻始め神社そのものについても説明して戴き感謝。
最後は武甲の湯で旅の疲れをいやしました。全員揃って西武線で帰路。今回は名幹事による好企画、どんな旅行
会社にも企画できないものでした。会の数ある旅行の中でも忘れられない楽しいものでした。
最後に一言、この龍勢ロケット、江戸文化を体現するものです。それは平和です。その為に軍事技術を文化に変え
たという事です。大砲の技術は打ち上げ花火となり、初期のロケット弾は龍勢になり共に庶民を楽しませてくれます。
どこかの国のロケット好きの方もぜひ吉田に来て、ビールと焼肉を味わいながら龍勢に感動し平和の味をまみしめ
たらどうでしょう。

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