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◎沿 革

白門40年会発足経過
                  副会長 上谷 良憲
1.同期会結成の動機
   昭和40年3月卒業生を対象にした中央大学第一回のホームカミングデーが平成2年11月18日
  多摩校舎において開催され、大勢の仲間が集まり、懐かしい学生時代の昔話に花を咲かせました。
  しかし、これを機に同期会の結成の機運は盛り上らなかったが、平成7年3月中央大学学員会から
  学員会年次支部結成の呼びかけが盛んに行われ、弁護士・新井嘉昭君を中心とした数名の同期が
  「白門40年会」の発足準備会をスタートさせた。

2.結成準備活動
  (1)学員会の呼びかけに応じて、平成7年4月17日参集した40年会同期生は僅か5名。他の同期
    会が数十名出席しているにもかかわらず、誠に心細いスタートであった。
  (2)その後準備活動の核となる仲間づくり方法として、「ホームカミング」に参加した首都圏在住の同
    期生に声をかけ、仲間が次々に仲間をよび約70名の準備委員会を構成することとなった。
  (3)準備会は次の通り十数回開催され、種々の問題点を述べ、意見を出し合い集約し、解決していった。
    この準備会を通して、学部の異なる友・初めて出会う友・久しぶりに再会した友同志が親しくなり、
    強い絆で結ばれるようになり、いまここに結束力を誇る「白門40年会」の礎へとなる同期会が結成
    したのである。
    準備委員会の開催日
    平成7年    5月29日・ 7月20日・ 8月21日・ 9月20日
            10月20日・11月20日・12月 5日・12月20日
    平成8年    1月24日・ 2月20日・ 3月 8日・ 3月28日
             4月 3日・ 4月19日・ 4月26日・ 5月 8日
    そして 平成8年5月11日に第一回白門40年会総会・懇親会を迎えたのである。
  (4) 40年会の基本方針案
    @ 白門40年会会則案をつくる
       その目的は、現在の会則3条にある「会員相互の親睦を深めるとともに、
       中央大学の発展、興隆に寄与すること」。
    A 会の組織の拘束を緩やかに保つこと
    B 役員の組織をシンプルにし、会の活動が円滑に行われること
    C 役員の選出にあたっては、結成準備会に多大な貢献を果たした人、また出席の多かった人等を
       勘案し、全会一致の方針を貫いた。その方針に基づいて、会長を新井嘉昭(前会長)・副会長8名
       常任幹事23名・幹事94名・事務局長・会計監査2名を総会に提案することとした。
    D 会の永続性を考え、会員の経済的を軽くすること
       入会制度をとらず、年会費三千円とする。
    E 白門40年会の会報を充実する
       全国の会員からの声を聞き、寄稿文・行事・論文等をできるだけ多く掲載する。
    F 入会の勧誘方法については、学員会が把握している同期生は6000人弱だが、案内文の発送
       だけでも多大な費用を要するので、準備員70余名を中心にゼミ・クラブ・研究会等の名簿を提供
       してもらい、全国各地の千数百名に案内文を発送した。その結果、なんと420名を超える入会申
       し込みをいただいたことは、望外の喜びであった。

3.白門40年会創立総会
   一年間の準備委員会(平成7年4月〜平成8年5月)を経て、平成8年5月11日(土)午後5時から御茶
   ノ水の中央大学駿河台記念館で創立総会を開催。
   出席者は420余名の会員中230余名、55%の出席率であった。
   その当時の模様は次の通りである。
   第一部 創立総会(午後5時〜5時40分)
        司会  越満 君
       (1)開会
       (2)趣旨説明
       (3)仮議長選・新井嘉昭君 指名
       (4)議案提案・上谷良憲
           @会則案の承認
           A役員選任案の承認  会長・新井嘉昭君選出
           B平成8年度事業計画案の承認
           C平成8年度予算の承認
          @号議案からC号議案全会一致で承認された。
       (5)新井嘉昭会長挨拶
          「今日ここに白門40年会が産声をあげ、同時に中央大学学員会白門40年会支部として発足。
         これからは「器」の中心どのようなものを入れるかである。大きな夢をいれれば、大きな器になる。
         どのような器になるか期待したい。企画広報委員会を中心に様々な行事等を検討していただき
         たし、やはり、会員一人ひとりの仲間を愛し、会を愛する気持ちが絶対不可欠である。」との挨拶。
   第二部 懇親会 (午後6時〜8時)
        来賓祝辞
        M松晃先生(中大理事・事務局長)の祝辞
         「みなさんは大方、昭和36年に入学された方々です。当時をふり返りますと、60年安保闘争の
        翌年のことで、駿河台のお茶ノ水キャンパスにはその余韻がまださめやらず残っていたにせよ、
        学問の府としての体制を整えようとしていた頃でした。」との回想を混じえながらの格調高い祝辞
        でした。
        大西保先生(中大学員会会長)の祝辞
         「白門40年会の発足と170番目の支部会発足に対してあたたかいお祝いの言葉をいただき、
        今後OBとして中央大学に誇りをいだき、大学の発展に寄与しなければならないという新たな決
        意をいだいた」
        そして大西先生の乾杯
        (ちなみに大西先生は生存中の平成8年から平成19年までの毎年、わが定時総会にご出席
        いただき、あたたかいお声をかけて下さいました。)
        懇談の中でのスピーチ
        志茂田景樹君、あじさいカラーの頭髪、才色豊富な衣服に包まれた彼は「私は、れっきとした質
        実剛健の中央大学出身です」と会場をわかす。
        高村正彦君、当時経済企画長官を終えた衆議院議員の彼は「これからも国家国民そして国益
        のため身をささげていきたい」と。
         混雑した中で私を探し求めてくれた友、面識のないのに気軽に声をかけ合った友、十余年ぶり
        に再会した友、みんなが肩を組み合って久しぶりの校歌を呼んだこと。
         閉会の辞で、三々五々に去ってゆく友に「元気でまた来年会おう」と言いかけた言葉を、一粒の
        涙が遮ったこと。私は、16年経った今でもその時の光景が忘れられない。
                                                平成23年8月15日
                                                文責・副会長 上谷 良憲

《白門40年会設立当初の会報より抜粋



上記の部分拡大したもの、下のPDFデータをご覧下さい。

〔白門40年会会報の発刊によせて〕の拡大(PDF)はこちら
〔「白門40年会」の発足経過〕の拡大(PDF)はこちら
〔白門40年会創立総会・懇親会〕の拡大(PDF)はこちら

写真はクリックすると拡大します。(写真は上谷良憲副会長所有の写真をスキャンしたものです)


大西保学員会会長

志茂田景樹さん

応援団

新井嘉昭初代会長

 懇親会次第

中央大学理事事務局長 浜松 晃先生

新井嘉昭初代会長退任あいさつ(平成22年4月、会報17号より)

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