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お知らせ

第20回定時総会

 平成25年6月22日(土) 13時より上野精養軒にて開催した。

第一部:総会(司会)牧副会長
 昨年の会員物故者への黙祷に引続き、総会では議案審議:24年度事業および収支報告、25年度事業・収支予算計画、また、来年26年4月2日に当会発足20周年を迎えることから、20周年記念事業計画案の提案があり審議の上、承認された。創立20周年に向けて活動がスタートした。

第二部:講演会、(司会)高橋副幹事長
 講師としてお迎えした中央大学准教授 小室夕里先生より「辞書学者と読む・『舟を編む』」の講演を頂いた。本演題は、‘三浦しをん’の出版本で2012年本屋大賞第1位、年間ベストセラー第1位に輝き、2ケ月前には映画化公開された作品で、辞書製作に関わる‘ことば’を積み上げ、14年の長い歳月をかけて‘真面目に’完成させていく辞書の編集現場を描いている。
 これを題材として、「愛」:ことばの各種辞書間の規範性、「上(あ)がると上(のぼ)る」の違い(語釈・定義)などをお話され、また、講師が携わった‘辞書学の研究’で出会った恩師(英語辞書編集者)との思い出も交えての講演であった。
 日頃、調べものとして辞書を活用するが、その編集者のご苦労についてはあまり意識していない。講演での‘ジョンソン辞書序文にある「辞書作りは報われない辛い仕事である」’は考えさせられる言葉であった。

第三部:懇親会、(司会)池田事務局長・小林幹事長
 白門グリーンクラブによる校歌斉唱からスタートして、来賓としてご出席頂いた久野修慈学員会会長、松本将男38会支部長の挨拶、関正学員会副会長の乾杯のご発声で、懇親会へと進み、途中にコーラスが加わり、和やかな懇親の場となった。来年の創立20周年、70歳古稀の祝いに向けての活動、発展に力強い連携が計られた。
 懇親会の最後は、円陣を組み、校歌・応援歌・惜別の唄を合唱し、交友との絆と母校発展を誓い、福田副会長の御礼挨拶、森田副会長の来賓方々を壇上に携えての三本締めで幕を閉じた。


集合写真


会長挨拶


小室準教授 講演会



懇親会:会長挨拶

久野学員会会長祝辞
 


グリーンクラブによる校歌斉唱


森田副会長の音頭による三本締めの様子