中央大学 | 42年白門会

　本年度の社会見学会は、日本経済の中心的な存在である日本銀行本店をメインに東京証券取引所・貨幣博物館のルートで12月12日に行った。
　初めに東京証券取引所に出向き、2階見学回廊から東証アローズの旧立会場を見学した。日頃、メデイアを通じて見るガラスの円周ボードに時々刻々と変動する株取引の実際に触れて、実感した。折しも、この日は中央プラットホームで会社の新株式上場に伴うセレモニーの実際を見ることができた。続いて、水野会員のご厚意で近在の日本橋七福神の一つで人気スポットの小網神社を参拝した。この神社は東京銭洗い弁天・強運厄除の神様で、1年の厄払いと来年の健康を願った。その後、日本銀行に移して、重要文化財に指定されている本館を見学した。現在は旧館の免震耐震構造化が行われており、ガイドツアーによりビデオ映像を通して日銀の役割・仕組み、免震耐震化の様子を窓越しに見学、新館では営業場、建物外部から重厚な趣ある歴史的建造物を見学した。引き続いて、隣にある貨幣博物館で通貨の始まりから現代の紙幣・貨幣に至るまでの日本通貨の変遷を見て回り、良き勉強となった。
　見学後は、年末に向かって賑わう日本橋を渡り、箱根駅伝の最終通過ルートを逆行して懇親会場の居酒屋‘さくら水産’に向い懇親した。居酒屋メニーのコース料理にビール・焼酎を酌み交しながら今年の50周年記念行事を振り返り、参加者思い思いの話題を語り楽しい一時を過ごした。懇親会後は、来年正月の駅伝コースでクリスマス前の華やかなイルミネーション街を中大の健闘を願いながら、散策して帰路についた。今年の50周年行事の締めくくりとなった。