第２６回中央大学ホームカミングデー開かれる！

当日は、生憎の大雨で、応援団のデモンストレーション、模擬店等、屋外のエベントは全て中止となり、ちょっと物足りないお祭りとはなりましたが、その代わり、学員会面々との交流の場が増え、それなりに楽しいひと時を過ごすことが出来ました。

第１部の文化講演会は、「長寿高齢化と低金利時代の金融法」と題して、中央大学法科大学院教授福原紀彦氏にお話頂きました。

同先生のお話は、主題（低金利時代の金融法）に入る前に、（同氏の故郷である）滋賀近江で江戸時代に活躍した近江商人の経営方針（「三方よし」＝「売り手よし、買い手よし、世間よし」）が現代の金融の指針に相通ずるものがあるといった前置きがあり、その後、次の順序でお話がありました。

１．  長寿高齢化と低金利時代の金融資産のあり方、
貯蓄から投資・資産形成へ
２．  公的年金に頼りすぎない資産形成の手法として、
信託・投資信託・日本型少額投資非課税制度（ＮＩＳＡ）・個人型確定拠出年金等
３．  Fintech・AIによる金融機関の変容、
ボアドバイザー・電子マネー・仮想通貨等、世はキャッシュレス時代へ

おわりに、長寿高齢化と低金利時代を生き抜く知恵と品格を求めてと銘打って、長寿高齢化社会に生きる人々は、叡智と品格と資産を次世代に引き継ぐ責務があること、又、いつも学び、いつまでも学ぶ、生きることは学ぶこと、といった教訓的なお話をされました。

第２部の第２０回小金井支部総会は、関口和仁幹事の司会の下、中大法科大学院教授（福原紀彦氏）、中大常任理事（林勘市氏）、中大付属中学・高等学校校長（木川裕一郎氏）、中大学員会副会長（堀合辰夫及び榎秀郎の両氏）、港区、立川、三鷹、調布、府中、国立、小平、国分寺そして４２年会の各支部の支部長および代表の方々のご臨席の下、多数の学員が参加して執り行われました。議案はすべて満場一致で承認されました。

第３部の懇親会は、渡部大三幹事の司会、来賓の方々ご祝辞の後、中吉章一郎副支部長（昭３５法）の乾杯で宴会が始まり、皆さん三々五々、歓談され、会の終わりには、校歌斉唱し、楽しいひとときを過ごしました。

お花見の会開かれる。

今年度の花見の会は、開始予定時間の１２時になっても雨が止まないので、止むを得ず、場所を室内に移して行われました。本会には、曇天のせいもあっておよそ９人が集まり、和気あいあいと楽しい時間を過ごしました。添付の写真(及び表紙の写真）は、当日の小金井公園の桜の模様を撮った写真に別途室内で撮った参加者の写真を合成したものです。