これまでの活動報告


2000年10月21日 駿河台記念館で出版白門会 設立総会を開催
出版白門会は卒業年次・学部を問わず、中央大学で青春をすごし、今、出版社・取次・書店に代表されるいわゆる出版業界で働いている人たちが集い、さまざまな情報交換を通じ、新たな人の輪を作り、出版界に新風を送り込むべく企画されたものです。中大は出版業界で活躍される同門の士をあまた輩出しながら、白門に集う有志の会がこれまで存在しなかったことは不思議なことでした。
立ち上げにいたるまで、さまざまな試行錯誤がありましたが、77名の方々のご賛同をいただき、平成12年10月21日、設立に漕ぎ着けました。
設立総会では準備委員会会長の小竹正倫氏の挨拶の後、上瀧博正氏が議長に選出され、出版白門会規約案、役員選出、事業計画及び予算が承認されました。
引き続き、懇親会が開かれました。上瀧会長の挨拶、小関道賢副会長の乾杯のご発声で厳かにかつ和やかに記念パーティーの宴がはじまり、来賓の鈴木康司学長・辰川弘敬常任理事・大西保学員会会長の方々の出版に対する熱い思いのご祝辞をいただき、終了時間が過ぎても歓談する会員諸氏の姿が見られ、盛会の内に閉会しました。


出版白門会 新年会リポート
1月19日(金)午後6時より中央大学駿河台記念館で、80名の出席者の下、21世紀最初の行事である、「出版白門会新年会」が挙行された。
第一部は、我が白門OBである作家の北方謙三氏をお招きして、新春特別講演会を開催した。学生時代の思い出から、外国での貴重な体験、本の重要性、最新作『水滸伝』まで、予定の時間をオーバーする程、熱くエネルギッシュに語っていただいた。
7時からは場所を1Fのレストランに移し、上瀧会長の開会挨拶、小関副会長の乾杯で懇親会がスタートした。
予想以上(?)の出席者で会場内は熱気に溢れ、其処此処に談笑と交流の輪が広がった。新春スペシャルイベントとして行われたクイズでは正解者に豪華賞品が贈られた。
時間の経過とともに、酒量も上がり、一家言をもつ論客揃いであるが故、21世紀の出版界への提言・放言・愚痴? も飛び出すに至り、名残を惜しみつつも小竹副会長の中締めで散会となった。(実行委員会 記)
 

出版白門会 平成13年度総会報告
出版白門会の平成13年度の総会は、平成13年7月6日、中央大学駿河台記念館において開催された。
総会の主たる議題は「第1号議案 平成12年度事業報告の承認について」と「第2号議案 平成13年度事業計画(案)」であり、会員の承認を得た。
平成12年度(平成12年10月21日〜平成13年3月31日)事業報告の承認に関しては次の通りである。
(1)設立総会の開催(2)名簿の発行(3)会報『出版白門』の発行(4)新年会・講演会などの活動。なお、平成12年11月17日 出版クラブ(神楽坂)で開催された「立教出版クラブ20周年祝賀パーティー」への参加(上瀧会長、朝妻理事、川野邊幹事長の3名)と平成13年1月19日の作家北方謙三氏を講師とした新年会記念新春特別講演会は特筆すべきものであったといえる。
第2号議案 平成13年度事業計画(案)については、情報交換会や講演会の研究、懇親会の実施が提案され、会報の発行、会員名簿の充実が計画された。


出版白門会 新年会レポート
今年で2回目となる「出版白門会新年会」が1月18日(金)18:30より御茶ノ水の中央大学駿河台記念館で約70名の会員出席の下、開催された。
 第一部では白門会OBのミステリー作家 坂剛氏をゲストに招き、その創作の秘密をたっぷりと語っていただいた。引き続き行われた懇親パーティーでは特設サイン会を開催。用意した本はあっという間に完売してしまう人気ぶりだった。
パーティーは上瀧会長の「今年は白門会の活動の充実を」との挨拶、小竹副会長の乾杯で幕を開け、そこここで新年の挨拶、談笑に花が咲いた。新企画ビンゴ大会で大いに盛り上がり恒例の校歌斉唱、小関副会長の中締めで散会となった。


能楽鑑賞会の集い
「幽玄」の世界を実感 小関道賢
快晴の秋の一日、予定より一時間も早く着いてしまった。能楽堂は初めてである。近くに以前、壺を求めた備前焼を商う「閑谷」があることを思いだして訪れる。店主がお茶を入れてもてなしてくれ、焼物談義をしているうちに時間が来てしまった。
私にとって能は今日が初めてであり、全くの門外漢である。今度お誘い頂かなかったら一生知らずに終わったであろう。檜造りの屋根の架かった立派な能舞台の真正面に席をとって頂きこれだけの建築を手掛ける宮大工も今後は居なくなるだろうと考えているうちに、静寂の世界に引き込まれていった。狂言の出しもの「右流左止」のやりとりは、所々判らない言葉があるが筋立ては面白い。本番に入る前のこの賑やかさが対照的である。大鼓、小鼓、笛の音、その筋を語る謡曲に合わせて面を着けたシテの舞台での縦横の動きの中に静を感じる。ワキの所作を終えての待ちの忍無言の能に全ての息が集まる。そこに日々の稽古の厳しさをひしひしと感じさせられた。まさに芸術の域である。
始まる前プログラムの予定時間をみて、退屈を恐れていたが全くの杞憂であった。特に印象に残った小鼓を打つ手の捌きと、その時口から発する声の気迫には圧倒された。大気を裂く音の生まれをそこに感じる。まさに現世を忘れ、幽玄の世界へ没入したというのが実感だ。
 引続き催された、富山料理「五万石」の会席も良かった。気っ風の良い女将さんの心のこもったサービス、ご好意にすっかり大名気分になり、まさに伝統文化鑑賞の一日の締めにふさわしい懇親会であった。その席上、参加者全員が自己紹介と鑑賞の感想を述べて、お互いの間が一段と親しくなった。実り多き秋の一日であった。
 

「出版白門会」平成14年度総会を開催
出版白門会の平成14年度総会が去る7月12日、中央大学駿河台記念館において開催され、上瀧博正会長の司会で以下の1〜6号議案が提案された。
1号議案 平成13年度事業報告
昨年10月能楽鑑賞会を新規事業として行ったこと、新年会で   氏の講演会を行ったこと等。
2号議案 平成13年度決算報告および監査報告(下表左)
3号議案 規約改正(第12条)
役員任期を2年から1年に短縮する案の説明があった。一つには、人事異動・転職などで一部支障が出ていることと、役員の意識のマンネリを防ぎ、緊張感を持って運営に当たる方が望ましいとの理由。
4号議案 平成14年度役員選出
別掲の通り選出された(4面参照)。会長・副会長・理事については、川野邊明氏が新理事に選任された以外は再任された。幹事長以下の人事は、4名が新任、6名が留任。なお、席上、理事と会計監査の兼務についての質問があったが、前幹事長に引き続き会の運営に関わってもらい、理事会の活動も促してほしいとの説明で了承された。
5号議案 平成14年度事業計画
幹事会の定例化で、会の活動を活発化すること、具体的にはアンケートを採り、第1事業としてさっそく6月には先端技術見学会としてオンデマンド工場を訪問した(3面参照)。また、会報を年2回発行し、総会などの報告、今後の事業計画の案内を早めに行い、会員への情報提供の徹底を図る、などが報告された。
6号議案 平成14年度予算案(下表右)
最後に井上靖士新幹事長が「当会も設立3年目を迎え、新会員を増やす方策、会費未納者の処遇、会員相互の魅力的なコミュニティーの場をどう設営するか、ボランティアでの幹事役員の息切れ等問題は多々ありますが、会員相互の人脈の広がりも始まっており、この流れを大切に微力を尽くす所存です」と挨拶。
その後の懇親会では来賓の鈴木康司学長より「出版白門会への期待」が語られ、新たな年度の飛躍を胸に談笑と交流の輪が広がった。


進路支援プログラム報告
進路支援プログラムで森幹事が講演
白門OBとして現役中大生に貢献活動を−−出版白門会設立からの思いが遂に実現!
10月4日、多摩キャンパスで行われた中央大学主催の進路支援プログラムに出版白門会幹事である講談社森武文コミック販売局長が講師として登壇した。「各業界で活躍しているOBから生の声を聞き進路選択の参考にする」目的で今年4月から始まった進路支援プログラムの第4弾として行われたもの。
会場となった5203号室には定員を上回る150人の学生が詰めかけ、熱気溢れる中、講演会がスタート。「ジャンプvs.マガジン」300万雑誌の攻防−マンガから見た出版界−というテーマで、出版界の現状分析から、フライデー編集部時代の裏話、そしてコミックスの新しい潮流(廉価版・付加価値コミック)まで非常に盛り沢山の内容を語り尽くし、最後に自身の体験から「実行力」「人脈作り」「誠実さ」を大切にと学生達にアドバイスを行った。
終了後のアンケートからは「非常に面白く為になった」「出版界で働きたくなった」等の声が多く、新たな試みは順調な滑り出しとなった。また、今後とも継続して行っていく事で大学側と意見が一致した。


先端技術見学会報告
「オンデマンド出版」の現場探訪
平成14年度最初の行事となる事業委員会主催の「先端技術見学会」が6月28日に開催された。第1回目はアンケート結果で希望の多かった「オンデマンド出版」の現場探訪が企画されブッキングの印刷・製本センターである株式会社OPS(神奈川県・新子安)を18名の参加者が見学した。OPS林社長、ブッキング竹林部長から「オンデマンド出版の仕組」について説明を受けた後、ロール紙から30秒程で1冊分の本文が出力される工程や、カラープリンター、製本機、断裁機の稼働状況を興味津々な表情で約1時間見学を行った。
参加者からは「トナーの耐久性は?」「オフセット印刷とのコスト比較は?」といった専門的な質問も出るなど、関心の深さがうかがえた。


新年会報告
2003年1月17日 「鈴木社長 講演会」で2003年活動スタート
 「出版白門会新年会」が、1月17日(金)18:30より御茶の水の中央大学駿河台記念館で約60名の会員出席の下、開催された。
 今年で3回目、恒例となった新春講演会では、イト―ヨーカ堂社長・鈴木敏文氏をゲストに迎え、経験と数字にもとづいた実践的経営戦略を語っていただいた。出席会員は、生の“鈴木イズム”に聞き入った。
 引き続き行われた懇親会は、上瀧会長の開会挨拶、安部理事の乾杯で幕を開き、今年の抱負や出版状況等歓談の中から、会員同士の親睦の輪が広がっていった。新企画=じゃんけん大会で大いに盛り上がり、小竹副会長のリードで校歌斉唱、井上幹事長の中締めで余韻を残したまま散会となった。


駅伝応援報告
箱根駅伝応援記 副会長 小竹正倫
 2003年の箱根駅伝マラソンは1月2日午前8時大手町の読売新聞社前をスタートした。
 昨年10月に箱根に行く機会を捉えて、私と白石副幹事長はこのコースを下見してきただけに特別な感情が高ぶり、朝からテレビに釘付けで正月早々何にも出来ない。昨年山登りで活躍した藤原君が今年は2区に回り池田君より9位で襷を受けたが、8人をごぼう抜きし1位の快挙を達成。今年は優勝と思っていたら、5区で急遽出場する事になった高橋君が大ブレーキ12位にて往路が終わる。天気予報は明日は雪混じりの寒い一日と報じている。
 暮れの30日に白石さんから出版白門会の旗が完成、箱根駅伝を応援に行こうと誘われてはいたが往路12位、高橋君の歯がゆい成績に怒りが込上げ、応援を中止したいと思っていたそこに彼から電話「明日の応援は必ず出席を」と要請あり、渋々応諾する。
 翌3日は予報どおりの雪混じりのどんよりした天気に気が重かった。6区は野村君の区間賞を取る活躍で12位から8位に、8区の家高君の頑張りで6位まで盛り返したのを確認して家を出た。午後1時に大手町の地下鉄を上がると、中大応援団が逓信博物館前に場所を確保すべく移動する隊列に出くわす。その辺りには駒大他各大学の応援団が幟・旗をもって陣取り早くも応援合戦に入っていた。
「中央大学箱根駅伝を優勝させる会」の幟・旗と人垣が出来ている。気が付くと指揮する応援団長の後ろに「出版白門会」の旗が大きく振られているではないか。井上幹事長、白石副幹事長、土屋事業委員長、毎日新聞の丹田さんが雪降りしきる中で歌い応援している。待つ事40分、1位の駒沢大が入って来た。暫くして2位以下後続が入って来る。中央大は5位にて河合君がゴールイン。選手が応援席に戻って来た。昨日5区で苦戦した高橋君が泣きじゃくっている。その姿を見ると昨日あんなに腹立たしい思いをしたのに「ご苦労さん。全て許す。来年頑張れよ」と声を掛けている自分が恥ずかしい。阿部理事長も挨拶の中で「昨日は心配したが、今日は選手と応援の皆さんに感謝したい」と同様の気持ちを述べられていたのが印象的だった。今年卒業する藤原主将より選手の紹介と共に新主将の紹介とリベンジを期待する挨拶があった。
解散後、神田の居酒屋で出版白門会の旗の完成祝いと寒さとの戦いの応援慰労会にて身体を温めて家路に着いた。来年の箱根駅伝の応援は多くの方々の参加を期待しております。


「出版白門会」旗製作報告
出版白門会の旗 事業委員長 土屋隆一
 出版白門会の旗を作るきっかけとなったのは、初めて箱根駅伝で応援するのに、出版白門会の旗がないことには、様にならないという声があがったからで、急遽つくることとなりました。
 箱根駅伝の監督・選手たちに直接お会いする機会にも恵まれ、お聞きしたところ白地に赤のCにして欲しい。そうすれば直ぐに応援に気づくが、それ以外は、わかりづらいとのことだったので、その意向に沿った旗にしました。
 今、旗を見るたびに小竹副会長の書かれた応援記の光景が目に浮かんできます。その後、この旗は、新年会でも掲げました。今後も総会などいつでも掲げ、出版白門会のシンボル的なものとして扱っていきたいと思っています。


能楽鑑賞会報告
第2回出版白門会「能楽鑑賞の集い」開催 副幹事長 白石紀一
 前回に続いて14年11月23日(祝)午後1時半より「第二回能楽鑑賞の集い」が、渋谷の松濤にある観世能楽堂にて井上幹事長始め皆様の参加で開催された。
 演能曲は初番が世阿弥作と言われている「白楽天」、日本人の知恵を試す為、中国の詩人白楽天が船でやって来たが、住吉明神との歌争いに負け神風に吹かれ唐に還され、日本人には文化、芸術共に敵わないという物語。
 次が狂言「柑子」、内容は主人から預かった柑子を渡すように催促されたが、全部たべてしまったので、あれこれと言い逃れようとする。この太郎冠者役の演者が人間国宝の野村萬に付き至芸の技である。
 トメは金春禅竹作「玉鬘」、ご存知源氏物語玉鬘の巻に拠った能で、旅の僧が初瀬詣でをしていると玉鬘の幽霊が出たので回向する。その霊が妄執の苦しみを現す。そして懺悔し僧の祈りに成佛するという狂乱の哀れな女性の物語である、それだけに美しくもある。
 能楽堂を出て松濤のシンボルの松を後にするとその結界が解け、現代の喧騒渦巻く諸々のウイルス蔓延の最中に、中世よりワープしたかの如く、また109(東急)辺りは否応なく超現実へ、そして生ビールとくれば今日も元気でタバコは吸わない、明日があるから、かくして出版白門会「第2回能楽鑑賞の集い」は大団円を迎え次回を約してハチ公を後にした。
 尚ここにご参加の各位に感謝、特に夫人をエスコートされた井上氏、また2人の若き女性をお連れ下さったトーハンの高田氏には感謝しきりなり。


理事会開催
 出版白門会の理事会が上瀧会長の招集の基に、初めて開かれた。
 総会と同日の7月11日午後5時より「穂高」の隣が会場。出席は会長、小関・小竹副会長、朝妻・安倍・肥田理事と幹事会役員。主な議題は、会費未納者の対処と125周年の寄付への取り組みであった。活発な議論が続き、時間内では問題提起に終わらざるを得ないのが残念であった。会費未納については徴収者とコストの問題、会の活動の魅力と会費のバランスなどが議論された。寄付については、目標は必要だが他の団体などを参考に無理のない金額と全員参加が望ましいとの方向で議論され、当面推進委員を設けて会員に働きかけることで、了承された。


総会報告
 出版白門会の第4回定期総会が7月11日(金)、アルカディア市ヶ谷「穂高」において開催された。当日は42名の会員が参集。上瀧会長の挨拶の後、5議案につき報告・提案が行われ全議案を原案通り承認可決した。会員より予算報告資料、会員数報告、「慶弔規定」の規約付加についての建設的な意見があり、次回総会への検討課題とした。
第4号議案では、今年度の活動方針として「会員満足度向上」「会員相互の親睦促進」に向けた講演会、出版見学会、カルチャーイベントなどの計画が示された。また、竹林新幹事長より中央大学との連携強化の具体策として、創立125周年記念プロジェクトへの協力の方向性が示された。
総会終了後、(社)日本雑誌協会「個人情報・人権等プロジェクトチーム」座長を務めた小学館の山了吉氏より「出版/雑誌を黙らせる個人情報保護法案」と題した記念講演が行われ、法案成立に至る生々しい舞台裏を語って頂いた。第二部の懇親会では来賓として大学より辰川常任理事、学員会藤本副会長のご臨席を得て、和やかに進行。随所に新たな年度への飛躍を胸に談笑の輪が広がった。





節目の第10回定期総会を開催
 2000年10月の設立総会から数え、記念すべき第10回定期総会が7月13日(月)、来賓に辻本京朔中央大学常任理事・学員会副会長を迎え、43名の出席者によりアルカディア市ヶ谷で開催された。
 上瀧会長の開会挨拶、来賓の辻本常任理事の挨拶に続き、上瀧会長の議事進行により6議案の報告・提案が行われ全議案が原案通り承認可決された。役員選出では会長、副会長以下全役員の再任と運営委員が確認された。第3号議案の会則改定により役員・運営委員の任期は2011年3月までの2年間となった。
 また、竹林幹事長より活動方針の中で、来年の新年会は10回目に相応しい内容にする為の会費の増額を行なうこと、2年の任期中に若年層への引継ぎ推進を行うこと、125周年募金への協力継続(7/13現在3,163,000円)などの報告があった。
 第二部の懇親会は上瀧会長の「出版界に元気がない中、出版白門会が牽引していくよう活動の活性化を図っていこう」との挨拶の後、朝妻副会長の乾杯でスタート。会場後方には10回記念として会報「出版白門」の創刊号から16号までのバックナンバーが置かれた。また主要紙面の拡大判がボードに張られ、参加者の目を止めていた。初参加者紹介では、日本廣告社の川相貴由氏(昭45商卒)、最年少参加の日本出版販売・小野晴己氏(平20文卒)の挨拶に歓迎の大きな拍手が送られた。そして懇親会の目玉として、恒例となった「テーブル対抗中大クイズ大会」が行われ、この10年間の中大、出版白門会活動に関する問題が出題された。同点決勝にまで縺れ込む大接戦の末、初参加者2名を擁する竹チームが見事優勝を飾った。最後は恒例の土屋事業委員長の歌唱指導による校歌斉唱、栗山氏のエールに続き、浜田副会長の中締めで名残を惜しみつつ閉会となった。