2004年度第8回白門41会幹事会議事概要

日 時  2005年1月24日(月)18:30〜20:10
場 所  中央大学市ヶ谷キャンパス2511号室
議 題  (1) 2005年度「留学生との集い」企画について
     (2) その他
【配布資料】
@ 第16回ホームカミングデー「留学生との集い」行事計画(案)
A 第7回白門41会幹事会(企画委員会)議事概要
B 平成17年度留学生との集い実行委員会名簿(素案)
C 「留学生を励ます会」行事案(野点)
D “ふるさと電話”企画書

【 議 事 概 要 】
 長内幹事長の開会宣言の後、本日は2006年度「留学生との集い」担当の主幹事となる42年白門会の代表の方にも出席をお願いしたとの報告があり、42年白門会の松沼支部長から出席者の紹介がなされた。

 続いて次の二点について報告がなされた。
(1) 1月20日に開催されたホームカミングデー運営委員会において白門41会支部長名で運営委員会委員長、実行委員会委員長宛に提出していた『お願い』(白門41会が2005年度担当の「留学生との集い」行事をホームカミングデーに合わせて開催できるよう要請していた件)が承認された。またホームカミングデーの実施日が10月23日に決定したこと。

(2) 長内幹事長が本学留学生会の代表である李宰辰(韓国)君と面談(1月20日)し、「留学生との集い」企画案の内容を説明し、その具体化について協力要請したところ快諾が得られた。ついては今後必要に応じてこの幹事会に出席を依頼することになる。
 ただし、長内幹事長自身は3月末まで海外留学の予定があるので、具体的な始動は4月以降になること。

 議事に移る前に、本日は42年白門会の代表者が出席されているので、これまでの 41会幹事会で検討を重ねてきた経緯を含めて、本日配布の資料説明を小林幹事に指示した。
小林幹事の説明の要点は次のとおり。

(1) 日本語スピーチコンテスト
  過日(19日)国際交流センター所長・事務長と面会し、例年12月に実施しているとのことであるが、次年度はホームカミングデー開催日の10月23日以前に実施できないか、またコンテストの審査にも協力したい旨の提案をし、好感触が得られたこと。

(2) 留学生の広場
 1) 国際屋台村
 今年のホームカミングデーは、参加者数を5,000名程度見込んでおり、物産展・模擬店、中央ステージ等の設置場を昨年のペデ下からペデ上に移すことが検討されている。したがって、留学生の広場もペデ上のしかるべき場所に設置することが想定されること。

 2) 和服、民族衣装ショー
 昨年のホームカミングデーの物産展として出展した京都の和装学苑さんが、3分間で着るきものショーを中央ステージで行いたいとの申し出があったが、実現できなかった。今年は、できれば京都の和装学苑さんとタイアップして留学生にきものを着る体験とともに民族衣装ショーを行っていただくことを検討したいこと。

 3) 伝統的日本文化の体験(野点(茶)については資料あり)
 お琴や尺八等は、学生サークルの協力を得てやることになると思う。和太鼓や民謡については、地域の団体等の協力をいただくことが考えられる。野点については、鹿島真知子幹事(本日欠席)が資料を用意したが、要は留学生の何人かに点前ができるような練習を事前にやってもらい、指導者と一緒にお茶を点ててもらうことを考えていること。

(3) 国際ふるさと電話の設置
 田口昭夫幹事が資料を作成しているので、資料作成者より説明願いたい、として、田口幹事から説明があった。

 続いて長内幹事長が最初に報告した本学の留学生会の代表者李宰辰君と面談した内容について以下の報告があった。
 1) 本学の留学生会の組織について
 韓国と中国(台湾を含む)は、出身国ごとの留学生会が組織されている。この両地域出身者が留学生全体の90%を占めていること。この他の地域出身者および短期の留学生で組織する「コメット」があり、この三者の代表が李君であること。
 2) コンテストの副賞およびイベントの景品について
 図書カード、パスネット、テレビジョン、自転車等が好評であり、率直なところそれらを希望したいのこと。また、スピーチコンテストのほかにクイズ(日本文化の理解度)、ビンゴゲーム等も話題になったが、いずれも日本人学生、学員とチームを組んで参加するのも良いとの提案があった。 
 3) 学員との交流への期待
 卒業後の進路について相談に応じてほしい。
 4) ホームカミングデー参加について
 留学生会にとっては、大学祭に向けた資金集めの良い機会ともなる。一般学生ということではなく、計画準備段階から主体的に役割を果たしていきたい。終了後には打ち上げパーティーが開催されることも期待している。
 5) 企画案全般について
 長内幹事長の今回説明について、留学生から、満足、歓迎の好印象が得られた。

以上の説明、報告を受けて42年白門会出席者から以下のような意見が出され、それに対する41会としての考え方が披瀝された。
@ 従来の留学生を都心のホテルに招いてのパーティー形式による方法からの転換は、人的・資金的負担の軽減となり、学員との接点の大きさからも大歓迎である。
A 「寄付の集め方」についての質問に対して、「総予算は300万円である。このうち100万円は学員会に補助申請し、残る200万円については各年次支部等に資金協力を仰ぐことになる。学員年次支部の負担軽減の観点からも、41会は企画を検討する前提の柱の一つとして予算の圧縮を目標にした。」との回答がなされた。
B 「人的、資金的な面で41会に比較して弱く、企画立案、実施能力という点でも自信がなく不安だらけである。全体的に負担の少ない省力的なモデルで実施していただきたい」との要望に対して、「41会でも大学内に教職員が数名いて心強いが、ホームカミングデー当日はホームカミングデー担当業務に拘束されるため実働部隊は本日出席のメンバーより少数となる。42年白門会でも十分担当できるモデルを提示していくので参考にされたい。」
C 「42年白門会のメンバーも各イベントの担当に参加協力をいただきたい」との長内幹事長の要請に対して、松沼42年会支部長から「近日中に42年白門会の幹事会を開催するので、その時に会員に呼びかけたい。」との回答があった。
D 日本語スピーチコンテストを国際交流センターと共催または後援するにしても、表彰だけではなく、準備、審査の段階から私たちが参加し、賞金(品)を可能な限り手厚くしてあげたい。他のイベントの賞金(品)とも調整する必要がある、との意見が出された。

 長内幹事長から、これまで述べられた意見等をもとに、今後41会が、学内の幹事を中心に「留学生との集い」に関する企画の具体案を作成し、あわせて学員会に予算案とともに提出することについて一任されたいとの提案があり、承認された。
今後は、全体の幹事会の開催および具体的な準備に着手するのは4月以降とし、それまでの間は各人が担当のイベント内容を検討されるようにとの要請を了承して閉会した。