2008年度定時総会報告
全議案を満場一致で承認
2008.6.20
上野精養軒
副幹事長 平山久子
絵巻 定時総会一覧

 2008年度定時総会は、6月21日(土)午後3時より、深緑に包まれた上野精養軒の瀟洒な「銀杏の間」で、63名が出席して開催された。
 議事に先立ち、宮田幹事より本日の幹事会で平山久子副幹事長が総会議長に選出された旨の報告があり、平山議長が開会を宣した。続いて、本年5月に大学常任理事に就任した長内了幹事長が職務上の都合で到着が遅れることから、幹事長に代わり高岡寧正副幹事長が開会の挨拶をした。挨拶冒頭で、物故者の冥福を祈り、全員で黙祷を捧げた。
 議案は、第1号議案・2007年度事業報告および決算に関する件、第2号議案・2008年度事業計画および予算に関する件、第3号議案・役員選出(幹事補充・事務局長選任)に関する件、第4号議案・次回定時総会に関する件が上程され、順次審議の上、各議案を満場一致で承認した。
 第1号議案の2007年度事業報告では、多彩な事業計画が順調に実施された旨の報告があり、中でも、会員募集では岸毅幹事や田口昭夫幹事の尽力により10名の入会者があり、125周年募金では会員の協力により当会目標3000万円を突破し、50余の年次支部中4位となった。2007年度決算報告書については、小森輝於会計監事より適正である旨の報告があった。
 第2号議案の2008年度事業計画は、前年同様、会報発行、会員名簿発行、会員勧誘、ホームページ運営、125周年募金、旅行会、ホームカミングデー参加、花火大会見物、桜を観る会、芝居を観る会、カラオケ同好会のほか、6月に中大が1部昇格を果たし、秋季戦への期待が高まっている東都大学野球リーグ戦をはじめ、ゴルフコンペ、全日本大学選手権ボート大会、箱根駅伝、大相撲観戦&ちゃんこ、青梅マラソン等のスポーツ応援・観戦・出場など、年間を通じて盛り沢山の企画が提案された。その中で125周年募金では目標額を3500万円とし、残り3年の募金期間中、金額を問わず、全会員の応募を呼び掛ける。桜を観る会は、来年3月頃の実施に向けて担当幹事を募集中。
 第3号議案の役員選出では、7名の新幹事を選出したほか、事務局長の選任が審議された。宮田前事務局長は、今年7月1日付で大学監事に就任のため、中立性の観点から、6月20日付で事務局長を辞任し、後任事務局長の選任が必要となった。しかし、時間的余裕がなく、総会に候補者の提案がなかったことから、後任事務局長の選考を幹事会に一任した。幹事会で選考された者については総会で選任されたものとみなすこととし、後任者が選任されるまでの間、前事務局長が職務を代行することとした。
 第4号議案の次回定時総会開催日については、2009年6月20日(土)とした。
 総会の後、午後4時より同会場で「音楽の夕べ」が開演された。出演者は、島崎弥生(オペラ歌手・ソプラノ)、向田寧子(フルート奏者)、野口真見(ピアノ奏者)。魅惑の女性達が演奏する“乾杯の歌”“この広い野原いっぱい”“イエスタディ・ワンス・モア”“トップ・オプ・ザ・ワールド”“瑠璃色の地球”“千の風になって”“浜辺の歌”“ふるさと”などの曲に心も一つになり、最後の“惜別の歌”は全員の熱唱となって盛り上がった。この企画は曲友一幹事の尽力により実現した。
 懇親会は、午後5時より、不忍池を見下ろす「桐の間」で開催された。司会はお馴染みの島藤傳副幹事長。乾杯の発声は、女性を代表して鈴木静子さん。続く登壇は、歓談の合間を縫って、東都大学野球1部昇格で石井博之さん、熊本から参加の入江昭雄さん、初参加の鈴木義男さん、新幹事の金谷建男さんと久保寺克彦さん、学員会港区支部幹事長も務める山下一明さんなど。6時過ぎに到着した長内幹事長は大学常任理事を兼ねて挨拶した。会場では、「音楽の夕べ」出演者も交え、和気藹々の中でそれぞれ1年ぶりの再会を心ゆくまで楽しんだ。最後は角田勝副幹事長の力強いリードで応援歌と校歌を合唱、続いて肩組み合って「惜別の歌」を合唱し、再会を約して懇親会を閉じた。
 同館内で行われた二次会には、それまで受付や清算で忙しかった会計幹事の太田澄子さんと天神林和子さんを含め、ほとんどの方々が参加、それぞれ自慢の持ち歌を披露し、7時間余に亘る“白門41会デー”を締め括った。