2015(平成27)年度
第23回定時総会・講演会・懇親会開催報告

写真 柳下敏男幹事
絵巻 プログラム 宇佐美教授の感想 定時総会一覧
   

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全議案を満場一致で承認した。
 ●役員改選では、原則役員全員の重任と新任の相田・秋山両幹事を承認した。
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前田事務局長の後任未定のため、当面幹事長が事務局長を兼務することとし、
  後任の選任を幹事会に一任した。
 ●次回定時総会開催日時の決定は幹事会に一任した。結果は会報次号に発表。


 2015年度(第23回)定時総会・講演会・懇親会は、6月19日(金)、上野精養軒で来賓5名、会員等59名、計64名が出席して開催された。


総 会

 総会は、午後3時から、支部旗が掲げられた「銀杏の間」で開催された。
 冒頭、直井誠副事務局長から開会宣言とともに、幹事会で総会議長に島野栄幹事が選出された旨の報告があった。次いで宮田幹事長の開会挨拶の後、島野議長が挨拶し議事に入った。

 第1号議案2014年度事業報告及び決算に関する件」では、まず、宮田幹事長から、「当年度は定時総会、旅行会、ホームカミングデー参加など21の事業を実施した。会員の異動は入会者2名、退会者10名、物故者1名で、年度末の会員数は414名となった」などの提案説明があった。
 2014年度決算については、柳下敏男会計幹事から、収入合計130万円余、支出合計136万円余で、差し引き6万円余の支出超過となったが、前期繰越金が183万円
        
島野議長          余あり、次年度繰越金は176万円余となった旨の説明があった。併せて、後藤克己会計監事から、「2014年度決算書が正確であることを確認した」旨の監査報告があった。

 
第2号議案2015年度事業計画及び予算に関する件」では、宮田幹事長から、「前年度事業計画を踏襲したほか、隔年の会員名簿発行と卒業50周年記念事業準備を加え23の事業計画を策定した。総会イベントは音楽の夕べに代えて講演会としたほか、懇親会費参加費は平日開催により8,000円に抑えた。旅行会は9月16日・17日の日程で西伊豆戸田温泉バス旅行会を企画し参加者50名を目標に募集中。10月25日開催のホームカミングデーは例年同様参加する。箱根駅伝応援は10月の予選会が重要で多数の応援を期待する。その結果次第では年明けの駅伝応援と新年会に変更があり得る」などの提案説明があった。
 2015年度予算については、「収入合計117万円余、支出合計151万円余で、差し引き34万円余の支出超過となる。前年度繰越金が176万円余あり当面問題ないが、会費収入も減少傾向にあり、いずれ支出の抑制も必要となる。執行に当たっては経費節減を図り、次年度繰越金が予算よりも多くなるよう努力したい」などの提案説明があった。

 第3号議案「任期満了に伴う役員改選に関する件」では、宮田幹事長から、「明年卒業50周年記念事業があるため、原則として役員は全員重任とするほか、新任幹事として相田秀晃・秋山恒雄両会員を加え、新役員は監事84名、会計監事2名、計86名となる。ただし、前田事務局長については、幹事は重任するが、治療のため事務局長職は続投できず、後任も未定のため、当面幹事長が事務局長を兼務する。事務局長の選任については幹事会に一任願いたい旨の提案説明があった。

 
第4号議案次回定時総会に関する件」では、宮田幹事長から「幹事会で明年の卒業50周年記念事業を検討中のため、総会開催日を土・日とする可能性もあり、開催日時等の決定を幹事会に一任願いたい。結果は会報次号に発表する」旨の提案説明があった。

 上記各議案は島野議長のもとでそれぞれ審議され、満場一致で原案どおり承認された。
 報告事項では、宮田幹事長から住所不明者32名の報告があり、消息把握に協力を求めた。
 以上をもって総会を閉会した。


講演会
講師 宇佐美 毅 教授   
演題 NHK『朝ドラ』の魔力


 講演会は、午後4時から「銀杏の間」で開催された。
 中央大学文学部教授(文学博士)の宇佐美毅先生を講師に迎え、昭和33年開始以来、57年に及ぶ長寿番組のNHK「連続テレビ小説」について、「NHK『朝ドラ』の魔力」と題し、その歴史と作品、働く主人公、専業主婦主人公、放送・視聴形態のことなどを興味深い切り口で語っていただいた。
 ちなみに、近年のテレビドラマからは次のようなことが見えるとのこと。
・2013年以降、経済回復期の「困難に立ち向かう」ドラマが盛ん。
・警察・犯罪ドラマは相変わらず安定作品だが、飽きられてきた様子も見える。
・顕著な特徴はNHK「朝ドラ」の好調さ。
・『あまちゃん』⇒『ごちそうさん』⇒『花子とアン』と視聴者がむしろ増加した。
・視聴率が長期的低落傾向にあったNHK「朝ドラ」の驚異的な(?)回復。

懇親会

 
     乾杯 相田幹事
 
  
                
宇佐美教授(右側)      司会 島藤副幹事長
 懇親会は、午後5時から梅の間で、島藤傳副幹事長の司会により開催された。
 初めに宮田幹事長が挨拶し、その中で宇佐美教授へ講演のお礼、来賓紹介、新任の相田秀晃・秋山恒雄両幹事の紹介があり、併せて、病気治療のため続投を断念した前田事務局長のこれまでの職務への取組の様子を感謝を込めて紹介した。
 続いて来賓の中央大学常任理事の松丸和夫様、学員会副会長の榎秀郎様、白門三一会会長の長嶋富夫様、白門40年会会長の佐々木幸男様、42年白門会会長の小林定壽様からそれぞれ祝辞を頂戴した。
 次いで、新任の相田幹事の音頭で声高らかに乾杯が行われ歓談に入った。
 久し振りの再会で会場の随所にグループができ、近況や思い出話に花が咲き、親睦交流は一段と盛り上がった。途中記念撮影があり、最後は例によって角田副幹事長のリードで校歌と応援歌を合唱し、肩を組み輪になって『惜別の歌』を合唱した。(宮田)



 

 
                       
校歌・応援歌 角田勝副幹事長