硬式野球部出場
明治神宮野球大会観戦記

〜燃えた一日〜

2019.11.18  岡田憲明
優勝祝賀会絵巻 東都大学リーグ戦優勝 近況報告・エッセー一覧 プログラム

    

 中大は今季東都大学1部リーグ戦で15年(30季)ぶりに優勝、11月18日(月)、大学日本一を決める第50回記念明治神宮野球大会に出場し、首都大学リーグの雄、東海大と対戦。1塁側(中大側)のスタンドが一杯になった。東都大学リーグ戦優勝時にも見られなかった光景である。
 理屈抜きに勝負ごとは勝たねばならない。我が41会も宮田幹事長を始め10有余名が応援に参加した。試合は第4試合(ナイター)ということで、昼間勤務の人も多数応援に駆け付け、通常のリーグ戦では得られない空気が漂い、試合前から殺気立った雰囲気になった。
 試合は3回まで3-0の好スタートで始まり、41会のメンバーも肩を組み合い自然体で盛り上がった。しかしながら4回以降、攻めもここ一番が出ず、守りも鉄壁を誇る選手からエラーが続出、結果的に3-7で敗れてしまった(試合結果詳細はこちら)。15年にわたる低迷がここ一番で狂わせてしまったのか。選手間にも大舞台の経験不足が災いしたのか。目に見えない硬さが生じたのか。
 とはいえ、中大は15年間1度も2部には下っていない。2年前の春秋は最下位ながら入れ替え戦で勝利をものにしている。21校が覇を競う東都大学リーグの1部で試合が出来ることの意義を再度見直してもよいのではないか。中大根性のすばらしさを再度誇りにし、来期に期そうではないか。
 来年もプロ野球ドラフト候補、全日本の4番バッター牧選手、俊足で守備のすばらしさを持つ五十幡選手を筆頭によき選手が残る。今度こそ日本一を目指せるチームにこの冬を頑張ってほしい。バックには日本一の学生応援団がいる。楽しみが広がった。
 試合では負けたが楽しみが広がり、帰りの疲れもあまり感じず、また青山一丁目交差点近くの居酒屋での皆との一献も楽しくよい気持ちで帰路に就けました。