1月3日、日比谷通りを挟んで江戸城の石垣と内堀が見える第一生命日比谷ファースト前の中大応援団席前から箱根駅伝10区を応援した。
そこでは中大応援団のリーダー部が声を張り上げ、チアリーディング部が金色のチアポンポンを振り、ブラスコアー部が楽器を鳴らしてにぎやかに応援していた。選手たちが通過する頃になると応援はますます熱気を帯びてきた。日比谷通りの両側は観戦の人々で埋まり撮影場所もなかなか見つからない。
まもなくトップの駒大が通過し、1分遅れて赤い襷の中大アンカー助川拓海選手が力強く駆け抜けた。3位の青学はさらに5分余り遅れて通過した。これを見れば中大の準優勝はもはや確実、応援のOG・OB達は安堵の胸をなでおろしたことだろう。
陸上競技部報告会は大手町の常盤橋公園で開催されることがわかり、41会関係者は地下鉄で現地へ向かった。公園では例年開催場所となる渋沢栄一像付近に人影がなかったため石垣の内側に回り込むと、すでに大村理事長、佐藤応援部長、野村陸競技上部長、藤原陸上競技部監督、陸上競技部選手、応援団員らが集合し、大勢のOG・OB達に囲まれていた。報告会ではまず大村理事長と野村部長から応援へのお礼の挨拶があり、藤原監督は応援へのお礼とともに駅伝の状況を報告し選手を一人ひとり紹介した。
駅伝応援の後、15時30分から上野精養軒本店で41会会員と佐藤応援部長ほか応援団関係者計23名が参加し、3年ぶりの新年会を開催した。宮田幹事長と佐藤応援部長の挨拶の後、歓談に入ると、箱根駅伝で中大が予想以上に健闘して総合準優勝を達成し、来年の箱根駅伝100周年での総合優勝が視野に入ってきたこともあり、会話も弾み、明るく新年を祝った。また、佐藤先生からは、母校では都心展開のため、現在の後楽園・市谷田町両キャンパスに加え、本年4月に駿河台・茗荷谷・小石川各キャンパスをオープンし、学生数は多摩55%、都心45%になるという話も伺った。最後に角田元応援団長のリードで母校と陸上競技部の益々の発展を祈りエールを送った。
新年会の後は、京成上野駅近くの居酒屋「がんこ上野本店」で10名が参加して二次会を開催しさらに親睦を深めた。 (宮田永生)