箱根駅伝予選会応援報告
中大6位
「本大会では3位以内を目指す」
藤原監督
2024.10.19
宮田永生
写真 柳下・宮田
   

箱根駅伝予選会メンバー

 2024年10月19日(土)午前10時、箱根駅伝予選会応援のため、当会は青梅線「西立川駅」前の国営昭和記念公園「西立川口ゲート」に集合し「みんなの原っぱ」へ向かった。
 そこには箱根駅伝予選会出場の43大学の学生・OB・OGたちが集まり、レース実況中の特設スクリーンの前には大勢の人々が詰め
かけていた。
 今年の箱根駅伝本大会では、中大は優勝候補の一角と目されていたが、選手16人中14人が風邪感染で体調不良者が続出し、まさかの13位でシード権を逃した。このため、今回3年ぶりに予選会からのスタートとなった。


  

 予選会は陸上自衛隊立川駐屯地~立川市街地~国営昭和記念公園の21キロ余のハーフコースで行われた。しかし10月半ば過ぎにもかかわらず気温は30℃に達し、ランナーにとって最悪のコンディション。スクリーンには選手たちの過酷なレースが映し出され、中には熱中症のためフィニッシュ10m手前で倒れ意識を失う選手も出た。
 応援者たちは炎天下、スクリーンを食い入るように見ていたが、中大選手は9人目までは順調にフィニッシュしたものの、目安となる10人目がなかなか姿を見せない。しかもようやく10人目がフィニッシュしたときの中大の順位は11位と表示され、応援者たちは本大会出場枠から外れたのではないかと気をもんだ。

  

 その心配は、11時10分から「みんなの原っぱ」で本部の予選会結果発表があり、中大の最終総合タイムは本大会出場枠10大学中6位だったことが分かり解消した。このためまもなく同所で開催された中大陸上競技部報告会は安堵感に包まれていた。
 報告会では、今回はマスコミ対応のため選手たちは姿をみせず、河合学長、野村陸上部
長、藤原監督、選手代表がそれぞれ挨拶し、応援への感謝と本大会への期待や抱負を語った。
 野村部長は今回の予選会は11月3日の全日本大学駅伝への出場や選手の体調のこともありエース級選手が出場していないこと、藤原監督は年明けの箱根駅伝本大会では3位以内を目指していることなどを述べた。

 
          
応援へのお礼と予選会報告をする野村陸上部長
 予選会応援の後、当会は立川駅北口の「新中華」で12名が参加して慰労会・懇親会を開催し、年明けの第101回箱根駅伝本大会での中大の優勝を祈念した。
 当日の参加者は、金谷、室谷、久保寺、池田(勝)、鈴木(昭)、西川、浅沼、佐藤(武)、直井、柳下、角田、宮田の12名。

   

   
             立川駅北口「新中華」での懇親会
  
              当日の立川駅構内通路の風景