
当会「大相撲観戦&ちゃんこ」参加者は5月23日(木)午後3時30分、JR両国駅西口に集合した。これまで大相撲観戦チケットの入手が難しかったが、今回知人の助けを借りて観戦チケットを入手でき、4年ぶりの開催となった。
西口を出て目の前の国技館の塀に沿って正面入口へ向かった。我々の席は2階西側にあり、外国人観光客の行列の後をまわり隣の扉から入った。天井から吊るされた屋根と土俵を中心に八角形に広がる会場はほぼ満員の観客で埋め尽くされていた。
大相撲五月場所十二日目。間もなく幕内土俵入りが始まり、偶数日のためまず西方力士が西の花道から行司を先頭に土俵に上がり、左回りに進み、観客側を向いて円形に並ぶ。力士全員が土俵に上がると、こんどは一斉に内側に向き直り、柏手を打ち、右手を挙げ、化粧まわしを両手でつまみ、両手を挙げる、という一連の所作を行い花道へ戻って行く。東方力士も同様の所作を行った。派手な化粧まわしを締めた幕内力士の勢揃いは壮観だった。
幕内では、中大OBは前頭十二枚目「一山本」と前頭二枚目「豪ノ山」が出場した。結果は「一山本」が「竜電」に押し倒しで勝ち、「豪の山」は「平戸海」に押し倒しで敗れた。中大OBは幕内以外でも十両十四枚目「風賢央」、幕下十二枚目「矢後」、幕下四十五枚目「納谷」(元横綱大鵬の孫)が出場している。
結びの一番は、立行司木村庄之助により、横綱休場のため、関脇「若元春」と大関「琴櫻」が対戦し、掬(すく)い投げで「琴櫻」の勝ち。弓取式は高砂部屋「朝乃若」が務めた。
当会参加者は中大OBのほか、それぞれひいきの力士を応援し、一喜一憂しながら見守っていた。この日の成績上位は、快進撃を続ける小結「大の里」を始め、前頭十四枚目「欧勝馬」、前頭十枚目「湘南乃海」、大関「琴櫻」の4力士が9勝3敗で並んだ。
大相撲観戦の後は、国技館を出て、櫓(やぐら)から跳ね太鼓が鳴り響き、多数ののぼり旗がはためく中を懇親会場へ向かった。会場は両国駅東口の「ちゃんこ友路」で12人が参加して具沢山のちゃんこ鍋を囲み宮田幹事長の乾杯で賑やかに懇親会を開催した。
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