4月に実施いたしました俳句の会のご報告いたします。
参加者は前回より1名増えて8名でした。
お一人3句作っていただき、寄せられた俳句は23句でした。
次に皆さんに選句をしていただきました。
作者名を伏せた一覧表の中から一番良いと思われるのを1句その他2句を選んでいただきました。
それを集計したものが以下の選句結果です。
特選は2点並選は1点として得点をつけたものです。
得点 俳 句 作者
5点句 十五年還らぬ妻と夢花見 輝夫
4点句 百年の旧家を照らす朧月 紀彦
2点句 見上げれば幸せ満つる花見酒 晟子
〃 鍵盤の踊る指先風光る 紀彦
〃 ポストまで歩いて五分花見かね 邦成
1点句 23文月を忘れてゐたりポストマン 邦成
〃 桜散る打ったボールもフォアーかな 昭夫
〃 桜散るせわしく閉まる自動ドア 紀彦
〃 好運の春風に乗って傘寿超え 輝夫
〃 花の酔懐具合を映し出す 昭夫
〃 無病では話題に乗れずオービー会 紘志
〃 寒風の吹き抜ける駅二十二時 昌身
以上、点の入った句12句でした。(大森記)