8月24日 (日) 朝から夏の強い日射の中でいつもの白門41会のメンバーは、インターカレッジ=ボート競技の応援に戸田ボートコース場中央大艇庫前に陣取る。総勢約30数名、 午後4時出艇予定のエイトの決勝スタート時間までの長い長い時間を、辛抱強く待つこと数時間、 やがて田中兼勝君の解説兼実況中継 (?) によりはるか2000m先でエイト5艇がスタートしたことを知る。
待つこと5分間、 水すましのように見えて来た我が中央大エイトのクルーが、 日大、慶応、 法政、 早稲田のクルーを一艇身以上離して一瞬の間、
我々の目前を力漕してゆく、鴻池 (元) 応援団長の力強いエールも平山女史の華やかな声援も多勢の歓声にかき消され数秒で通り過ぎ2000mの決勝ゴールに矢のように飛び込んでゆき、
〔6分間〕の勝負は終る。
5分58秒30中央大学審判の判定放送で一同優勝を確信。その場で、大阪から応援に駆けつけたボート部OB中西先輩、日坂元監督、 池上前監督、 田中教授、
前野教授、 北川 (元) 教授、 多数のボート部OBと一緒に我々、 白門41会一同も、 カンビールで 「乾盃」。
表彰式は、 三笠宮殿下の祝辞そして、 栄光の中央大エイトクルーズには、 我が白門OBの土屋埼玉県知事より1人1人にメダルが授与されると再び大きな歓声と応援旗が打ち振られる、 その群衆の中で誰かが後ろでつぶやいた。 「この6分間の応援のために暑い長い1日だったなあ」……。しかしご心配なく、 喉のかわきは、 戸田ボートコース場近くの中華屋さんで、 ギョウザをつまみながら冷えたビールで再度乾盃。
次回は、 陸上の応援ね!”と元陸上部OGの平山女史。 いや今年は野球も東都二部優勝を期待しているので野球の応援も”と中央野球部全盛時代の野球部OB、若林君。
テーブルを囲んで前田、 志村、 鴻池、 島野、 小塚の面々も東都優勝時の栄光の野球部の活躍時にタイムスリップ、 話しが盛り上り、 青梅マラソン・箱根駅伝応援の再会を期して、
〔6分間のための長い一日〕に別れを告げた。 (島野 栄)
|