真夏の夜空を彩る光と音の祭典、 花火大会は、 徳川吉宗の享保期に、 隅田川や江戸川で犠牲者の供養や悪疫払いのために水神祭りが営まれ、 日本花火の宗家
「鍵屋」 が20発の花火を打ちあげたのが花火大会の始まりと言われています。
今の花火は、 明治時代に科学薬品を混ぜて開発されたもので 「洋火」 と呼ばれ、 華やかでパッと散るのが特徴だそうです。
江戸時代から伝わる 「和火」 は、 いつまでも燃え、 柳のように落ちていくのが特徴で、 地味ですが 「一期一会」 のような余韻があります。 夜空には、 心を強く深く広くするように星が輝き、 天運を定めるように、 またひとつ星が舞い降りました。
「41会」 のお酒の味も心良く伝わり、 参加の皆様の出会いに、 涼と感動を与えてくれました。 幹事の皆様のお心づかい誠にありがとうございました。
(文・児玉康孝)
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