第4回定時総会報告
市橋副会長を迎え講演
1996.6.8
ゆうぽうと五反田
(「白門41会だより」第8号より)
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 総会は、 議長志村の議事進行のもと、 長内幹事長の挨拶に始まり、 1995年度事業報告、 96年度事業計画の提案が各役員よりなされ、 所定の議題は満場一致で可決された。 議題の中では、 設立年数が少ないわりには会員数が多いこと、 多くの会が活発に活動し、 会員相互の親睦を深めていること等が特に注目された。 報告事項の中で、 藤本事務局長より、 年会費徴収の口座振替手続きの現状について報告があり、 未手続き会員への再度のお願いがあった。
 続いて講演会に入り、 講師として学員会副会長・弁護士の市橋千鶴子氏 (昭29法卒) が 「中大と今日の私」 というテーマで、 中大をとおしての人との出会いにより運が開けていった自分の人生について感動的なお話をいただき、 それぞれが、 自分自身を懐古しながら聞き入り、 大変楽しい時間を過ごした。
 引き続き懇親会に入り、 岡田君、 島藤君の司会のもと、 来賓として中央大学常任理事小塩節氏より祝辞をいただいた。 中央大学理事長内海英男氏よりの祝電披露の後、 香港から駆けつけてくれた土田君の発声で乾杯、 懇親の宴に入った。
 しばし時の経過を忘れての会話が弾むなか、 遠方より参加の会員紹介、 会員の自己紹介等予定の時間がまたたくまに過ぎ去り、 最後に角田君、 鴻池君のリードで、 校歌、 応援歌、 惜別の歌を声高らかに合唱し、 来年6月14日 (土) の再会を楽しみに散会となった。
                            (副幹事長・志村元良)


     第4回白門41会年次総会を終えて
  
         (白門41会だより第7号)
 去る6月8日 (土) 五反田駅から程近い 「ゆうぽうと」 を会場にして、 白門41会の第4回定時総会が開催されました。 参会した同期生は、 遠く香港から駆けつけてくれた土田和正君を始めとする総勢80余名、 年1回の旧交を温める機会とあって、 話題も酌み交わす盃も尽きなく、 予定時刻を越えて遅くまで盛り上がりました。 会場確保にご尽力いただいた入江昭雄君、 また当日の運営にあたって裏方として活躍してくれた幹事の皆さんに、 厚く御礼申しあげます。
 お客様には、 学校法人中央大学を代表して小塩節常任理事 (文学部教授)、 そして学員会本部から市橋千鶴子副会長 (弁護士) をお迎えし、 それぞれ心温まる励ましのご挨拶をいただきました。 とりわけ、 市橋先生には、 講演会講師の役目までお引き受けいただくというご無理をお願いしてしまいました。 「中大と今日の私」 というテーマの講話は、 先生が中央大学での数々の出会いによって、 女性法曹の道を歩まれるに至った経緯を淡々と紹介されながら、 私たちに深い感動を与え、 中大人としての熱い想いを奮い立たせてくれるお話でした。 その上、 先生はささやかな講師謝礼もご辞退なされ、 二次会費用に充当するようにとお申し出くださいました。 ここに合わせてご報告し、 会員諸兄姉とともに心からの感謝を捧げたいと存じます。
 さて、 今年は私たちにとって卒業30年という節目の年にあたります。 まだまだ働き盛りとはいえ、 これから次第に人生の円熟期に入り、 これまでとはまた異なった形で、 来し方行く末を考えなければならない年齢になりました。 その時にあたって、 41会としては何をなすべきか、 それが今総会における私たちの課題でした。 そのために幹事会を幾たびか開催し、 今後の事業計画について種々検討した結果、 「全国に散らばる会員相互の絆の強化」 を活動の柱に据えていこうという方針が確認されました。
 この方針に基づいて各種の企画が立案され、 総会の承認をいただきましたが、 その目玉となるのが地方在住会員と在京会員の協力によって実施する 「旅行会」 です。 初めての試みとなる今回は、 静岡県在住の藤井嗣也、 長谷川吉昭、 天野進吾、 新里秀範各会員に現地世話役をお願いすることになりました。 忘年会をかねての開催ということですので、 近県にお住まいの会員はふるってご参加ください。 なお、 この企画は、 今後も開催地を変えながら実施していく予定でおりますので、 各地の会員から開催候補地としての名乗りをお待ちします。
 このほかにも、 スポーツ応援や江戸川花火大会など、 数々の企画を用意しました。 その内どれかひとつでも、 予定表の中に繰り込んでいただければ幸いです。 とくに、 多摩キャンパスをまだ訪れたことがないという会員には、 是非10月のホーム・カミング・デーや4月の観桜会にご参加くださり、 現在の中央大学の姿をご覧いただきたいと思います。 大学に奉職している同期生がキャンパスをご案内します。
 来年の総会は、 6月14日 (土) に開かれます。 この1年の皆様のご健康とご多幸をお祈りしつつ、 第5回定時総会での再開を期して・・・・・。    (幹事長 長内 了)