第8回定時総会報告
ー人生の和を目指してー
2000.6.10
上野精養軒
(「白門41会だより」第19号より)
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 第8回白門41会定時総会及び懇親会が6月10日(土)東京台東区上野公園内の「上野精養軒」において開催、去年に引き続いて同じ場所での会となった。
 総会の始め、議長として高見(経)幹事を選出、平成11年度事業報告、会計報告を長内幹事長、阿部幹事から報告し、小森会計幹事から会計監査報告があり、全員一致で了承した。
 次いで平成12年度事業計画が長内幹事長より報告し、了承、各幹事の主催する項目、日時、内容等を検討した。
 総会に引き続き「ボケ予防と咀嚼(そしゃく)」と題して、東京医科歯科大学の志村則夫先生の講演会に入った。その中で先生は次のように話す。
 「病気が、健康と同等のいのちの顕れであり、いのちが本来の働きにない状態である時だとわかると、思いは憎悪や恐れではなく、いのちの働きを取り戻す方向に向くのです。自然に生きざまが問われる。これは、病気を持ってなお、こころ穏やかな自分の誕生である。この時、いのちは自身の狭い心に気づき、外界とのコミュニケーションの自由度を高める。こうして人は元気を育て、今を生きる。」非常に的を得た言葉だと思った。講演後は先生も懇親会に出席して頂き会員との交流を深めた。
 講演会の後、懇親会に入り、来賓として中央大学常任理事辰川弘敬氏、学員会副会長長田繁氏から現在の中央大学の在り方や今後の経営方針の話があり、さらに励ましの言葉をいただいた。
 その後遠方より参加した会員を紹介し、各体育会OBの活動報告があり、終始なごやかな会となり、最後応援団OBの角田、高橋君のリードにより、校歌、応援歌、惜別の歌を会員で合唱しお開きとなった。
                              (鈴木 勲)