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病は気から

巣山英毅


 コロナウイルス感染の収束が、依然として見通せない非日常が続いています。そんな中自然の四季は規則通り? に巡ってきます。
 今回は個人的な病気について話してみたい。
 今年の花粉の時期も過ぎたのだが、クシャミ、鼻水が止まらず家内からもうっとぅしいとのクレームもあり、またこんな状況はここ数年続いていたが今回は異常に多く、いつもと違う感じがしていたので、元来医者嫌いな私も耳鼻科を受診する事にした。
 80年の人生の中で病気と言うものは、15歳の時の虫垂炎の手術、50代の帯状疱疹、11年前69歳の時の特発性血小板減少性紫斑病(指定難病63) という難病に見舞われた他は、5年に1度の高熱が出る扁桃腺だけでした。
 この難病は、年間3000人位発生していますが、その原因は不明です。この病気は血小板が壊れて血が止まらなくなる病気です。私も入院3か月半、自宅療養1年で症状が回復し、現在は特に問題はありませんが原因が不明なためいつ何が起こるか注視していなければならないのが現状です。
 今回の耳鼻科では、鼻全体のレントゲン撮影と血液検査が行われた。レントゲンの結果、鼻の中には特に目立った症状はなく、血液検査待ちとなった。
 15種類のアレルギーに関する検査の結果、杉花粉の数値が6.7の反応があるが、この数字では花粉症とは言えない結果になった。
 それでは何か?
 診断結果は、血管運動性鼻炎(一般的には、温度アレルギー、または寒暖差アレルギー)となった。この原因は、自律神経の乱れによるものであるとのこと。
 今までの症状や発生の状況は、冷気,湯気、塩分、アルコール等によって頻繁に起こっていた。
 このため、鼻炎の症状の軽減と慢性副鼻炎にならない薬の処方をしてもらい服用した結果、クシャミ、鼻水も止まりだいぶ楽になった。
 医者嫌いとは言え、難病にもなったのだから我慢せずに早く専門医を受信すべきであると大いに反省したところです。
 特に現在は、原因不明なコロナウイルスが蔓延しており、十分な治療薬の開発もされておらず、漸くワクチン接種が始まったばかりだけに、医者嫌いと言わずに注意して専門家に委ねるよう心掛ける事にしました。
 皆様も健康に十分留意して、残された人生100年を楽しく豊かに暮らしましょう。