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新年を迎えて

今成 邦子


 新しい年を迎え、私は八十四歳になりました。あっという間に過ぎたような気が致します。日頃から七十五歳で死亡した両親の年迄生きればよいと思っていましたが、九年も長く生きたことに改めて幸せ(?)を実感しています。
 両親が生きていた頃より、食生活が豊かになり、また医学・薬学・医療機器の発展によるものと考えられます。しかし歳を重ねるにつれ「フレイル」を自覚致します。たとえば疲れやすい、体重の減少、歩幅が狭くなり歩行速度が落ちる、階段の昇降時手すりに掴まる、握力が落ち等々です。このまま放置するとロコモ(運動機能の衰え)、やサルコペニア(筋肉量の減少)になり、要介護状態に陥ってしまうのではないかと危惧し、元日に計画を立てました。一日三十分から一時間のウォーキング、テレビ体操、筋トレ(つま先立ち、膝伸ばし、食事前のあ・い・う・べ体操)です。あいうベ体操とは口を閉じて行う舌の体操です。舌で上・下の唇を押したり、舌で左・右の頬を押したり、また口唇の内側に舌を入れ左・右回す等です。
 三日坊主になるか自信がなかったのですがテレビを見ながらでも実施し、三週間経ちました。
 計画倒れにならないよう引き続き実施し、健康寿命を延ばし四十二年白門会等にいつまでも参加できるようにしたいと思います。
 皆様も始めてみませんか。