第63回鑑賞会
狂言やるまい会 東京公演
― 敬老の日スペシャル―
(下記は行事案内より一部転用)
やるまい会は、出演・野村又三郎、奥津健太郎、野口隆行他で、毎回様々な
テーマを設け公演していますが、今回敬老の日に因んだ番組は次の三番です。
才宝(さいほう)/蝸牛(かぎゅう)/泣尼(なきあま)
なお、敬老の日スペシャルとして、70歳以上のペア(組合せは問わず)の参加
者には、先着5組10名の方に1,000円のキャッシュバックがあるそうです。入場の
際、「白門40年会」と名乗って下さい。詳しくはチラシをご参照下さい。
常任幹事 前田紘子
◎ 日 時 平成28年9月19日(敬老の日) 13時半開演 15時半終演予定
◎ 会 場 喜多能楽堂 JR、東急、地下鉄「目黒駅」近く
◎ チケット代 4,000円(月中正面席)
◎ 申し込み 8月31日(水)まで
第63回鑑賞会
狂言やるまい会 公演 9月19日(月・敬老の日) 古谷 泰久
於;目黒喜多能楽堂 参加17名
敬老の日のスペシャルと銘打っての公演、70歳以上の観客にはプレミアム付きの
特別企画もあり、演目は「才宝」「蝸牛」「泣尼」いずれも老人と敬老を主題としたも
のでした。
野村又三郎は二演目で老人と老婆の二役を演じ分け秀逸でした。足腰を曲げ肉体
的負担にも耐えてそれぞれの役の個性と、年寄りとは云え男女の違いを表現するの
はお見事につきます。やるまい会公演も回を重ねる毎に、子役は育ち若手は中堅に
成長、又三郎は益々円熟味と重厚さが出て狂言界の重鎮になりつつあります。役者
の成長をみるのも、やるまい会の楽しみです。
台風の余波で雨も激しく降る中、多数の会員が参加し狂言を楽しく鑑賞しました。
和服姿も決まっている受付嬢
ロビーにて開演を待つ40年会メンバー 撮影;古谷泰久