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箱根駅伝予選会見聞録(2016.10.15)

 10月15日、平成29年の箱根駅伝の予選会が立川の昭和記念公園で行われた。
昨年の箱根駅伝で10位までのシード権を取れなかった各校が予選会を開き、そこで上位10校を来年の箱根駅伝本番の参加校を決定するためのコンペ。
 そこには各校の関係者・応援者などざっと1万人ぐらいが集まる。わが白門44会は当日9時に立川公園西立川ゲート前に小畑・松木・中尾・大西と白門45会常重の計5名。ほかの人は立川口の入り口から入ったと思うが会場が広く出会わなかった。





 9時35分に旧立川飛行場の最南端に、駅伝予選会参加50校所属の各14名が、本年の順位やタイムの実績で順次外に広がる陣形で並び、ヨーイドンで約700名の選手が一斉に出発。
 昭和記念公園のコースを20km一斉に走った各校上位10名の走行タイムの合計で、駅伝本番に10校が決まるというシステム。
 当日は2週間ぶりにいいお天気に恵まれ、ここに約700名が一斉に走るのだからすごい迫力。
 駅伝も時速20kmぐらいだからアッという間に走り去る。見物客は長時間待っても実際見られるのはほんの一瞬。カメラで写そうとしてもシャッターのほうが遅いのが実態。ああー・・行ってしまった! 選手が汗を流し喘ぎながら走り、バランスを崩してこけそうになるなどは目の前で見えた。応援者はどの選手に対しても、がんばれ!がんばれ!と。中央の選手は比較的速かったが・・





 選手の記録を集計するのは役員の仕事で、「みんなの原っぱ」で数千人が今か今かと発表を待っている。
 第1位大東・第2位明治。創価・法政・神奈川・上武・拓殖・国学院・国士舘ときてあと1校。固唾をのんで待っていると10位は日大。なんと中央は11位。ああー中央敗れる。
 伝統校中央は予選会にも敗れたり。
 この4年間シード落ちでも本番には出場してたが、今回ついに予選会でも敗れ駅伝本番に白いユニフォーム姿が見られなくなる。
 一栄一落これ春秋という言葉がある。すべて栄枯盛衰があり以前と同じはない。
 本年就任した藤原正和監督は3年以内にシード権を獲得し10年以内に総合優勝を目指すとしているが大いに期待したい。
 ただダーウインでないが、体力がいいから生き延びるのではない、頭がいいから生き延びるのでない。環境に適応できる種だけが生き延びられると。
 速く激しい変化の時代にわが母校中央はこの哲学をどう考えるか。これは一つ駅伝ばかりではない。


大西 勉


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