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農作業の負担軽減体験会を白門りんごの会が三戸町と理工学部とを繋ぐ!!

 理工学部精密機械工学科の中村太郎教授と山田泰之助教授の研究室が、ナブテスコ株式会社と共同研究開発している装着型腰部アシストスーツ(荷物の積み降ろし・搬送用)・装着型上腕アシストスーツ(上向き作業を補助する)2種類の工業用アシスト装置を、青森県三戸町で生産者に実際に装着してもらい、農業支援への実現可能性を模索するための実演・体験会が実施された。(体験会2018年1月14日(日)三戸町ジョイワーク三戸)
 白門44会支部(吉永匡宏支部長)・白門りんごの会(会長 松木茂夫)が東日本大震災の復興支援として、地域町興し、さんのへりんごのブランド力向上のため、白門りんごの会が、三戸町と5年前から地域交流していることが縁で今回実現した。
 その体験会の様子は、当日夕方、青森テレビ放送のニュース番組で報道された。
 又「高齢農家に救世主」・「三戸町と中央大学実用化の可能性を探る」と題して地元紙デーリー東北に大きく報道された。
 松尾町長がその記事の中で「農家の高齢化や若手農家への頼もしい味方になるのではないか」と実用化に期待を寄せた。と話している。
 大学の公式HP・理工学部研究室HPに新着ニュース欄(2018/1/17)に「青森県三戸町と農業支援用アシストスーツの実演体験会を実施しました」と掲載された。
 本体験会には、理工学部の中村太郎教授・山田泰之助教・研究支援室工藤謙一工学博士・研究室学生荒川氏・渡辺氏・ナブテスコ株式会社横山和也氏・りんごの会松木会長が参加。
 体験会当日、地元生産者はじめ、地域住民・青森県関連・議員・地元白門会支部OB等を含め50余名が出席、全員が2種類のアシストスーツを着用、りんごのもぎ取りやりんご箱の運搬などの作業を実体験した。
 冒頭、松尾和彦町長から、今回の実現に至った経緯や生産者の作業負担軽減策の趣旨について話され、其の後体験会が開始、松尾町長自らアシストスーツを着用し実体験された。軽やかにもぎ取りをされていた。
 終了後、山田助教は、「生産者から頂いたアンケートや生の声を元に,改良を進めたいと思います」と話されていた。
 今回の農業支援用アシストスーツに関する改良点・製品化について、今後、理工学部と三戸町との間で地域連携協定の締結に発展していくことを期待したい。











(記・松木茂夫)
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