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白門リンゴの会 第2回収穫体験ツアー

 白門りんごの会では平成26年8月4日、5日 1泊2日で第2回収穫体験ツアーを実施、26名が参加しました。この催しは昨年に続き2回目で、りんご生産地三戸の町役場(町長:竹原義人)、生産者である梅内りんご組合(組合長:船場敏)の全面的な協力を得、白門りんごの会(会長:松木茂夫44会)が手作りで企画立案し実施したものです。
  今回は青森県庁(農林水産部)の特別なご支援をいただき「青森ねぶた祭り」観覧が実現、青森の伝統芸能に触れる機会を得ることが出来、収穫体験ツアーがさらに印象深いものとなりました。

第一日目(8月4日)
 天候が不安定で心配されましたが、大きな崩れもなく東北新幹線「はやぶさ5号」は定刻8時20分東京駅を発車、飲み物購入班の待つ大宮へ。
 8時44分大宮乗車組が加わり、全員が揃い乾杯。修学旅行よろしく賑やかな車内となり、隣席の迷惑とならないよう幹事からの注意もあり、節度ある会話を楽しみながら一路奥州へ。仙台、盛岡を経て予定通り11時30分新青森駅へ到着。在来線特急「白鳥5号」に乗り換え11時37分終着青森駅に到着。

 青森在住の木立氏(44会)の出迎えを受け、同氏の案内で投宿予定のホテルまで移動。ねぶた祭り期間は観光客延べ約300万人、青森市の人口約30万人の約10倍の人出で市内ホテルはどこも満室状態。
 荷物をフロントに預け、昼食会場のアウガ新鮮市場のある郷土料理店「りんご箱」へ 新鮮な海の幸が盛られた海鮮丼に舌鼓を打ち大満足。昼食後、会長、3副会長の4名は青森県庁を表敬訪問
 その間一行は木立氏の案内で青森市内見学。係留保存されている青函連絡船の最終航行となった八甲田丸に乗船、鉄道連絡船として本州と北海道を結ぶ大動脈であり青森市発展の礎に寄与した往時に思いをはせました
 
そして隣接の新名所14階建てピラミッド型アスパス観光物産館を見学。13階の展望台からは青森港を望み市内が一望でき絶景。ねぶた展示コーナーでは実物の山車を台座部分から間近で観賞できました。16時にホテルに戻りチェックイン。
 ロビーには副会長の藤原薫氏(44会)の三戸高校時代の恩師成田清見先生の出迎えがあり、純米酒の地酒「ねぶた」の差し入れをいただきました。
18時に木立氏手配の内容ボリュウム豊富な特製折詰弁当と地酒とビール等飲物を各人持参で「ねぶた観覧会場」へ出発。指定の観覧席は県庁の並び裁判所向かいの申し分ない場所

18時30分薄暮の沿道は観客でほぼ埋め尽くされ、祭袢纏姿のグッズ売りの少女も大忙し

 夕闇せまりくる19時いよいよ「ねぶた祭」開始

17台の「ねぶた」が出陣

選ばれたねぶた師の面々が1年をかけ伝統芸能の技の粋を競う迫力満点の山車、跳人達の掛け声と踊り、そして笛の音が相俟って祭り参加者と観客が一体となり最高潮。
 さすが日本を代表する夏祭り、国の重要無形民俗文化財を心行くまで堪能





























 21時終了後は混雑で歩みもままならない事情の中、これまた木立氏の配慮で2次会場が確保され、地酒と郷土の味で打ち上げ、余韻さめやらぬ大満足の一日となりました。



第二日(8月5日)
 6時30分朝食、8時ホテル出発。雨模様のため青森駅までタクシーに分乗。
 青い森鉄道、青森駅8時35分発、八戸行に乗車

八戸までの19駅に停車、約1時間半ローカル線の旅を楽しみました。車窓は浅虫温泉までは右に陸奥湾の一角である青森湾、野辺地までは野辺地湾を望み

八戸までは「青い森鉄道」の文字通り林野地帯の中を進みました。
 愛妻の郷里近くを通過するとのことで車窓の眺めを楽しむ常重氏(45会)は地元の銘酒「桃川」を手に感無量の様子

八戸駅に近づくほどに心配した雨も徐々に上がり一安心

定刻10時5分に八戸駅到着

 改札口には三戸町役場農林課小島貢課長の姿。そして、盛岡在住の米本清一氏(44会)も合流、八戸駅構内で待機の三戸町役場専用バスに乗車

 小島課長から歓迎の挨拶があり、三戸のシンボル11匹の猫が描かれた専用バスは一路三戸町へ

予定された懇親野外バーベキュウの会場は夜来の雨で泥濘が残っているとのことで、急遽三戸町梅内ふれあい会館に会場変更。
 準備の都合もあり、行程を変更し生産者である梅内りんご組合、船場敏組合長の農園へ。ビニールハウスでトマトの収穫体験。純粋新鮮なトマトジュースも試飲、自然の風味満点で超美味



 次に緑一面のピーマン畑へ、船場組合長ご夫妻の指導で収穫体験



勧められるままに生で試食。歯ごたえを感じながら、ほんのりした甘味が口に広がり、太陽の恵みを直に食した感

トマトとピーマン、緑黄色ならぬ緑赤色の採りたて野菜を手に皆満足な笑顔。時計も12時を回り、船場組合長の農園を後にして、バスは懇親会場へ

12時10分梅内ふれあい会館前に到着すると、バスから降りる会員を出迎えの竹原義人町長が一人一人握手で歓迎



早速に会館前で記念撮影

 天候が回復し日差しも強くなり、寧ろ屋内の懇親会場は凌ぎやすくほっと一息。
 竹原町長、船場組合長から歓迎の挨拶、松木会長の挨拶があり





小島農林課長の乾杯の音頭で懇親会に入りました

滝田前農林課長、貝守前農林課長補佐も駆けつけていただき



懇親の輪に。各テーブルには生産者のご婦人達のご協力で準備された地元産の田子牛、ピーマン、たまねぎの炭火焼、三戸ならではの煎餅汁、そして?ぎたての桃が振舞われ、各テーブルには生産者組合の方々を交え生産物の説明や生育現場の苦労話しなども伺いながら、有意義で楽しいひと時を過ごしました



















 そして町長、組合長も各テーブルを回り大サービス。今年はりんごの生育も順調で、10月と12月の2回10キロ入りが届く予定

14時、宴たけなわでしたが進行係の高屋敷課長補から所定時刻の経過がつげられ、中締めとなりました。 
 お土産は昨年も好評であった地元田子産の大粒でふくよかなニンニクが一人一人に手渡され、思わず笑顔がこぼれました。町長はじめ役場の方々、生産者の皆様の見送りをいただき、別れを 惜しみながら懇親会場を後にしました



 当日は地元新聞社デーリー東北の取材があり、8月7日朝刊に掲載されました。(掲載記事はこちら>>
帰路、三戸道の駅「産直広場」で地元産土産買物、小休憩後、馬淵川の清流を眼下に望郷大橋を渡り一路八戸駅へ



 農林課の小島課長と高屋敷課長補佐から来年以降もりんごの会が継続できるよう努力していきたいとの挨拶があり、最後まで一緒に行動をともにしてくれた、両氏に感謝。15時40分予定どおり八戸駅に到着。帰路は東北新幹線16時16分八戸発はやぶさ26号に乗車。
 大宮18時38分、東京19時4分の定刻に到着。全員無事帰宅。ねぶた期間中で、新幹線切符、宿泊場所の確保に苦労、台風の影響で天候も心配しましたが、概ね予定通りとなり、大満足との参加者からの言葉をいただき、幹事一同胸をなでおろしております。
 追伸 80人の会員の皆様に10月第1週今年第1回目のりんご36個が届きました。上段18個は赤い「早生ふじ」淡い酸味と甘味が程良くミックスし早取れりんごの風味満点、下段18個は黄色「トキ」はとても円やかで上品、デリシャスの一言に尽きます。

 今年は、はやばやと美味なりんごが楽しめなんとも幸せな心持、会員の皆様の期待にこたえられたのではと思っています。

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