中央大学理事長・学員会会長
久野　修慈

中央大学で学び、その仲間たちと交わり、触れ合った思い出の卒業パーティー、さらに 卒業後もその想いを持ち続け、同窓、諸先輩と交わることができる学員会支部の設立と いうこのプロセスが、今年で５年目を迎えようとしていることは誠に喜ばしいことでありま す。ご存じのとおり、今年から４年生を対象といたしました学員会準会員制度が発足し、 在学生・卒業生・大学・学員会を一体とするオール中央体制が一層促進されることが期 待されております。

　さて、歴史と伝統を重んじる母校中央大学が、学問の府として今迄果たしてきた社会的役割は万人の 認めるところであります。それだけに２１世紀に向けて、世界に存在感のある大学として更に更に飛躍していくことが今後求めら れ、それに力強く応えていかねばなりません。

　そして、その為にも学員(OBOG)の皆様のより一層のご活躍、並びに結束力の強化が必要不可欠であ ると感じている次第であります。私は会長就任以来、全国の学員(OBOG)の方々と積極的に接し「ふれあい」を持ち続けて参りましたが、 お会いし話しを交わす度に心に感動を感じ、素晴らしい交わりを持つことができました。この素晴らしい交わりをより多くの学員(OBOG)同士が持ち、様々な感動を中央大学に、ひいては社会 にも波及させていっていただきたいと願う所存であります。

　つきましては、学員会の歴史にとって新たな１頁を記する準会員制度発足期に誕生する「白連会２００９」 （仮称）に暖かいご支援・ご協力を賜りますようお願い申しあげます。最後に、支部設立準備委員会の皆さまにはご苦労が多いと思いますが、一人でも多くの会員が今後、 有効に同支部を活用され、中大ネットワークを広げることができるような支部づくりを心から願っております。