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第11回 わが町散策
  〈狭山丘陵の桜見物と温泉浴〉  
平成27年3月29日 参加;21名

 第11回わが町散策は21名の参加者あり、3月29日、計画どうり無事終了しました。
 ”武蔵野”という言葉がピッタリの狭山丘陵、桜はまだ2,3分咲きでしたが、若芽が吹き出した
雑木林のなか、ウグイスの鳴き声を聴きながらの散策は爽快な一日でした。我らの年代にも無
理の無いコース設定で幹事さんの気配りが感じられました。
午後からは雨という天気予報に雨合羽まで準備していきましたが、使うことなく持ち帰りました。
今回の幹事、関さん、高山さん夫妻、西山さんご苦労様でした。ありがとうございました。

(下記は行事案内から一部転用しています)
◎ 開催日  平成27年3月29日(日)
◎ 集 合   西武池袋線所沢駅西口改札口 AM 9時30分
◎ コ ー ス(―― 鉄道、== バス、…… 歩行)
       所沢駅西口(9:45・埼玉県)==西武園(八国山緑地入口)(10:00・東京都東村山市)
       ……将軍塚(10:15)……西武園駅(11:00)……西武園遊園地(11:15)……
       多摩湖下堤(11:30・東大和市)……村山貯水池駐在所(11:45~12:45)……
       湖畔休憩所(13:20~13:30)……玉湖神社(13:45)……かたくりの湯(武蔵村山市)
       (14:45~17:00 17:17)==上北台駅(モノレ-ル)(17:30/17:35)――
       立川駅(17:48/18:00)――新宿駅(18:37)
◎ 持ち物  昼食、飲み物、雨具、入浴用具、軽登山靴以上、
◎ 費 用(かたくりの湯(懇親会込)約4,000円、交通費合計:1,134円)
       所沢~西武園(バス)180円、かたくりの湯~上北台180円、
       上北台~立川北310円、立川~新宿 464円

全コ-スで15kmくらいの徒歩です。

小さい写真をはクリックすると拡大します。

                                               撮影;関紘一、新井孚

「会報向け寄稿文」 (H27/06/01)

狭山丘陵➡かたくりの湯  平成二十七年三月二十九日(日曜日)
          理工学部土木工学科 毎田 敏郎

 前日の天気予報があまり良くなかったので、実施が危ういと思ったのは私だけだったか、
九時三十分集合時間の十五分前には、参加予定者全員西武線所沢駅改札に集合した。
 若干バスの出発が予定より遅れたものの、全員一台のバスに乗車し、十五分後に将軍
塚停留所で下車、ゆったりした空間の多い住宅地の中をしばらく進むと、八国山緑地入口
となる。緩やかな上り坂を進むと、こんな都会近くに、こんなに緑豊かな自然林が残ってい
るのにびっくり。
 八国山とは標高約九十メートルで上野、下野、常陸、安房、相模、駿河、信濃、甲斐の八
つの国を一望できることから名づけられたとか。
新田義貞が「久米川の戦い」の際に陣を張ったとされる場所で、これにちなんで「将軍塚」
と書かれた石碑が建てられているが、元となった塚は富士塚、あるいは古代の古墳といわ
れているそうだ。
 都県境を挟み、都側は緑地、埼玉県側は住宅地となっており、クヌギやコナラなどの雑木
林や原っぱが東西一キロ五百メートル続いている。アニメ映画の「となりのトトロ」に出てくる
「七国山」はこの八国山がモデルになっているといわれており、登場した猫バスの行き先は
「八国山」だった。眺めの良い原っぱで鶯の美声を聞きながら小休止。

 【寄り道:鶯の鳴き真似をする画眉鳥(ガビチョウ)という外来鳥がいる。今聞こえるのは本
物の鶯と思うが、ガビチョウの鶯真似は本当にそっくりだそうで、他の鳥の真似も上手。鶯
色とはほとんどの人は薄緑色と思っている。梅に鶯は、本当は梅に目白ではないか等々議
論が弾ける】
 西武遊園地を右に見て、西武鉄道西武園駅を通過すれば都立作山公園だ。多摩湖を右
に見て、芝生広場でお弁当。そこで新井元会長より中央大学学員会が実施した、第一回支
部会報コンテストで、四十四支部からエントリーがあった中で、ブッチギリ最優秀賞に「白門
四十年会支部」が選ばれ、賞金十万円をゲットしたことが報告され、一同大歓声。西山事務
局長持参の焼酎で乾杯喝采。会報担当者の皆さんに感謝感激。

 この頃より雲行きがおかしくなり、黒い雲が目立ってくる。
先頭をゆく道案内の西山事務局長の足が少し早くなり、列の長さが気になってくる。
多摩湖を右に、住宅街を左に見ながら尾根を遊歩道が進み、村山上ダムを通り対岸に渡る。
【寄り道:村山上ダムはアースダムで、堤高二十四メートル、堤頂長三百十八メートル、竣工
は一九二四年で本体施工はダム事業者直営。村山貯水池は東京・埼玉の境界にあり、村
山上貯水池と下貯水池の二貯水池からなっている。源水は多摩川から水路で導水され、山
口貯水池(狭山湖)と連絡管でつながっている。大正期で最も高い水道用アースダムで、土
木学会の重要な歴史的土木構造物に選定されている。私は一応土木屋なので余計なこと
を書きました】
 多摩湖と狭山湖の間を、雲行きを心配しながら少しピッチを上げて進み、最終目的地の村
山温泉かたくりの湯(肩こりの湯ではございません)に着いたのは三時過ぎ。泉温は二三度
で沸かし湯ながら、地下千五百メートルから汲み上げた天然温泉だ。露店風呂にも入りゆっ
たりしたのちは、最大のお楽しみの歩こう会仕上げのアルコール会だ。

 佐々木会長の適度に短い挨拶と乾杯で始まり、おやじギャルは飛び交う、笑いは弾ける、
生ビールは進む、あっという間の二時間でした。お開き後はバスで上北台駅からモノレール
で立川駅に出るものと、途中で仕上げをするものに分かれた。
 今回の我が町散策は、全コースで十五キロと多少長めではあったが、幹事の関さん、西山
さん、高山さんご夫妻等の綿密なコース下見により、我々の年代に最適なコースを選定して
いただき、眺望も格別で大変快適な散策でした。
 特に話題豊富で、うんちく豊かな会話を楽しみながらの十五キロは最高でした。
心配していた雨も、露店風呂に入っているときに降られてびしょ濡れになった以外、歩いてい
るとき、帰るときは降られず、二十一名参加者全員の日頃の行いの良さのおかげで幸運な楽
しい一日でした。
 幹事さん、会を一層楽しく盛り上げてくれた参加者全員に感謝感謝です。


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