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第12回 わが町散策のご案内 5月10日(日) 参加;13名
      「江戸時代の名残を残す城下町〜佐倉」 

      (下記は行事案内から一部転用しています)
 江戸情緒を感じさせる佐倉は、古くから江戸の守りの要所として栄えてきた城下町。
坂道の多い町中には史跡が点在、落ち着いたたたずまいのまちなみがあります。
今回は、歩行距離が長く、歩行時間もかかります。なお、今回も沖田隆一副会長に
お世話いただきます。

◎ 開 催 日  平成27年5月10日(日)
◎ 行 き 先  千葉県佐倉市
◎ 集  合  京成佐倉駅改札口前 10:00集合
◎ コ ー ス  歩行約10km 2時間30分 所要時間約4〜5時間
          京成佐倉駅10:00―10:20国立歴史民俗博物館13:00―13:05佐倉城址公園13:15―
          13:40武家屋敷通り14:20―14:30麻賀多神社14:40―15:00佐倉順天堂記念館15:30
          ―15:50旧堀田邸庭園16:40―17:00JR佐倉駅
         *参考 京成日暮里→京成佐倉 成田空港行特急50分
          (京成佐倉駅とJR佐倉駅は約2km離れています)
◎ 費  用   国立歴史民俗博物館 \420 
          武家屋敷・旧堀田邸庭園・佐倉順天堂記念館 共通\620 
◎ 昼  食  歴史民俗博物館レストラン(各自) 

  小さい写真をクリックすると拡大します。(下記にある写真以外容量削減のため削除しました。H28/5/14)

           



撮影;新井孚

第12回 わが町散策「 江戸時代の名残を残す城下町 〜 佐倉」  辻 純一郎(法) 2015/05/25

 第12回 わが町散策は5月10日(日)午前10時、京成佐倉駅に集合。好天の中、沖田隆一氏引率の下、
13名の参加がありました。
 最初に訪れたのは国立歴史民俗博物館を訪問。第一展示室(原始・古代)から第六展示室(現代)と6
つの展示室があります。じっくり見学するには最低でも半日が必要です。毎度のことながら第四展示室
(民族)辺りで疲れてしましました。第四展示室では特別企画として「山の流行服」が展示されていました。
先着組は土日休日限定の特別食(ネギ豚丼)を楽しみました。レプリカが多いのは少し残念です。

 昼食後、広大な佐倉城址公園を通り、佐倉藩鎮守の麻賀多神社(「稚産霊命」神様、伊勢の神宮外宮
の御祭神「豊受姫命 」の御親神であられます)に参拝後、佐倉順天堂医院へ。
 佐倉城址公園には天守閣跡、空堀など城の遺構が多数残され、天守閣跡の樹齢約400年の千葉県指
定天然記念物「夫婦モッコク」をはじめ、椎、樫、紅葉などの大木が茂る緑多き歴史公園です。 園内には
乳母が若君を池のほとりで遊ばせていた際、あやまって若君を溺れさせてしまったという哀しい話が伝わ
る「姥が池」や、三逕亭(茶室:一服@400円:今回は時間の都合で素通り)があります。お弁当を広げる
家族連れの姿もありました。

 佐倉順天堂は、藩主堀田正睦の招きを受けた蘭医佐藤泰然が天保14年(1843)に開いた蘭医学の塾
です。西洋医学による治療と同時に医学教育が行われ、佐藤尚中をはじめ明治医学界をリードする人材
を多く輩出しています。安政5年(1858)に建てられた建物の一部が残り、これを記念館として公開してい
ます。佐藤泰然は実学を重んじ、外科手術を積極的に行っていました。外科手術に当たり、1855年に書か
れた今でいう説明同意文書が展示されています。わが国でインフォームドコンセントの概念が紹介された
のは1960年代です。近代のインフォームドコンセントやニュールンベルグ綱領ですから、佐藤の先進ぶり
が伺えます。佐倉順天堂では記念写真を撮り、疲れた足でもうひと踏ん張りと武家屋敷へ。最後は旧堀
田邸を見学しJR佐倉駅前の居酒屋で旧交を温めました。

 城下町佐倉の面影をいまに残す武家屋敷通り。道路に面して築かれた土塁や生垣に往時をしのぶこ
とができます。旧河原家住宅(県指定有形文化財)は、市内に残る武家住宅の中で最も古いものとされ、
展示された調度品に佐倉の武士の生活様式を垣間見ることができます。順天堂医院、堀田邸、武屋敷
とボランティアガイドの丁寧な説明があり、見分を深めることができました。

 私ごとになりますが、連休後、若干体調不良(ぎっくり腰による腰痛)だったのですが旧交を温めたく、
集合時間を間違え、着の身着のままで参加し、薄着が祟り、風邪をひいてしまいました。帰宅後、38度
の高熱が1週間ほど続き、診断の結果、肺炎とのことでした。「肺炎は死亡原因の第三位。油断しては
ダメ」と医師に怒られました。25日現在、快方に向かっています。みなさんもお気をつけください。


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