2003年4月6日(日)、暖かな陽ざしと満開の桜に包まれた多摩キャンパスに全国各地から90名余りの会員が参集し、第11回総会と創立10周年記念祝賀会が開催された。総会に先立ち、新装なったキャンパスの見学会が行われた。 多摩キャンパス「桜の園」 〈キャンパス見学会〉 キャンパス見学会では、午前11時から内藤幹事の案内で、創立125周年記念事業の一環として建築された、難関国家試験に挑戦する学生のための研究棟「炎の塔」、学生生活関連棟「Cスクエア」、モノレール駅と校舎をつなぐ「白門プロムナード」、駅隣接の「グリーンテラス」などを見学した。桜広場では爛漫の桜を堪能した。学生施設の充実としゃれたデザインでイメージが一新され、中央大学の明るい未来を予感させるキャンパスであった。 〈総 会〉 平山議長のもとで議案を審議 総会は、12時30分から1号館1406号室で来賓に宮内宏二学員会副会長を迎えて開催された。藤本事務局長の提案により平山副幹事長を議長に選出し、長内幹事長の挨拶の後、議案を審議した。 第1号議案の事業報告・決算については藤本事務局長・阿部幹事・小森会計監事から、第2号議案の事業計画・予算については長内幹事長と宮田幹事から、第3号議案の規約改正、第4号議案の役員改選、第5号議案の次回定時総会については長内幹事長から、それぞれ説明があり、各議案とも満場一致で可決した。 事業計画中、母校創立125周年記念事業募金への取り組みでは、昨年来の2500万円の募金目標を堅持し、募金委員会を充実して今年度中に2000万円達成を目指すほか、募金により本会に寄付金額の5%が還元されるのを見込み、創立10周年を機に100万円の寄付を決議した。年次支部主催の「留学生との集い」開催では、本会は2004年度に副担当、2005年度に主担当となることから、今年度から準備委員会を設置して対応することを決めた。各種行事では、女性会員の参加を考慮して「芝居を観る会」を従来の行事に追加した。 規約改正では、会活動の一層の充実を図るため幹事総数枠を100名に拡大、これを受けて役員改選では、役員全員の再任と新任幹事16名の追加を承認し、役員総数は73名となった。事務局長については、藤本事務局長の交代希望で後任として宮田幹事を承認した。次回定時総会は、従来の慣行に従い2004年6月12日(土)に開催することを決定した。 最後に募金状況報告と新旧事務局長の挨拶があり総会を終了した。(宮田) 〈創立10周年記念祝賀会〉 長内幹事長挨拶 創立10周年記念祝賀会は、記念写真撮影の後、午後1時30分から島藤副幹事長の司会で進められた。中央大学阿部理事長と角田学長からの祝電紹介、長内幹事長の挨拶に続き、来賓の濱田惟道中央大学常任理事、宮内宏二学員会副会長からご挨拶を頂いた。次いで長内幹事長から濱田常任理事へ、母校創立125周年記念事業への寄付目録(100万円)が贈呈された。 新潟在住の二澤会員(長岡市助役)の乾杯の発声で開宴。しばらく歓談した後、来賓の新井嘉昭白門40年会支部長、松沼茂42年白門会支部長、木村美隆白門51会支部長、森正明同支部幹事長からご挨拶を頂いた。 全国各地の会員が一堂に会し、久し振りの再会にそれぞれの募る思い出話や近況交換で、おいしい料理とお酒が進む中、会場は大いに盛り上がった。 あでやかな女性たち ステージでは、小森会員の「芝居を観る会」案内に続き、金谷新会員、遠来の入江会員(熊本)、井上会員(山形)、二澤会員(新潟)、初出席の小澤会員から挨拶・近況報告が行われた。青梅マラソンに3回出場し完走した友景会員と、青梅マラソンとサロマ湖100qマラソンを努力の末に完走した直井会員には青梅マラソン出場者の会から盾が贈られた。新任幹事の永岡、浅沼、諸星、島野、児玉、為則、大野各会員はそれぞれの抱負・近況を述べた。 新任幹事紹介 宴たけなわのうちにフィナーレを迎え、現役応援団4名の迫力ある力一杯のリードで応援歌を唱い、さらに校歌を斉唱、続いて応援団OBの角田副幹事長のリードで、全員肩を組み会場一杯に輪を広げて惜別の歌を唱った。最後に長内幹事長の閉会の挨拶があり、来年6月12日の再会を誓って緑豊かな多摩キャンパスに別れを告げた。なお、祝賀会出席者には記念品(小校旗)が贈られた。(宮田) 肩を組んで『惜別の歌』