総勢32名で8時50分、新宿・工学院前を出発! 今回も小笠原さんのご尽力で草津温泉の旅と相成った。
朝方降っていた雨も上がり、気分も絶好調!さあ、出発進行!もうサロン席では大宴会? 途中、高坂SA、駒寄PAで休憩をとり、中之条の昼食場所にドンピシャリ12時・・・・・原町“あおぞら焼肉店”でお腹を満たした後、“八ッ場ふるさと館”へ。
かつての「政争の具」となり混乱をしたことで全国区に躍り出た場所・・・など微塵も感じられない情景。周辺には吾妻渓谷、諏訪神社、不動の滝などの観光スポットがあり、それなりに観光客も多くみられた。
ダム湖周辺コースとして、約90分程度の徒歩コースと、約50分程度のレンタサイクルコースが設けられていたり、川原湯温泉宿泊助成事業で温泉に宿泊すると3,000円割引や、マイクロバスでの八ッ場ダム見学会もあり、補助金・助成金もタップリですね。ただ、我々は時間の都合で、その恩恵にはあずかれず・・・・・トホホ(涙)
しかし、筆者は不動大橋からダム建設現場の資材が山積みになっている様子を拝見・・・・・この一帯も近い将来、湖底の藻屑となるのかと思うと一抹の寂しさを感じると同時に、近代化に向けての犠牲なのかな?
周りの山々の水墨画を思わせるような幻想的な光景を後にして、早々に今夜のお宿“喜びの宿・高松”に到着。
何はさておき、お風呂ですな!温泉に浸かる前にどうしても効能に目をやるのは筆者だけではなさそう。「酸性・含硫黄−アルミニウム−硫酸塩・塩化物温泉」で、神経痛・筋肉痛・五十肩・糖尿病・高血圧症・・・どこでも?と言ってはご利益には授かれませんぞ!(笑)草津の“湯畑”から直接お湯を引いているとか?「恵内風呂」「泉内風呂」「恵露天風呂」・・・・・「草津良いと〜こ、いちど〜はおいで・・・」大満足でした。
ゆっくり日頃の疲れを癒やした後は、本日のメインイベントである大宴会である。美味しい料理に舌鼓を打ちながら、久しぶりの再会に、いたるところでグループができ賑やかな会話が飛び交う。そのうち、いつもの美声(鼻声?)が流れ、ビンゴゲームはそれぞれが持ち寄った商品をゲット。余韻の中、ゆっくりお風呂に入り・・・・・「おやすみなさい!」
朝風呂に始まり、朝食後は、昼まで湯畑を中心とする草津温泉地内をブ〜ラブラ。豊山派真言宗「草津山・光泉寺」を中心とし、片岡鶴太郎美術館もある。
この草津の“湯畑”は環境省「かおり風景100選」(H13.11.12認定)に選ばれたもので、H4.4〜H7.3にかけて、国・県補助事業「草津町個性形成湯畑周辺整備事業」として整備したとの表示看板に見入る。源泉は95℃もあり、それを湯もみにより、入浴可能な温度まで自然に下げるそうだ。その“湯もみ体験”ができるとあって、筆者も挑戦した。(熱の湯=ねつのゆ)
「草津節」の掛け声で、5人ずつの10人が湯船の両側から、湯もみ板でやるんですよ。簡単そうに見えたんですが、やってみるとドッコイ、木の板の重さとお湯の抵抗に、腰や足をしっかり使わないとうまく掻き回せないですね。江戸時代から伝わる伝統的な温泉療法だそうで、95℃の源泉を加水せず冷まし、源泉の効能を最大限に活かすための昔の人の知恵だそうです。参加者全員に賞状が出るんですよ。(写真参照;笑)
その他、湯浴み弁財天・慈悲の泉(池)、童心に帰っての鐘突き(100円奉納)、名物の温泉饅頭を味わいながら、12時までノンビリ過ごし、12時45分発・・・50M先が見えないほどの霧の中を、三原〜浅間山麓ジオパークを横目に軽井沢〜横川PA・富岡ICで休憩を取りながら、コンニャクパーク(甘楽;かんらふるさと館)に立ち寄った。試食するお菓子もゼリーもすべてがコンニャク製品とあって、ゴムを食べている感じ?これには参ったね。
後は、“釣りバカ日誌;第7巻”を見ながら、旅の疲れも手伝って、楽しい夢の世界へ・・・・・18:10新宿到着。
お疲れさまでした。次回は貴方(女)の参加を待っていますよ。
(理工・電気卒 田口昭夫)
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