入江会員が東京マラソン完走
入江選手の完走記
東京マラソン出場・応援・慰労会報告
2018.2.25
2018 天草国際トライアスロン初優勝 2019 天草国際トライアスロン2連覇 近況報告・エッセー一覧

 2月25日(日)、大東京を舞台に行われた「東京マラソン2018」のフルマラソンの部に当会から入江会員が出場、6時間23分余(制限タイム6時間40分)の好タイムで完走した。しかも御年74歳11か月。普段から各種トライアスロン大会にも挑戦するなど鍛錬を積んできた入江選手だからこその快挙だ。
 当会の仲間はそれぞれの地点で応援した後、16時30分に御茶ノ水駅前サンクレール地下の居酒屋「笹陣」(旧げんない)に集合し、制限時間内完走者に贈られる金メダルを首に掛けた入江選手の報告を聞きながら慰労会兼祝賀会を催した。参加者は入江選手のほか、応援の角田、浅沼、宮田、井口(康)、平山、柳下、小森、計8名。


居酒屋「笹陣」で慰労会兼祝賀会

AAA
東京マラソン(42,195km)完走記
入江 昭雄

    
 東京マラソンは2月25日(日)、世界のトップランナーと市民ランナーの約36,000人が参加。
 今年で12回目。東京都庁をスタートし、飯田橋―神田ー日本橋ー浅草雷門ー両国ー門前仲町で折り返し、再び浅草ー日本橋ー銀座ー高輪ー日比谷を通り東京駅丸の内にフィニッシュ。スタート時の天候は曇り、気温6.5度寒かった。沿道の観衆130万人。
 結果は6:23:35(制限タイム6:40:00)、33,269位/35,911中で満足のゴール。
 9:10の号砲後、スタート地点の東京都庁まで約20分。市ヶ谷で小森さんが応援に来ているので、歩道側を良く見て走ったが観衆のあまりの多さに見つからない。
 15km地点には、小学校同期の品の良い元お嬢さんが「三口サイズの小さなおにぎり2個」を持って沿道にいるはずなのに又見失う。ここを通過したのが、11時半。朝食は6時に済ませているので腹ペコ。空腹を我慢して走る。
 17km地点の両国で応援してくれているはずの角田さんも又々見失う。知人が応援に来てくれているという張りつめていた気持ちがここでぶっんと切れた。しかし先は長い。絶望と空腹の戦いがここから始まった。
 25km地点を通過して日本橋から銀座へ向かう。銀座1丁目に入ったころは疲労と空腹でダウン寸前。が、銀座の観衆は半端な数ではなかった。五輪メダリストの凱旋パレードにも匹敵する大観衆の声援でした。
 大声援に後押しされ気を取り直して30km地点に向かう。その直前「箱根路が似合う箱根駅伝伝統校中大の白地に赤のCマーク」が目に飛び込んできました。事前に中大のフラッグを小学校同期の女性に渡していたので、「おにぎり2個」にありつけました。
 空腹を満たすことが出来35km迄は快調そのもの。が、フルマラソンはそんなに甘くなかった。残り7kmは1km走って200〜300m歩く、また歩くの繰り返し。やっと制限タイム内でゴールすることが出来ました。グロスタイムは6:39:05。制限タイムぎりぎりのゴールでした。
 ゴール後はお茶の水で中大同期の友に慰労会をやっていただき、友の友情に感謝しながら東京を後にしました。


 
     市ヶ谷付近を走るランナーたち(小森会員提供)