天草国際トライアスロン(51.5km)初優勝

2018.6.10

入 江 昭 雄
2018.2.25 東京マラソン完走 天草国際トライアスロン2連覇 近況報告・エッセー一覧


 第33回天草国際トライアスロン大会が6月10日(日)天草市本渡海水浴場をスタート、大矢崎緑地公園をゴールとする51.5km(スイム1.5km、バイク40km、ラン10km)で開催され県内外のアスリート718人が参加。
 age(75歳〜79歳)の部3時間20分09秒で優勝。昨年の3時間12分47秒そして69歳時の2時間50分56秒より遥かに遅いタイムに落胆。総合順位402位/531人。
 今年は年齢区分が75歳〜79歳になるので、総合タイム3時間〜3時間10分以内でage優勝を狙った練習を重ねてきた。
 ところが、大会1週間前の日曜日(3日)前日の会食が原因の食中毒で熊本地域医療センターに救急搬送。1日中食事を受け付けず点滴のみ。この時点で大会出場を諦めた。が、3〜4日後に体調が幾分回復し、スイムの練習に行ったらそこそこ泳げたので出場に踏み切った。
 午前7時48分、20歳代からスイムスタート。2分間隔のウェーブ方式で5組目10分遅れて60歳台以上男子が一斉スタート。750mの2周回コース。300mを過ぎると台風5号の影響で波が荒かったので、苦手のバイク・ランの事を考えて無理せずに泳ぐことにした。
目標タイムより2分程遅くバイクトランジションエリアに着くと、同じ年齢区分の選手が先にいたので、びっくりした。いつもスイムは年齢区分トップで上がっていたから・・・。聞いてみると、沖合で波が荒く溺れそうになったので1周回で棄権したとのこと。納得。
 バイクは、藍より青い海の潮風を受けながら海岸線を漕ぐ自然豊かな多少起伏のあるコース。往路は追い風の影響で平均時速30km、復路は向かい風で25km。殆ど抜かれるばかりの40km。ここも目標より3分遅くゴールしてランへ・・・。
 ランは、ほぼ3.3kmの3周回コース。曇天でしたが湿度が高く辛く苦しい10kmでした。スイムとバイクの疲れがどっと出て、直前の調整不足も重なってスタート直後から気力喪失。完走が無理な状態。今回でトライアスロンは止めると決めて、完走だけを考えて走りました。途中何度も止めたかったが、悔いを残さないために歯を食いしばって、1人も抜くことなくただ抜かれるばかりの10kmは、今思っても辛くて苦しかった。目標より7分遅くゴール。
 総合タイムが悪いことは先刻分かっていたので、速報版を見ることなく会場を後にした。でもどうも気になるので、入賞はないけど順位を確認するため速報版を見に行ったら、一番上に自分の名前があるにびっくり仰天。信じられないの一言。
 3度目の表彰台で初めての金メダル。表彰台の中央に立つのは格別いいなぁと実感した天草国際トライアスロンでした。次回2連覇に挑戦しようかなぁと思っています。