四半世紀をこえて

幹事長 長内 了

(「白門41会だより」第1号より)
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 1993年6月12日、中央大学多摩キャンパスにつどった仲間達は、同期会「白門41会」の結成を高らかに宣言しました。母校中央大学が新しい世紀に向けてまさに翔び立とうとしているこの時に、かつて白門に学び、いまや熟年の仲間入りを果たした私たちがこのような組織を結成するに至ったのは、単なる懐旧のためではなく、母校の明日をますます豊かなものとするための一助たらんと志したからにほかなりません。幸いにして、創立総会は、150名もの参加者を得て、盛会のうちに終了することができました。今後は、より多くの会員を募り、同期生の輪を広げていくことが私たちの取り組むべき当面の課題となります。会員各位の積極的なご協力をお願い申し上げる次第です。

 はからずも初代幹事長の任を汚すことになった私は、四半世紀を超えて結集した同期生のエネルギーをどのような形で具体的にまとめ上げていくべきか、自らの力量の不足を知るが故に、想い悩んでおります。しかし、これは一人で悩んでみても仕方のないことであり、そもそも本会の発足自体が、昨年2月の第1回世話人会の時から文字どおり手弁当で走り回ってくれた幹事諸公のご尽力なしには、到底不可能でありました。いま改めてこのことに思いをいたし、会員各位の善意と友情に多くを期待しつつ、与えられた職責に微力を捧げる決意でおります。どうかよろしくお願いします。(中央大学法学部教授)