新年度を迎えて 学員バッジの誕生について 支部長 斉藤芳司 昨年度はいろいろなことがありました。その中の一つ学員バッジについてお話をし年度初めの挨拶に代えたいと思います。心ある人たちが作製したバッジは、平成20年8月9日、三多摩地区連絡協議会役員会が八王子で開かれたことが発端です。東京都区内支部連絡会と三多摩地区連絡協議会の合同結成準備会を成功させようと21年度幹事支部の江東区から3人、翌年に幹事支部となる予定の港区から2人が挨拶に来られました。その折、都区内の学員は、「大学側に意見を述べるにしても、一支部の発言では弱い。しか全東京の組織から発言すればこれは協力である。」とわざわざ八王子まで来て、熱い思いを語っても、三多摩側の人々は「屋上屋を重ねるのか」と、消極的な意見が大勢を占めました。事実、過去2回の合同結成準備会は不調に終わっています。その結果を踏まえての八王子での挨拶になったと思われます。 懇親会になり思いがけない意見が耳に入って来ました。それは中山八王子支部長が会社を退職したら襟につけたバッジもなく寂しいものだと言うことでした。私は咄嗟に全東京でバッジを作ろうと提案しました。今から考えますと、私はこの気まずい雰囲気の解消、そして23区と三多摩を一体化させる共同作業は、現段階ではバッジ製作しかないという一念がこのような行動を起こしたと思います。 その後バッジ作りは、港区山下幹事長と一緒になってデザインを研究、三鷹支部千羽幹事長、調布支部佐々木幹事長等多くの人々の意見を参考に1年掛ってやっと完成しました。 バッジ完成以後のことを簡単に記します。平成21年8月に立川グランドホテルで三多摩地区連絡協議会役員会が開催され、そこで要望書提出について大激論。同年9月、学員会会長、副会長会議に於いて、@式典の記念品、A募金の贈答品、B代理徴収者の準会員寄贈等の採用をして普及についての要望に対して検討。同10月15日秩父学員会事務局長より私に上要望書に記載されている件について、それを選択肢の一つとして、検討機関において多面的に検討する貴重な資料にさせて頂くとの連絡がありました。 最後に要望書と同時に提出した学員バッジ企画案には「学員も学校を支えていくには学員どうしが支部の垣根を越えて一つに纏まり、一丸となって志気を高めていかなければ効力を発揮することができません。結束を高めるための一環として学員バッジの政策普及を提案したいと存じます。」と述べています。 |
平成22年度
支部長挨拶