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第29回観劇会 鑑賞報告  古谷泰久(法)
          平成23年10月1日(土) 参加;15名

「キネマの天地」
開催日;2011年10月1日(土)1時30分開演
紀伊国屋サザンシアター こまつ座公演
井上ひさし作、栗山民也演出
出演;木場勝巳、麻美れい,三田和代、他

こまつ座公演となれば「井上ひさし」1935年、映画華やかし頃、女優の謎めいた
死から一年病死か他殺か推理劇風にどんでん返しをするとは云ってもコント満載
の喜劇である。笑いながら演劇賛歌へ転調して行きます。
終了後は加藤守氏の手配で懇親会、笑とそして感動の後の一杯の酒のうまさを
味わいつつ、楽しいひとときを過ごせました。
飛び入りで39年会の白石氏も参加、より盛り上ったものとなりました。


第28回観劇会 鑑賞報告  古谷泰久(法)
          平成23年9月3日(土)  参加;14名

白石加代子百物語シリーズ〜朗読〜

宮部みゆき二本立て 江戸怪談 「ばんば憑き」「お文の影」
出演 白石加代子
岩波ホール
2011年9月3日(土)19時

 朗読のジャンルでしょうが、そこは演技力抜群の女優、唯単なる朗読で収さ
まらない、むしろひとり芝居と云える演出。小劇場故ステージも小作り、されど
装置は簡素にしてシンボリックに作られ、話を一層引立てる。
怪談=こわい、恐ろしい=こんなイメージが浮かぶが宮部みゆき江戸怪談は
胸をうち、心に沁みる怖くも哀しいふしぎ物語であり全編を流れるものはやさし
さであろう。正味二時間お話の内容、更に白石加代子の語りとに魅入られ贅
沢な劇的な体験をした一夜でした。ハネたのは10時近く、遠路より参加の方
もあり帰宅すれば午前様、懇親会は開催せず。

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