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《第45回観劇会》

「休暇」Holidays 赤坂レッドシアター 平成26年5月18日(日) 参加:10名

     下記は一部行事案内から転用しています。
 今回は、英国の劇作家ジョン・ハリソンが、自身の妻の経験をもとに書き上げた
「ホリデイズ・休暇」日本初公演をご覧頂きます。乳ガンと向き合う一人の女性を
通して、病から、夫から、そして異性からの本当の自立とは何か…観る側のそれ
ぞれに共感や希望、夫婦のありようを見つけるきっかけになればと。
                               常任幹事 前田紘子 
◎日 時   平成26年5月18日(日)14時00分開演
◎会 場  赤坂・レッドシアター
◎演 目  「Holidays休暇」  地人会新社公演
        ジョン・ハリソン作 
        保坂知寿・加藤虎ノ介・永島敏行出演
◎ チケット代  6,000円(6,500円のところ割引)
◎ 申し込み   5月10日(土)まで

観劇会「休暇」Holidays レポート 古谷 泰久 (’14/05/24)
 赤坂の定員170名程度の小劇場、おのずと出演の俳優も3人、永島敏行、保坂知寿、
加藤虎ノ介で室内劇の形式です。原作はイギリスのジョン・ハリスン自身の体験に基ずく
お話です。
 物語はがんを煩って長い主人公ローズ(保坂知寿)は再発に依り死を意識せざるを得
なかった。彼女はカウンセラーの進めで過去を総括しながら残された時間をどう使うか決
めるためヨークシャーで過ごすことになる。巧みに織り込まれた回想シーンから浮かび上
がって来るのは夫婦間のズレであり、価値観の違いである。そこから夫婦の愛とはの問
い掛けが見えてくる。但翻訳劇の難しさ直訳的なせりふは残念。加藤虎ノ助が好演光る。
 終演後有志で懇親会、その話題はこの度の劇評、久しぶりに盛り上がりを見せた。この
点で大変意義のある作品であり観劇会でした。




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