第48回観劇会 平成26年8月12日(火) 於;浅草公会堂 参加;16名
―白石加代子百物語FINAL―
(下記は一部行事案内から転用しています)
今回は「白石加代子百物語シリーズ」第99話ファイナル公演です。
百物語シリーズは、明治から現代の小説を中心として、「恐怖」を
キーワードに、白石の単なる朗読劇の枠を越えた演出演技で好評
を博して来ました。最終回は美しい日本語で紡ぎだされる三島独特
の世界と、禁断の愛の昇華を謳う鏡花の幻想世界をご堪能下さい。
今回も前田紘子常任幹事にお世話いただきます。
◎ 開 催 日 平成26年8月12日(火)午後6時開演
◎ 会 場 浅草公会堂
◎ 演 目 三島由紀夫「橋づくし」(九十八話)
泉鏡花「天守物語」(九十九話)
◎ 出 演 白石加代子
◎ 演 出 鴨下信一
◎ チケット 4,200円(手数料・送料含む)
《鑑賞記》 古谷 泰久
白石加代子が22年をかけて続けてきた朗読シリーズ「百物語」今回99話の
区切りを迎えたファイナル公演、怪談を100話まで語ると恐ろしいものが現わ
れるといわれ、それ故今回の99話で締めくくる。
出し物は2本立て「橋づくし」三島由紀夫、築地周辺の七つの橋を渡って、願
掛けしようとする4人の女の泣き笑いを描く。そして「天守物語」泉鏡花、姫路
城に住む魔性の女、富姫と鷹匠図書之助、妖しさ恋のせつなさを醸し出す。
今回は萩野さんご夫妻が小田原から参加、小林一光ご夫妻は初めての参加、
嬉しい限りです。とび入りで39会の白石紀一会長も加藤さんが誘って戴きま
した。近くの居酒屋での懇親会も和気あいあい話題沸騰、楽しく過ごして浅草
を出たとき終電ギリギリでした。
99話「天守物語」を語る白石
「百物語」過去の一幕
”終演後の懇親会”
資料は古谷泰久さんより