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第51回 鑑賞会 平成27年3月8日(日) 参加;18名
〈モーツアルト交響曲全45曲演奏会〉 サントリー大ホール

 舞台裏側から聞くコンサート

 生憎の曇天で真冬のような寒さでしたが、それでも熱心なクラシックファンはサントリー
大ホールをほぼ埋めつくしました。モーツアルトが生涯作曲した45曲の交響曲を2日連続
演奏と云う世界初の試み。
 その中で私どもはモーツアルトが18歳前後のとき作曲した5曲を、三ツ橋敬子の指揮で
東京フィルハーモニー交響楽団が演奏のプログラムを鑑賞した。
オーケストラの演奏は指揮者の背中を見ながら聴くというのが一般通念、ところが今回
サントリーホールの客席の特徴を生かした、何と舞台裏側から指揮者と対峙する席(P席)
での鑑賞となりました。前田幹事の好企画。お蔭さまで指揮者は名演技者であるとの感
を深める事ができました。顔の表情、手先の微妙な動きで、時には全身で曲のイメージを
表現する。曲を全身で表現しなければ楽団員の全てを引き出す事はできないと思います。
この女性指揮者の熱演で、舞台裏でなければ味わえないモーツアルトの、心癒される曲
を堪能いたしました。
 終演後は有志で赤坂のコウキュウ料亭「庄屋」で懇親会。全員名曲で心癒され、さらに4月
の総会の参加者は目標達成という報告が会長よりあり、ムードは交響曲威風堂々がぴったし
の盛り上がりとなりました。
寒いなか幹事の前田さんはじめ参加の方々ご苦労様でした。
                                       古谷 泰久(法・政)


撮影;古谷泰久、新井孚

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