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第54回鑑賞会 「はじめてのクラシック」 参加;21日6名、27日21名
          平成27年7月21日(火)、27日(月)
              於;サントリーホール・大ホール

(下記は一部行事案内より転用しています)
◎ 開 催 日  平成27年7月21日(火) 14時開演
                7月27日(月) 14時開演(終演後懇親会)
◎ 演  目   はじめてのクラシック
          
「オーケストラの仕組ってどうなっているの? 」
              案内役  三枝成彰
              指 揮   小林研一郎
              東京交響楽団

◎ 曲  目   
J.ブラームス:ハンガリー舞曲 第6番 ニ短調   (※21日のみ演奏)
          
J.ブラームス:ハンガリー舞曲 第4番 嬰へ短調 (※27日のみ演奏)
               I.ストラヴィンスキー:バレエ音楽「春の祭典」より (両日)
               D.ショスタコーヴィチ:交響曲 第5番 ニ短調 作品47 (両日)

◎ チケット代  1,000円




撮影;新井孚

鑑賞会 レポート   古谷 泰久  (8/7)
「はじめてのクラシック」<オーケストラの仕組みってどうなっているの?>

於;サントリーオール   7月21日&27日
指揮;小林研一郎      

連日の猛暑にもかかわらずホールは満席、但し「中高生のために」というサブタイトル
が付いているが故に高齢者は最上階の席いわゆる天井桟敷でしたが、「天井桟敷」
こそ芸術を愛する人々の指定席。
恒例通り三枝成彰氏が案内役で、指揮者の役割が如何に大事か、楽団員と指揮者
のバトル等面白く解説、そしてオーケストラを構成する個々の楽器の特徴を音出しし
ながら説明、仕上げにブラームスのハンガリー舞曲をコバケンさんの指揮でフルオー
ケストラ演奏、至れりつくせりの三枝氏のご案内でした。

主要曲目のストラヴィンスキーの「春の祭典」は20世紀の新しい音楽の息吹を感じさ
せ、従来のクラシック音楽型を破る曲、春の自然の躍動感がイメージされました。
コバケンさんこの曲が好きなのかな?
ロシアのショスタコーヴィッチの交響曲第5番は独裁者スターリンへのゴマ擦り曲、と
は言っても名曲は名曲、前半の退屈さも後半のクライマックスへ導く効果的手法、革
命万歳とも解釈されなくもないが、それを越える不偏的感動を味わえました。
終演後は盛大なスタンディングオベーションで多くの聴衆は応えました。

終演後、暑い午後の陽ざしを浴びて有志10名程で赤坂の高級料亭「庄屋」で懇親会、
大きな感動の後の冷えたビールののど越しのうまさ、楽しいひとときでした。


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