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第74回鑑賞会 「はじめてのクラシック」(#12)  参加;54名
(下記は行事案内より一部転用)
 中高生のためにと銘うったコンサートを、白門40年会では”中高年のために“とご案内しておりましたが、
年々中高生の参加者が増え、チケットの入手がむずかしくなってまいりました。そのためおひとり2枚迄
とさせて頂きました。ご理解のほどお願いします。
◎ 開 催 日  平成30年7月25 日(水)・26(木) 両日14時開演
◎ 会  場   赤坂サントリーホール 大ホール
◎ 演  目  第12回 「はじめてのクラシック」
            案内役  三枝成彰
            指 揮   小林研一郎
            フルート 上野星矢
            管弦楽  東京交響楽団
◎ 曲  目   ベルリオーズ作曲 序曲「ローマの謝肉祭」 
           メンデルスゾーン作曲 ヴァイオリン協奏曲ホ短調 Op.64
           (フルート編)
           ベルリオーズ作曲 幻想交響曲 Op.14
◎ チケット代  1,000円


下側の小さい写真をクリックすると拡大します。

撮影;新井孚
7月25日

この「はじめてのクラシック2018」は8月29日(水)夜10時、BS朝日(BS5CH)で放送される予定です。

< 第12回 はじめてのクラシック > 2018・7・25、26 参加;54名

2007年(平成19年)第1回「はじめてのクラシック」が開催されてから、今年で東京公演は12回目を数える
演奏会となっている。白門40年会は前田紘子さんが第1回目から案内して以来好評企画で、年々参加者が
増えている。わずか千円で一流のオーケストラが聴けるとあってリピーターも多い。クラシックなど聴くチャンス
もなかった我々世代だが、回を重ねるにつれ”通”になってきているかな(?)。中、高生向けの三枝成彰氏の
解説も我らのレベルにも合っているためだろう。「中学生・高校性のために」とある通り、学生向けのものだが、
以前はシニアの方が多く席を埋めていた。しかし近年は学生の増加が目立っている。そのためシニア席は減り、
残念だが多くの若者が一流の音楽に接することは良いことだから老人は譲るしかあるまい。

今回のテーマは「ロマン派の大豊作時代」
古典派;18世紀、ハイドン、モーツアルト、ベートーベン等
ロマン派;19世紀、ベルリオーズ、メンデルスゾーン、ワーグナー、ショパン、ブラームス等
古典派より前はパトロンの要求を満たすための、型にはまった曲作りで、聴く人が予測でjきるものばかりであ
ったが、ロマン派のそれは自由で制約のない予測できない音楽だ、と三枝氏の解説だった。しかしその違いは
曲を何度も聴き、ここが違うと解説を受けなければ私には解りそうにない。
毎回一流のゲスト演奏者を招いているが、今回はフルートの上野星矢迎えて、メンデルスゾーンのヴァイオリ
ン協奏曲ホ短調(フルート編)を演奏した。若干29歳ながら100名からのオーケストラを従えて見事な演奏で
あった。天才は凄いものだと感嘆。
休憩を挟んでの後半はベルリオーズの幻想交響曲作品14、これがロマン派の音楽なのか・・・。どこがロマン
派以前のものとちがうのかは当然私には解らない。
終演後は希望者で近くの居酒屋で懇親会となった。
音楽はいいねぇ!、クラシックはいいねぇ~、でも演歌もね!
                        
7月25日参加 (孚)

<大和証券グループ、子供の貧困に取り組む> 2018・7・25朝日新聞より
大和証券グループは「はじめてのクラシック」ポスター下側に記載の通りこの演奏会の協賛会社になっています。
演奏会のスポンサーで相当の助成をされている事と思いますが、、
「はじめてのクラシック」第一日目の演奏会の
あった7月25日朝日新聞(聞きたいという小欄)に、演奏会とは全く関係なく載ったものと思いますが、大和証券グ
ループ本社社長、中田誠司氏のインタビュー記事が載っていました。

「大和証券グループ本社は子供の貧困問題に取り組む団体に、5年間で総額1億円の助成をするプロジェクトを
はじめました。」なぜかと言うと「証券会社は資本主義の象徴的存在だ。そして資本主義は格差を生む。だから本
業で稼いだお金を子どもの貧困の解決に少しでも役立てたい。」

きっかけは、中田社長自身の長女の通う華やかな幼稚園の隣に、児童養護施設があり身寄りのない子どもたち
が暮らしていた。また、長男の通う公立小学校で給食費を払えない家庭があった。こうしたギャップに胸が詰まった。
「いま日本の貧困の子供は7人に1人と言われており何とかしたいと思った。」
「もちろん、一企業が社会問題を解決できるとは思はない。それでも市場経済のど真ん中にいる人間として、できる
ことを考え続けていきたい。子どもの貧困問題は、我々”大人の問題”でもあるのだから」

演奏会をを聴き、二次会で美味しいお酒も呑み、帰ってきて新聞を見たら、オヤいい話ではないかと思いましたの
で紹介です。
(孚)

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