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第18回「四十歩行会」
「奥高尾稜線を歩く」 平成26年4月27日(日) 参加;10名

    (下記は行事案内から一部転用しています。)
 高尾山から西へ延びる尾根を奥高尾縦走路といい、昔から多くの登山者に親しまれ
てきました。「関東ふれあいの道」としても整備されてきました。今回は、景信山(かげ
のぶやま)から陣馬山(じんばさん)を縦走するコースで、歩行距離と歩行時間は今ま
での四十歩行会の約2倍あります。今回も沖田隆一副会長にお世話になります。

◎実施日  平成26年4月27日(日)
◎集 合   JR高尾駅北口 小仏行バス乗り場 8時25分
◎コース   歩行約5時間 10.5km(標高差500m)
         (登山レベル▲▲△△ 体力▲▲△ 技術▲△△)
         JR高尾駅==小仏・・・・・・景信山・・・・・・明王峠・・・・・・陣馬山 <昼食>・
           8:32(バス)8:53 (60)     (80)      (50)            
         ・・・・・・陣馬街道出合・・・・・陣馬高原下===JR高尾駅
           (50)          (20)     15:25 (バス)16:01
                             16:25      17:01
◎持ち物  昼食、飲料水、雨具
          * 靴はできるだけハイキング用シューズ(トレッキングシューズ・軽登山靴など)を
          使用してください。スニーカーやジョギングシューズは滑りやすいので不向きです。

◎景信山  東京都八王子市と神奈川県相模原市との境界にある標高727.1mの山。
        東京都立高尾陣馬自然公園および神奈川県立陣馬相模湖自然公園に指定されており、
        奥高尾縦走路上の山として知られています。名前の由来は、北條景信が八王子城落城
        の際追手に打たれた場所であるとか、武田氏の情勢を窺うための出城を築いた場所で
        ある、など諸説があり。

◎陣馬山  高尾山域の山を愛する人たちに絶大な人気を誇る山。名前の由来は、北條氏
        の滝山城を攻めるため、武田氏が陣を張ったことによる「陣馬」説、茅の刈り場所だった
        ことから茅(チガヤ)場の音が変化したなど様々です。

小さい写真をクリックすると拡大します。 (下記の写真以外容量低減のため削除しました。(2015/05/22))




撮影;新井 孚

「第18回四十歩行会」景信山・陣馬山レポート
“高尾稜線を歩く” 平成26年4月27日(日)参加;10名
                   新井 孚(理工・精密)

 集合場所JR高尾駅へ着くと(8時25分集合)、快晴のハイキング日和、そして日曜日と相俟って、
バス停広場は、大変な人、人、人。これではバスも混むだろうなあと思ってバス停へ行くと、なんと
このバス停の一番前を陣取ってくれた金子夫妻のお蔭で、小仏峠行バスには全員座ることができ
た。人気の高尾山周辺ゆえ日曜には臨時のバスも増発されるようだ。このバスに揺られて約40分
でハイキングコースのスタート地点小仏峠に到着。今回幹事の沖田さんの指導でストレッチ体操を
してからスタート。
 ゆったりとした登り坂の舗装道路を15分ほど歩いたところから景信山への登山道へ入る。そこか
ら景信山までは杉林の中、急な登り坂が続きキツかった。杉林の間から見え隠れする、名残の山
桜が疲れを癒してくれる。急坂ではおじいちゃん、おばあちゃんに連れられた幼稚園児もいた。我々
の体力は今この児に負けるのか!
 高尾山は標高599mと誰でも登れる山で都心からも近くまた変化に富んだいろいろなコースがあ
る。フランスのミシュランガイドでは三ツ星の山だそうだ。そんな宣伝効果もあり年間260万人もの
人が押し寄せる山となっているそうだ。フランスのタイヤメーカーが他国の山や料理店のランク付け
をしたものに、なんで日本人がそれに踊らされるのだと私は思ったりする。
 今回私たちが登った山は景信山727m、陣馬山855mだ。裏高尾というのだろうか、結構脚力が
必要なコースだ。
春山が一斉に新芽を吹き出し、山全体が小鳥の産毛のような柔らかい白色の混じった薄緑に包ま
れるこの季節、冬籠りから目覚めこれから息吹いていく自然により、人もウキウキした気分にさせら
れる季節だ。
 急坂を50分ほど登って景信山山頂に着く。景信山から陣馬山までは2時間余(6〜7km)、尾根
伝いで起伏は少ない。そのためかトレイルランというハイキングコースを走る人がいる。その人たち
が来ると道を譲らねばならない。休日など混雑しているときは遠慮してほしいものだ。
 景信山から陣馬山までの間には一休みしたくなる場所に都合よく茶屋がある。
そこで食べた塩を振りかけた揚げたての山菜テンプラの味は忘れられない。小林さんが振る舞って
下さった。陣馬山に13時半頃に到着、山頂で遅い昼食、大町さんの2年物梅酒と金子奥様の旬の
筍の味もまた美味しかった。山頂は広々としていて360°見渡せるパノラマビュー。シンボルの白
馬モニュメントがあり、皆ここで写真を撮っている。当然われわれも記念撮影。また大きな茶屋が3
〜4軒ある。
 陣馬山からの下山道も急坂が続き、疲れた脚には堪える。
 下山の行程で健脚組と貧脚組には差ができてしまった。健脚組は目的としていたバスに乗り、貧
脚組は遅れてしまい、実質ここで解散となる。貧脚組(私も含む)バス停横の茶屋で生ビールを飲み
元気を取り戻し、一時間に一本しかない次のバスで帰路についた。
幹事の沖田さんは心配して待っていて下さった。ゴメンナサイ。


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