2014(平成26)年度
第22回定時総会・音楽の夕べ・懇親会開催報告

絵巻 プログラム 定時総会一覧
   
全議案を満場一致で承認
事務局長に前田祐輔幹事、副事務局長に直井誠幹事を選任
会計監事に後藤克己会員を補充選任
次回定時総会開催日時等の決定は幹事会に一任し、会報9月号で発表
会員から旭日大綬章受章の須藤正彦会員はじめ叙勲受章者6名
 2014(平成26)年度の第22回定時総会・音楽の夕べ・懇親会は、6月21日(土)、上野精養軒において、来賓4名、会員60名が出席して開催された。
<総会>
 岡田憲明議長
 総会は、午後3時から、正面に支部旗が掲げられた金色の銀杏の間で開催された。
 冒頭、前田祐輔事務局長職務代行から、開会宣言とともに、先刻の幹事会で総会議長に岡田憲明幹事が選出された旨の報告があった。
 続いて宮田幹事長が開会挨拶し、初めに長内前幹事長・名誉幹事長、八島健司会員及び井口恒夫会員の逝去について報告があり、全員で黙祷を捧げ冥福を祈った。また、当日のスケジュールについては、予定していた「音楽の夕べ」のフラメンコショーが止むを得ない事情で中止となり、急きょ日本舞踊に変更した旨の説明があった。
 次いで岡田議長が挨拶し議事に入った。
 
第1号議案「2013年度事業報告及び決算に関する件」については、まず、宮田幹事長から事業報告があり、「事業報告書のとおり、定時総会・創立20周年記念祝賀会を含め、20種の事業を実施した。ホームカミングデー参加は台風のため中止、青梅マラソン出場・応援は大雪ため中止となった。定時総会・創立20周年記念祝賀会は来賓・会員71名の出席のもとに実施した。旅行会は那須温泉バス旅行を企画し過去最高の41名が参加した。芝居を観る会は活発で文楽観賞3回のほかオペラ「カルメン」観賞も実施した。箱根駅伝応援は本番に先立ち、10月に予選会応援決起集会の上、同月立川で予選会応援を行った。会員の異動は入会者1名、退会者10名、物故者3名で年度末の会員数は422名となった」などの説明があった。決算については、柳下敏男会計幹事から、収入合計108万円余、支出合計132万円余で、差し引き23万円余の赤字となったが、前期繰越金が206万円余あり、次年度繰越金は183万円余となった旨の説明があった。併せて、小森会計監事から、「2013年度決算書が正確であることを確認した」旨の監査報告があった。
 
第2号議案「2014年度事業計画及び予算に関する件」については、宮田幹事長から、「事業計画書のとおり、前年度を踏襲し26種の事業計画を立てた。会員名簿は近年入会者が少ないことなどから隔年発行とし当年度は発行しない。旅行会は9月21日・22日の日程で「万座遊湯三昧バス旅行」を企画し参加者45名を目標に募集中。10月26日(日)に開催されるホームカミングデーには例年同様参加する。箱根駅伝応援は10月の予選会が大事であり多数の応援を期待する。予算は収入合計131万円余、支出合計162万円で、差し引き30万円余の赤字となる。前年度繰越金が183万円余あり当面問題ないが、会費収入も減少傾向にあり、いずれ支出の抑制も必要となる。執行に当たっては経費節減を図り、次年度繰越金が予算よりも多くなるようにしたい」などの提案説明があった。
 
第3号議案「役員補充選任に関する件」については、宮田幹事長から、「前田祐輔会計監事を事務局長候補者として推薦する。ただし、会計監事と幹事の兼務はできないため、本人が会計監事を退任した上で、幹事に選任し、事務局長に選任する。併せて、直井誠幹事を副事務局長候補者として推薦する。副事務局長は規約で定める役職ではないが、今回規約改正は行わず、事務局長を補佐する事実上の役職として置く。また、会計監事は2名置くことになっており、前田会計監事の後任候補者として後藤克己会員を推薦する。任期はそれぞれ現役員の残任期間となる」旨の提案説明があった。
 
第4号議案「次回定時総会に関する件」については、宮田幹事長から、「幹事会では総会開催日を土曜日に限定せず、参加会費を安くする方法を検討しており、次回総会の日時・場所・参加会費の決定を幹事会に一任していただきたい。その結果は会報9月号に発表する」旨の提案説明があった。
 審議の結果、各議案とも満場一致で原案どおり承認された。
 議事終了後、宮田幹事長から、@叙勲受章者について、A長内前幹事長への名誉幹事長委嘱並びに同名誉幹事長逝去について、B卒業50周年記念事業の検討について、C住所不明者の件についてそれぞれ報告があった。

<音楽の夕べ>
 
音楽の夕べは、午後4時から銀杏の間で、島藤傳副幹事長の司会により開催された。
 予定したフラメンコショーは出演者の都合で中止となったが、幸いなことに日本舞踊紫派藤間流師範・大日本茶道会教授の藤間浩菊さん、劇団新制作座所属女優の上杉綾さん、今年NHK紅白歌合戦出場を目指す歌手の對馬一誠さん並びに沖縄三線と三味線を弾き歌う絵美小雨とギターを弾くシュンスケの夫婦ユニットの協力を得て、歌と三味線とギターと華麗な日本舞踊のコラボを堪能することができた。なお、藤間浩菊さんと上杉綾さんはともに中央大学法学部卒業生である。(宮田)


藤間浩菊             對馬一誠                 
                               上杉綾     絵美小雨・シュンスケ夫婦ユニット
<懇親会>
 懇親会は、午後5時から梅の間で、島藤傳副幹事長の司会により開催された。
 初めに宮田幹事長の挨拶があり、総会報告とともに、総会で選任された新事務局長、副事務局長及び会計監事が改めて紹介され、併せて叙勲受章者並びに来賓が紹介された。
 続いて来賓の中央大学常任監事鈴木康洋様、学員会会長久野修慈様、白門31会幹事長山口隆様、42年白門会会長小林定壽様からそれぞれ祝辞を頂戴した。
 旭日大綬章受章者の須藤正彦会員は、受章者6名を代表して受章の感想を述べ、会場から栄誉を称える拍手が送られた。
 次いで、新潟から初参加の馬場光子会員の発声で声高らかに乾杯が行われ歓談に入った。
 歓談の合間には、前田新事務局長、直井副事務局長、後藤会計監事がそれぞれ就任の抱負を述べ、盛大な拍手でエールが送られた。久し振りの再会で会場の随所にグループができ、近況や思い出話に花が咲き、親睦交流は一段と盛り上がった。
 最後は、角田副幹事長の指揮のもと校歌と応援歌を斉唱し、例によって肩を組み輪になって『惜別の歌』を斉唱した。

司会 島藤傳副幹事長  乾杯発声 馬場光子会員 


         校歌指揮 角田副幹事長

 記念撮影の後は、別室の二次会会場に集合し、カラオケ大会で夜の更けるのも忘れて賑やかに和やかに親睦を深めた。