中大は予選を3位で突破し、2年ぶり91度目の箱根駅伝出場を果たした。選手達は2年生船津彰馬主将のもとで全力を尽くした。しかし、往路は一時7位に食い込み10位で箱根山を登り切ったものの、復路は12位を上回れないまま15位に終わった。強豪が死力を尽くす箱根駅伝でシード権を獲得することの厳しさを目の当たりにした。
1月3日、41会は応援の群衆で埋め尽くされた中大応援団席のある内幸町富国生命ビル前に集合し、団子状態の他校3選手を追ってゴールへ向かうアンカー竹内大地選手を応援した。5人抜きのできる選手が1人いてくれたらと思いながら。それでも出場選手の内訳は1年生2名、2年生3名、3年生4名、4年生1名で、しかもそのうち8名が初出場だったことから、次回はこの経験をばねに飛躍する可能性は高い。大いに期待したい。
陸上部報告会はゴール後14時15分から、応援場所と同じ富国生命ビル前で行われた。会場では応援団とチアガールを前に選手達が並び、応援の学員がこれを幾重にも囲んだ。応援歌・校歌斉唱の後、選手紹介があり、藤原監督から駅伝出場の状況が報告された。次いで酒井総長・学長と大村理事長から激励の挨拶があり、野村陸上部長は選手達が従来とは比較にならないほど練習を積んだことや応援に対する謝辞を述べた。
2年ぶりの41会新年会は駅伝応援後15時30分から上野精養軒で、佐藤応援部長と92歳の長田先輩はじめ応援団OBも合流し 、総勢33名が参加して和やかに行われた。(宮田)