第101回箱根駅伝本大会は、2025年1月2日・3日、21チームが出場し、東京大手町と箱根芦ノ湖間の往復10区間、217.1㎞のコースで行われた。
往路では、1区で中大の吉居駿恭選手が最初から集団を飛び出し、一度も追い付かれることなく悠々と走り切り、2位に1分32秒もの差をつけた。トップの座は1区から5区の前半まで続き、1区の吉居選手と3区の本間颯選手は区間賞を獲得した。しかし、5区の箱根山登り途中に青学大に追い抜かれて2位となり、中大は惜しくも24年ぶりの往路優勝のチャンスを逃した。
当会は、復路の10区を京橋・東京スクエアガーデン前の中大応援団席付近で応援。曇り空で一時小雨も応援に影響なし。中大は復路6区では前日に引き続き2位を保持したが、 |
7区で3位、8区・9区で6位と順位を下げた。10区で下げ止まるか。ここは強い選手が集まるだけに関心が高まる。
皆が注目する中、10区を走るアンカー藤田大智選手は中大応援団が声高に応援する前を大手町のゴールへ向けて勢いよく駆け抜けた。まもなく実況中継は藤田選手が順位を一つ上げ5位でゴールしたことを報じた。中大シード権獲得!!
ゴール後、当会は陸上競技部報告会会場の大手町・常盤橋公園へ向かった。会場にはすでに赤白ユニフォームを着た選手・役員と応援団が集合し、大勢のOG・OBに囲まれていた。報告会では大村理事長、河合学長の挨拶に続き、野村陸上競技部長と藤原監督が駅伝状況を報告し、藤原監督は来年の優勝を目指して取り組む決意を強調した。
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