「白門りんごの会」第4回収穫体験ツアー
青森のりんご農園を訪問するのは、今回が4回目だ。訪問先は、青森県三戸郡三戸(さんのへ)町とその梅内りんご組合のりんご農園だ。訪問する我々は中央大学の白門りんごの会である。白門りんごの会は、若干の会費(それでリンゴをたくさん送っていただいている)とホームカミングデイでのりんご販売などをとおして支援する集まりで、三戸のりんごのすばらしさを世に紹介する一つのウインドウだ。
9月13日早朝出発し9時21分に新幹線八戸駅に着いた。そこからごうごうと流れる川を渡り山間に入っていく。りんご農園に到着すると数十人のりんご農園と町役場の担当の方々に迎えられた。そこで靴に用意してくださったビニール袋をかぶせて、数日の雨で泥になったりんごの園に入って収穫体験をした。

りんご農家の奥様たち手作りの土地の野菜を使った食事のおいしいこと。都会では味わえないものだ。りんご栽培している方たちのたくましい体躯、忍耐深そうな風貌が印象に残る。手伝いに来られている三戸町のスタッフの方達の誠意のある応対に頭が下がる。


三戸りんごはおいしい。たわわに赤く実ったりんごの木は原始的な美しさがある。
りんごの花言葉は「選ばれた恋」。りんごの花の花言葉は、「選択」、「評判」。りんごの木は、「名誉」だそうだ。欧州には「明日世界が滅びるとしても、今日あなたはリンゴの木を植える。」というフレーズがあるほど、りんごは人間の日常生活に入り込んでいる。
もいだりんごを食べると、そのみずみずしさに感動する。真っ赤な薄い皮があの美味さと水分を保っている。りんごの林の中で一番おいしそうな実を選ぶ。

充実した三戸での行事を無事終え、今年3月に北海道玄関口まで開通した新幹線で、宿泊地である夜景美と異国情緒あふれる函館へ向かった。(白門りんごの会石川晃三記)