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2023年10月31日(火)
 第32回ホームカミングデーの模様

 中央大学の第32回ホームカミングデーが、2023年10月29日(日)に多摩キャンパスで開催されました(このほか駿河台キャンパスで卒業後50年の学員を対象とした講演会と懇親会を開催)。このところコロナ禍のためオンライン開催が続きましたが、この度は4年振りの対面での開催となりました。
 式典会場は、この度新しく建設された「FOREST GATEWAY CHUO」(右写真)の3階のホールでした。白門43会のメンバーは同じ建物の5階F511号室に集合してから、まとまって式典会場に向かいました。
 10時きっかりに、吹奏楽部による高らかなファンファーレで式が始まりました。
 開会のご挨拶では、最初に登壇された中央大学の大村雅彦理事長からは、今年が学徒出陣80年目の節目に当たることから現下の世界情勢にかんがみ一層の平和の必要性についてお話があり、続いて中央大学の河合久学長から今年4月に駿河台キャンパスと茗荷谷キャンパスがオープンしたことなどが話され、最後に久野修慈学員会会長からは学員が各方面で活躍していることや、学員が一丸となって大学を支えていく必要性などが話されました。
 続いての校歌斉唱は全員が起立して、応援部の演奏とエールに鼓舞されて高らかに「草のみどり」の1番を歌いました。年の所為で涙腺の緩くなった私はなぜかこの雰囲気の中でホロリとした気分になりました。卒業して55年も経つのに、大勢の白門の仲間たちに囲まれて今、自分はここに立っているのだなという感慨が、草のみどりのメロディーと共にこみ上げてきたのでした。
 その次は、親子三代にわたって中央大学を卒業された方々への表彰式に移りました。今回は6組の方々が表彰を受けられました(そのうちの1組は出席できませんでした)。中には1代目が衆議院議員、2代目が旭川市長、3代目が在学中というご家族もおられました(左下の写真、右端は大村理事長)。皆さんのこれほどまでの母校愛の強さに頭が下がる思いでした。3代目の方は在学中の学生がほとんどでしたが、できれば4代目に続けてもらえればなどと、勝手な思いを抱きました。
 続いて行われたのは、今年で2回目となる「学員薫風賞」の授与式でした。これは社会で活躍されている方々で特に目覚ましい功績を挙げられた方を対象とする賞で、今回は2名の方が受賞されました。一人は前日本青年会議所会頭の中島土様で、中央大学出身者がこの地位につかれたのは初めてだそうです。もう一人はフェンシングの世界選手権で金メダルをとった江村美咲様でした。ご父君もフェンシングの選手をしていてオリンピックにも出られたとのことでした。(右下の写真、左端が中島様、一人置いて江村様)
 授与式の後は音楽研究会吹奏楽部による演奏となりました。最初はサックス4重奏で「カノン」と「魔女の宅急便メドレー」でしたが、特にカノンは自分も良く知っているクラシックの名曲なのでうっとりと聴き惚れました。続いて金環5重奏で「銀河鉄道999」でしたが、自分の上半身が隠れてしまいそうな巨大なユーフォニウムを抱えた女性奏者にびっくりでした。
 最後は応援部の演舞で、大きな団旗を掲げて、吹奏メンバーの演奏のなか、リーダーの振りと華やかなチアメンバーの演舞で式典を締めくくりました。
 そのあと、客席との集合写真の撮影になりましたが、フレームに収まるように皆がなるべく中央に集まって撮影しました。
 式典会場での催しは以上で終わり、この後43会メンバーはヒルトップの1階食堂へ赴いて昼食を取りました。
 多摩キャンパスではこの後、映像企画展や模擬店の出店があり、3時半からは式典が行われた3階ホールで抽選会が行われる(配布された案内パンフに抽選番号が印刷されている。)のですが、私はこの日のホームカミングデーの模様をHPに掲載する作業をしなければならないので、ここで皆さんとお別れして先に帰りました。








【三沢充男】


2023年7月10日(月)
 第29回定時総会・懇親会の模様

 白門43会の「第29回定時総会・懇親会」は、2023年7月7日(金)13時30分から上野精養軒(桜の間)で開催されました。参加者は招待者、講師を含め62名で、そのうち女性が7名でした。
 梅雨の真っ最中の時期でしたが、この日は朝から晴天で、3階ロビーからは眼下の不忍池とその向こうのビル群の美しい眺めが青空のもとに映えていました。



(総会議事の模様)
 森澤幹事の開会宣言に引き続いて清水会長の挨拶が行われました。特筆すべきものとしては、2年後に白門43会創立30周年を迎えるので、体制を整えて準備をするとのことでした。
 その後、議案の審議に入り、規定により清水会長が議長となって進められました。議事は第1号議案から第4号議案まで(22年度事業報告、22年度収支決算報告、23年度事業計画案、23年度収支予算案)は例年通りでしたが、今回は第5号議案として、幹事長の職務が過重であることから、新たに副幹事長を若干名置くための会則改正が追加されました。そして第6号議案の役員改選では、副会長、幹事、監査の一部変更の他、新たに設けられる副幹事長として星野則昭氏が提案されました。以上の議案については特段の異議もなく、提案のとおり承認されました。清水議長の手際のよい運営で、議事は予定より15分ほど早く終了しました。

(講演会の模様)
 15分ほどの休憩時間の間に講演で使用するスクリーンやプロジェクターの最終調整を行い、14時15分から講演会が始まりました。
 今回の講演のテーマは「スマホの使い方」でした。今や国民の9割以上がスマホを所有し、70代以上の高齢者でも6割以上が保有している現状に即して選定されたテーマであり、講師は白門43会のホームページの運営について日頃から協力いただいている(株)ノラ・コミュニケーションズの宮田様と平方様でした。
 スマホとガラケー(従来型の携帯電話)との違いや、スマホの中には大きく分けてiPhone系とAndroid系があり、使い方が若干異なること、さらにはWi-fi(ワイファイ)と携帯電話回線の違いなどの概要説明があり、その後さきの役員会で要望されたLINE、PayPay、マイナンバーカード、白門43会のホームページの見方について詳しい説明がありました。
 LINEでは、基本的に無料で利用できること、リアルタイムでやり取りができる「トーク」機能があること、グループトークができることなどの特徴があるとの説明があり、Paypayでは、お金を現金や銀行口座からチャージして対応店舗でのキャッシュレス決済ができたり、ネットサービスの決済ができるなど便利な機能が備わっていることの他、店舗での具体的な支払方法についても説明がありました。マイナンバーカードについては、デジタル庁のマイナポータルのサイトへ接続し、指示に従って健康保険証利用の申し込みその他の手続きを行うとのことでした。
 白門43会のホームページを見るには、グーグルなどの検索窓へ「白門43会」と入力して検索し、上方に表示される学員ウエブをクリックすればサイトが表示されること、またそのサイトのアイコンをホーム画面に表示させるには、androidの場合は右上の小さな縦の3つの点「」をプッシュし、展開されてくる文字の中から「ホーム画面に追加」をタッチすればよいとの説明がありました。
 最後の十分ほどは個別の質問に応えていただき、予定どおりの時間に講演会は終了しました。

(懇親会の模様)
 講演会の後、同じ「桜の間」の衝立を隔てた奥側の懇親会場へ移動し、最初に全員での写真撮影を行いました。
 懇親会場は出席者が九つの丸いテーブルに分かれて着座する形でした。
 金井幹事の開会宣言で懇親会が開始されました。通常ならば最初に校歌斉唱が行われるのですが、ご来賓の中央大学大村理事長がご都合で早期に退席されなければならないため、その前にご挨拶をいただきました。来年の第100回箱根駅伝での優勝への期待、駿河台キャンパスと茗荷谷キャンパスが完成して新年度から学生の受け入れが始まったことなどが述べられました。
 続いて小塚副会長のリードで校歌「草のみどり」の斉唱が行われ、引続き清水会長の挨拶がありました。その後ご来賓の中央大学学員会の久野会長のご挨拶をいただきました。気合の入ったお声で、現下の世界情勢へのご意見やご自身の経験、各界の人々との交流の一端などのお話がありました。そのほかのご来賓は、42会長の牧様(44会長の吉永様は欠席)でした。また講演会講師の宮田様と平方様にもご出席いただきました。
 大谷幹事(43会初代会長)の乾杯の音頭で宴が開始されました。料理、飲み物でしばし歓談の後、久しぶりの参加者として田中秀生さんと倉本政市さんが紹介され、簡単なあいさつを述べられました。
 アトラクションは、古賀幹事の率いる室内アンサンブル・グループ「八重洲Ottava(やえすオッターバ)」の演奏でした。何曲か素晴らしいメロディーを演奏していただいたのち、今回の新しい趣向として有志による歌謡ショーが行われました。富田秀雄さん、岡田孝子さん、星野則昭さんの3人が八重洲Ottavaの伴奏のもと、洗練された声で独唱をしていただきました。
 お別れの歌は星野幹事のリードで、全員が「惜別の歌」を3番まで歌いました。例年なら全員が環になって肩を組んで歌うところですが、未だコロナへの配慮が必要なため、その場で起立して歌いました。
 最後の締めとして矢崎幹事長から閉会の挨拶があり、予定の18時に懇親会は滞りなく終了しました。今回はお土産として久野理事長からどら焼き、岡田幹事(学員会副会長)から健康飲料が、参加者全員にプレゼントされました。
















【三沢充男】


2022年2月27日(金)
 「新春の集い」が開催されました

 白門43会の令和5年「新春の集い」が2月24日(金)、上野池之端の「東天紅上野店」で開催されました。前日までの晴天が一転し、冬型の気候に逆戻りして肌寒い一日になりましたが、かろうじて雨にはならず何とか持ちこたえてくれました。
 今回の参加者は全体では55名(男性47名、女性5名、出演者3名)でした。
 受付は12時から始まりましたが、散策会の参加者(17名)はその前に東大裏の竹下夢二美術館の見学をしてきました。
 開始前にステージの前で参加者全員の記念撮影が行われ、その後各自指定のテーブルについて会が開始されました。
 司会進行は金井快夫幹事で、明るく快活な口調でテンポ良く進めてくれました。最初は小塚副会長のリードで恒例の校歌斉唱ですが、時節柄マスク着用での斉唱となりました。
 その後清水会長の挨拶がありましたが、その中で再来年は白門43会創立30周年を迎えるので準備を進めるとの話がありました。また会の慶事として、母校中央大学が新春の箱根駅伝で準優勝をしたこと、幹事の町田譽曽彦画伯が新日本美術院の会長に就任されたことなどが述べられました。また会員の最高齢者が卒寿(90歳)を迎えられたこと、さらに数人の会員が傘寿(80歳)をすでに超えていることが紹介されました。
 その後、遠方からの参加者として山形県鶴岡市の小田さん、愛知県岡崎市の合津さん、広島県三原市の高田さんが紹介され、一言ずつ挨拶を述べられました。
 次に白門43会初代会長の大谷隼夫幹事から母校中央大学の入学志願者が増加したことや、建設中だった駿河台キャンパスが竣工し、ロースクールやビジネススクールの専門大学院などが入って人材の育成拠点になることなどの話がありました。
 その後正野元会長の乾杯の音頭で宴がはじまりましたが、今回はコロナの感染防止のため、1テーブルは5~6人で個人ごとに料理が運ばれてくるシステムになりました。
 しばらく歓談の後、いよいよ待望のアトラクションが始まりました。今回は日本舞踊の藤間浩菊師範で、その他筝曲演奏の増渕喜子さん、琴古流尺八演奏家の津上弘道さんが加わりました。藤間師範は平成13年中央大学法学部卒業で、茶道の教授もされています。



 今回の演目は「春の海」「桜幻想曲」「荒城の月」などのほか、尺八の独奏などもあり、藤間さんの美しい舞に見とれているうちに、あっという間に予定の30分が過ぎてしまいました。
 最後は元コーラス部の星野幹事のリードで「惜別の歌」を歌い、矢崎幹事長の閉会の挨拶でお開きとなりました。

 なお、今回は会場入口で白門43会出版物として、昨年の総会で頒布した歌代雄七さんの随想集「森羅万象Ⅰ」の余部と、今回新たに発売する三沢充男の歳時記「五風十雨」を頒布しましたが、すべて完売しました。
















【三沢充男】


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