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第34回観劇会  報告 古谷泰久(法)

「エゲリア」 吉祥寺シアター 平成24年9月12日(水) 参加者8名

残暑の厳しさに辟易したのか参加者少なく8名、座席数180の小劇場なれど
密度の高い芝居が鑑賞出来た。
「生命の小説」を紡ぎつづけた岡本かの子、その夫は国民的漫画家一平、
息子は天才前衛画家太郎、「エゲリア」とは永遠の女性、岡本家にとってかの子
は「エゲリア」、天真爛漫八方破れ、思い込んだらイノチガケ、途絶えることない
男性遍歴と幾多の伝説に覆われた女性作家かの子、その型破りな家族ドラマ。
笑いあり、ドタバタあり、にぎやかで楽しいそしてしんみりさせる3時間でした。

終演後はこの日だけの出演俳優12名とスタッフを交えたトークショウ、舞台を
立ち上げるまでのいわゆる楽屋裏の様子が伺えて観劇の手引きとなりました。
この日を設定してくれた前田さん有難う、感謝、感謝。
終演後は近くの居酒屋で恒例の懇親会。冷えたビールのうまさ、気の合った
仲間同士の語らい、楽しいひとときでした。


            出演の女優さん方と記念撮影     資料提供;古谷さん

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