2016(平成28)年度
第24回定時総会・卒業50周年イベント開催報告
 絵巻 プログラム 卒業50周年記念事業報告 記念事業一覧 定時総会一覧
写真 柳下 敏男幹事・鈴木 昭男氏
文 宮田幹事長

   

   ●全議案を満場一致で承認
   ●事務局長の選任は幹事会に一任
   ●次回定時総会は平成29年6月16日(金)に上野精養軒で開催
   ●本年度定時総会・卒業50周年記念イベントに116名参加

 第24回定時総会及び卒業50周年記念イベントは、6月24日(金)午後3時から、緑に包まれた上野精養軒で、来賓6名、会員81名、特別参加者29名(同期生20名を含む)、計116名が参加して開催された。


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総  会

 総会は午後3時から地下1階の「銀杏の間」で開催された。
 はじめに直井誠副事務局長から、開会宣言とともに規約第10条第3項に基づき幹事会において高見舜三幹事が総会議長に指名された旨の報告がなされた。続いて宮田幹事長が挨拶し、熊本地震で被災しながらも遠路本総会に出席した入江昭雄会員に対しては当会にかける熱意と責任感に敬服すると述べた。次いで、高見議長が挨拶し議事に入った。

 
議長 高見幹事
第1号議案・2015(平成27)年度事業報告及び決算に関する件
(1)2015年度事業報告については、宮田幹事長から、「当年度事業は概ね計画どおり実施された。そのうち、ホームページ運営事業では学員会支部ホームページコンテストで最優秀賞を受賞した。新規会員勧誘事業では入会者はなく、その一方で退会者15名、物故者1名あり、当年度末の会員数は16名減の397名となった。江戸川花火大会鑑賞会については当会創立以来23回にわたって開催されたが、頼みの担当幹事が当地から転居したほか参加者の減少もあり、当年度をもって当事業を終了した」などの説明がなされた。

(2)2015年度決算については、柳下敏男会計幹事から、収入合計123万円余、支出合計125万円余で、差し引き2万円余の支出超過となったが、前期繰越金が176万円余あり、次年度繰越金は174万円余となった旨の説明があった。併せて、小森輝於会計監事から2015年度決算書が正確であることを確認した旨の監査報告があった。

第2号議案・2016(平成28)年度事業計画及び予算に関する件
(1)2016年度事業計画については、宮田幹事長から、「従来の事業計画に加え、卒業50周年記念事業として次の4事業を盛り込んだ。@会報『卒業50周年記念号』を発行する、A定時総会当日に卒業50周年記念イベントを開催する、B9月に1泊2日の日程で『卒業50周年記念諏訪・蓼科高原バス旅行会』を実施する、Cホームカミングデー関係では母校主催の『5校地バスツアー』と『卒業後50周年学員懇親会』にも参加し当会のPRや入会勧誘を行う。そのほか、会員名簿は隔年発行のため当年度は発行しない。新規会員勧誘事業では本年はすでに1名(岡本脩氏)の入会者があった。箱根駅伝応援&新年会事業では10月の立川での予選会が重要であり多数の会員の応援を期待する」などの提案説明があった。

(2)2016年度予算については、宮田幹事長から、「当年度は卒業50周年記念事業を実施するため収支ともに大幅に増加した。収入の部は、参加会費収入が前年比56万円増加したほか、学員会からの補助金等も増加し、前年比77万円余の増加となった。支出の部は、総会等開催費で前年比78万円余増加したほか、講師等謝礼金、会報『卒業50周年記念号』発行費を計上し、前年比121万円余の増加となった。このため、収入合計は194万円余、支出合計は292万円余(予備費20万円を含む)で、差し引き98万円余の支出超過となったが、当年度は前年度からの繰越金が174万円余あり、次年度繰越金として76万円余を計上することができた。しかし、会費収入が減少傾向にあり、いずれ支出の抑制も必要となる。執行に当たっては経費節減を図り、次年度繰越金が予算よりも多くなるよう努力したい」などの提案説明がなされた。

 
     新幹事の岡本会員
第3号議案・役員補充選任に関する件では、宮田幹事長から、「事務局長選任については、昨年の総会で幹事会に一任されたが選任に至らなかったため、再度幹事会に一任いただきたい。幹事選任については、本年入会の岡本脩(おかもとおさむ)会員を候補者として推薦する。これによって、役員は幹事80名、会計監事2名、計82名となる」旨の提案説明がなされた。

第4号議案・次回定時総会に関する件では、宮田幹事長から、「開催日は2017(平成29)年6月16日(金)とし、上野精養軒で開催したい」旨の提案説明がなされた。

 上記第1号〜第4号議案については、高見議長のもとでそれぞれ審議され、満場一致で原案どおり承認された。また、報告事項では宮田幹事長から住所不明者31名の報告があり消息把握に協力を求めた。(宮田)
 
卒業50周年記念イベント

総合司会 島藤副幹事長□□□
   司会 前川千恵子さん
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 卒業50周年記念イベントは、午後4時から島藤傳副幹事長の総合司会により、落語会、講演会、卒業50周年記念式典・祝賀会が下記のとおり開催された。

落語会
落語会は午後4時から「銀杏の間」で開催され、島藤副幹事長の開会の辞、平山副幹事長の出演者紹介の後、春風亭朝也師匠が持ちネタの「片棒」を演じた。
 父親と3人のケチな道楽息子たちとの遺産相続をめぐる滑稽なやりとりを張りのある声で軽妙に演じ、総会の疲れをほぐした。
 師匠は平成14年に中央大学文学部を卒業、同年春風亭一朝師匠に入門し「朝也」の名をもらう。平成25年には「NHK新人落語大賞」を受賞、来春には真打昇進が予定されている。

講演会
 講演会は、午後4時40分から「銀杏の間」で開催され、島藤副幹事長の開会の辞、岡田(匡)幹事の講師紹介の後、長田渚左先生の講演が行われた。
 長田先生は女優、作家、スポーツキャスター、スポーツ学会代表理事、大学教授など多彩なキャリアをお持ちで、当日の演題は「フェロモンな男たち」。
 講演ではアムステルダムオリンピック(1928)の三段跳競技で日本人初の金メダルに輝いた織田幹雄氏と全日本バレーボール男子チーム監督として同チームを夏季オリンピックミュンヘン大会(1972)での金メダルへと導いた松平康隆氏を例に挙げ、「彼らは勝利への情熱を持ち続け、考えに考えて究極の訓練法を実践し、ついに海外選手との身長差を克服して金メダルに到達した。年齢にかかわらず情熱がほとばしるように見えるときにフェロモンを感じる」と、フェロモンが消えつつある世代を元気づけた。

卒業50周年記念式典・祝賀会

   宮田幹事長挨拶
 卒業50周年記念式典・祝賀会は、午後5時30分から3階「桐の間」で開催され、島藤副幹事長の開会の辞の後、前川千恵子さんが司会を務めた。
 初めに宮田幹事長が挨拶し、会員並びに会員以外の同期生が一堂に会し卒業50周年を祝えることは誠に喜ばしいとする一方、熊本地震で被災した同期生に向けて、見舞いと熊本の早期復興への願いを述べた。
 併せて、幹事長から来賓並びに特別参加者の紹介があり、来賓を代表して、中央大学総長・学長酒井正三郎様、学員会会長久野修慈様よりそれぞれ祝辞を頂戴した。




  乾杯 入江幹事

フラメンコショー 平山朗子さん
 次いで、入江幹事から熊本地震の報告と支援に対するお礼の挨拶があった後、入江会員の発声で乾杯が行われ歓談に入った。50年ぶりに再会する人もいて、会場の随所にグループができ、近況報告や思い出話に花が咲き、親睦交流は一段と盛り上がった。
 アトラクションタイムでは、平山朗子先生による華麗なフラメンコショー、カラオケ同好会を中心に思い出の歌の合唱、そして豪華景品付き福引大会が行われ、10名の方々に幸運が舞い降りた。



校歌・応援歌 角田副幹事長

閉会の辞 岡田副幹事長
 記念撮影の後、例によって角田副幹事長のリードで校歌と応援歌を合唱し、肩を組み輪になって『惜別の歌』を合唱した。
 最後に岡田副幹事長が閉会の辞を述べた。

 二次会は2階「竹の間」で開催され、夜の更けるのも忘れて歓談とカラオケを楽しんだ。(宮田)