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ビジネス塾の開講の主旨について
08年7月の総会で新しい試みとして、大阪支部の活動が総会・講演会・懇親会とゴルフ会全てですというのではなく、大阪支部として会員の方々に何かお役に立つことを考えてビジネス塾を企画したいと報告しました。
講師は大阪支部の先輩にお願いし、先輩から後輩諸氏へお話を戴ければと考えました。
この考えは中央大学にビジネススクールが08年にスタートしましたが、その前段として南甲倶楽部寄付講座「経営革新セミナー」が「企業にもっと経営イノベーションを」とをテーマに5年間継続開催(毎年下期木曜日夜)されました。
直に経営トップのお話を伺って、ビジネスのあり方、考え方などを学ぶことに意義がありました。総合政策学部の大学院生や学部の学生に交じって社会人特に大学OBの方が沢山出席され毎回、熱心に勉強をされました。このような規模での開催は難しいでしょうが、大阪支部バージョンで、大阪支部の先輩方に講師をお願いしたいと考えて企画しました。
大阪支部バージョンは終了後、講師を交えて懇親会を行い、質問や意見の交換などを行っています。楽しく飲みながらも繋がりの輪を広げられれば願っています。
より多くの皆さんのご参加をお待ちしています。
第1回 2008.10.14 | 尾家 亮 支部長 (尾家産業株式会社代表取締役会長) 「外食産業のトータルベンダーを目指して」 食糧問題なども交えて |
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第2回 2009.2.17 | 奥 徹 氏 (兵庫支部副支部長) 「救国の英雄 西郷隆盛の国家戦略と世直しに学ぶ ―今の日本を救うヒント―」 |
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第3回 2009.10.27 | 藤本 守孝 氏 (西華産業株式会社 前社長) 「西華産業と歩んだビジネスマンの経験」 |
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第4回 2010.2.23 | 天野 明治 氏 (アマノ経営管理研究所代表・S31年卒) 「今日の我に明日は克つ(商業の世界の栄枯盛衰に想う)」 |
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第5回 2010.10.26 | 壽 英司 氏 (三洋電機株式会社元専務取締役) 「ゼロからのスタート」 |
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第6回 2011.2.25 | 伊地知 正治 氏 (特別養護老人ホームゆめあまみ 施設長・S34年法学部卒) 「福祉・介護の実態は・・・介護保険を中心に考える。」 |
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第7回 2011.10.25 | 宇都宮 浩太郎 氏 (元マイカル社長・S34年卒) 「流通大手マイカルの社長として新規業態を開発されたことなどを含めて」幅広くお話を伺いました。 10年間の沈黙を破っての講演は1時間20分では不足、3時間は必要だったと思います。 残りはご出席の奈良支部長浅田さんの締めのご挨拶「後は奈良支部でと」楽しみにしています。 懇親会は立食で歓談、盛り上がりました。 |
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第8回 2012.2.29 | 小林 三郎 氏 (S32年卒・兵庫支部) 「1ドル 360円」 と題して、島貿易株式会社での米国滞在30余年にわたるビジネスライフとプライベートライフについてお話を戴きました。 |
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第9回 2012.10.30 | 廣田 勝志 氏 (H10大学院法学研究科修了) 「企業犯罪の中から取込詐欺」と題して、お話を戴きました。 |
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第10回 2013.2.26 | 富田 英孝 先生 (公認会計士 富田事務所・昭和37年卒) 「会計制度改革とグローバル経営」と題して、お話を戴きました。 |
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第11回 2013.10.30 | 三山 峻司 先生 (弁護士・弁理士・京都産業大学法科大学院教授 昭和50年卒・中之島シティ法律事務所) 「身近な著作権問題と著作権のツボ」と題して、お話を戴きました。 PC、プロジェクターを使って映像で著作権について講義をしていただきました。 聴講された倉橋先輩(S32年卒)から「三山先生の著作権の講義、有益でした。限られた時間内でのお話なのでもう少し掘り下げて・・・・という部分もありましたが 満足しました。宴会場で質問も出来ました。」 と同じく小柳さん(S43年卒)「講演の内容は身近な話でしたので楽しく聞けましたが、今回は若いメンバーの参加が多く、懇親会も弾んでいましたね・・・。」とメールをいただきました。 |
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第12回 2014.2.25 |
大阪白門会副会長 今里良三 氏 「ラグビーとビジネス・共鳴人生」と題して、お話を戴きました。 大阪白門会第12回ビジネス塾は、大阪白門サロンが開設された関西文化サロンに会場を移して2月25日に開催されました。 おかげさまで年2回開催(10月末と2月末)、6年目を迎えました。 最初は08年7月の大阪支部総会で新しい試みとして、活動が総会・講演会・懇親会とゴルフ会で全てですというのではなく、大阪支部として会員の方々に何かお役に立つことをやってみたいと考えビジネス塾を始めました。 講師は大阪支部の先輩方にお願いし、先輩から後輩諸氏へお話を戴ければと云うのが最初の思いでした。 講演会終了後は楽しく飲みながらも繋がりの輪を広げられればと続けることが出来ました。 会場も尾家産業会議室から阪急ターミナルビルに更に今回阪急グランドビルの大阪白門サロンで尾家会長、兵庫白門会、父母連大阪・兵庫支部から40人のご参加を得て開催となりました。 大阪白門サロンでの最初のビジネス塾は前近鉄ライナーズ部長兼GMの今里良三さんにお願いしました。 今里さんは日本代表キャップ23。 報徳学園中学では野球部に所属、体が小さくても足が遅くても力弱くてもやれるのがラグビーと保健体育の前田豊彦先生に教えられ、高校ではラグビーを始めた。 学校の近くを流れる武庫川の砂州で毎日の練習を重ねて地力をつけて中央大学に入学、1年生からSHでレギュラー出場。強靭なメンタリティとフィジカルが求められるこのSHを続けられた裏には目標を明確に、一日一日の努力を重ねた。 中大ラグビーには30分前にグランドにと云われて来たが、この30分を毎日毎日パスや捕球練習に結果、日本代表に選ばれNZ遠征に参加。 バレーの東洋の魔女の回転レシーブにヒント得て回転しながらパスと同時に戦列に加わるスピードのあるプレーに開眼、努力の結果が結び付いた。 1969年近鉄に入社、近鉄と日本代表として活躍、74年にはキャプテンとして社会人大会、全日本選手権での優勝を飾り、79年には全日本代表の監督を務め、近鉄ラグビー部の伝統「ラガーは良き社会人たれ」「仕事とラグビーの両立」「仕事は社長心算でやれ」とビジネスマンとして、近鉄マンとしての心意気がラグビーとビジネスが共鳴した。 2005年から新設の「ラグビー運営部」部長に就任し、近鉄ライナーズの復活に道筋をつけ2012年に運営アドバイザーを退任するまでを思いの程を語っていただきました。 『これからは、中大ラグビー部の復活のために、強化支援にも協力をして行きたい。』と力強く語られた。 当日聴講された弁護士の住井先生(33年卒)から「今里さんの講演は大変有意義でビジネス塾の歴史に1頁を加えてもらったのではないでしょうか。」と嬉しいおはがきをいただきました。 懇親会は湯浅ラグビーOB会の関西支部事務局長が開宴のあいさつと関西遠征への応援の要請を、お開きはアメリカンフットボールOB会会長の伊吹さんがアメフトの現状と応援のお願いをしました。 お土産に尾家産業特製のビーフカレーをいただいて家路につきました。 大阪白門サロンをこれから大いに活用して行事を企画したいと考えていますのでより多くの学員の方々のご参加をお待ちしています。 |
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第13回 2014.10.30 |
元文部科科学大臣、内閣官房長官 平野博文 氏 「政界四方山話」と題してお話を戴きました。 平野講師のビジネス塾は、ホームページに「ご好評につき定員に達しましたので、受付を締め切らせていただきました。たくさんのお申し込みありがとうございました。」と表示いたしました。 定員48人の会場に45人を超えて当日必ず出席のお返事をいただいていない先輩方がお見えになることが多いために、満員御礼の表示を行いました。 この日も3人の大先輩がお見えになりました。 滋賀白門会からも同じ民主党政権の下で環境副大臣であった田島一成さんも福島出張の前に予定変更で参加されました。 会場は全く空席がなく、予備席を入れて50人となりました。 ご出席下さった方々にお礼を申し上げます。 平野先生は、「変化する日本社会と新たなまちづくり」というテーマの詳しい資料を製作・配布されました。 講演は「平成2年と平成26年の財政上の諸指標を比較、現在の問題点について」説明され、白門会の皆さんとは集団的自衛権などについて議論をしたいと語られた。 質問は、
初参加の方が3人、味の素冷凍食品の新田さん、上原さん、羽衣国際大学教授の池田冷子さんが紹介されました。 平野先生を囲んで賑やかに歓談を、大阪白門会としては政治的な議論をする良い機会となりましたが、白門OBとしては、集団的自衛権など安全保障にもう一歩踏み込んでの議論が出来れば良かったのにと思いました。 私たち、橋本公亘先生に憲法を学んだものとしての思いがあります。 平野先生は、今は大阪中心の活動となっていますが、早い永田町への復帰を期待しています。 「変化する日本社会と新たなまちづくり」には少子化と高齢化社会における問題点と対応など、細かく記されて、不動産登録免許税などにも詳しく言及されており、早い段階での政策提言として実現を望んでいます。 次回は2月24日(火)大和証券OBの三神先輩にご尽力をいただき、斯界の最前線の方に出講していただいてお話をいただくことになりました。 |
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第14回 2015.2.24 |
大和証券投資戦略部部長 木野内栄治 先生 「晴れた日に38915円が見える ~デフレ脱却、大恐慌後の成長策が再現へ~」 第14回ビジネス塾は初めての外部講師大和證券投資戦略部長の木野内栄治先生に「晴れた日に38915円が見える ~デフレ脱却、大恐慌後の成長策が再現へ~」と題してお話ををいただきました。 講演に先立って、今回のビジネス塾の勉強会の準備をして下さった三神先輩は最初のあいさつで古い話になるがと現役時代の勉強会のお話を引用されて 「竹村健一さんが 1.日米関係が良好であること 2.物が静かに上がること 3.適度な贅沢が出来ること がこれからの日本に必要なことと話されていた。 適度な贅沢が出来るように今日の話の効果がありますようにと思っています。」 とお話をいただきました。 木野内講師は詳細な30ページ余の資料で通貨、素材、エネルギーにコンドラチェフ波動等、経済の諸表の見方、読み解き方までと具体的な銘柄のとらえ方についてお話をいただきました。 4月も下旬になって日経225も2000年以来の20000円となりました。 木野内講師のストリー通りに辿っていることに驚いています。 懇親会は統一地方選挙前で忙しい中を大和証券OBの川岡府議会議員が出席、開宴のあいさつを。 ご出席の会員諸兄からも良い講演だったと喜んでいただきました。 |
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第15回 2015.10.27 |
元朝日放送 因田 宏紀氏 「たかがスポーツ・されどスポーツ」 第15回ビジネス塾の開会のあいさつで尾家会長は、早いもので年2回開催15回目を迎えましたと話され、2日前に行われたホームカミングデーで中央大学130周年記念論文コンテストで壽副会長が最優秀賞に選ばれたことを報告されました。 全員で壽さんに大きな拍手でのお祝いを申し上げました。 因田宏紀さんは、朝日放送のスポーツアナウンサーとして大活躍され、その後もスポーツ文化の振興に関わるお仕事をされてきました。 「たかがスポーツ・されどスポーツ」スポーツメディアの最前線で学んだこと、反省すること、自戒すること希むこと、と題してお話をいただきました。 新聞記者になりたいと思い中央大学法学部に入学した。 大学では放送研究会に所属した。 高校時代はトップアスリートを目指し頑張って、四日市高校で陸上競技ではインターハイ、スキーでは国体に出場、心の中に青春時代の思い出として強く焼き付いている。 昭和40年に朝日放送に就職、以来スポーツアナウンサーとして20年以降 スポーツ関連の関連業務を担当。 スポーツアスリートを通じて学んだことなどを交えて皆さんがあまりご存じない事柄などをお話したいと、 ・「元ジャイアンツの高橋正勝スコアラー」 ・「樺太の同じ町で生まれた大鵬幸喜さん」から ・「宇和島東高校の上甲正志監督」 ・「南海ホークス鶴岡親分こと鶴岡一人さん、野村さん」 の人柄に触れての話など興味深く聞かせていただきました。 永いスポーツ関係の仕事を通じて感じることは「スポーツは極めてベーシックなもの、スポーツは偉大な文化である。」という視点が日本の国全体に欠けている。 文化功労者803人のうちスポーツ関係の方は11人に過ぎない。 スポーツメディアの視点、責任もあるかと反省するとともにしっかりとした対応が必要である。 2020年のオリンピックを成功させるには、中央大学OBの遠藤大臣に大きな期待をしたい。 前回の東京オリンピックでは愉しむことが出来なかったが、次回には孫とともに愉しみたいと思っています。 |
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第16回 2016.2.24 |
元三洋電機株式会社専務取締役、元三洋電機クレジット株式会社会長 壽 英司氏 「企業経営と大学改革について」 第16回大阪白門会ビジネス塾は論文コンテスト最優秀賞を受賞された大阪白門会副会長壽英司さんに「企業経営と大学改革について」のお話をお願いしました。 壽さんは三洋電機専務として慢性的赤字が続いていたマルチメディアカンパニー社長として年間2000億円の利益を上げる驚異の変革を成し遂げた経営者。 2月3日に大手術をされましたが無事回復、手術後20日とは思えぬ元気、大きな声で話しをはじめられた。 論文の最初に「今回の改革活動の基本的な行動方針として」 1 大きな「目標」を掲げる。 2 全員の「ベクトル」を合わせる。 3 「自主・自立・自律」の活動を巻き起こす。 と3つの提言 企業におけるさまざまな改革活動の基本原則としてこの3項目を掲げて実践してきた。 大学改革とビジネス塾の趣旨に適った企業経営に繋がる話を経営者の目線で「変貌する中央大学」を実現するために大学が取り組むべき大きな目標を速やかに構築し道筋を明確にして総力を結集できる体制づくりが必要となる。 「企業経営ではお客様・株主など社会の目があるが大学のカスタマーは誰なのか今までの上から目線を切り替えないといけない」などと笑いを交えながらも明確に現状の分析とあるべき姿に言及された。 大学のことを思って仕事を取組む「全体最適」と自分の立場、自分の部署のことのみを優先する「個別最適」があるが、中央大学に関係する人が自主的に立てた目標に責任をもって取り組む「全体最適の活動」を巻き起こすことが大切である。 「世界に有用な人材を輩出する実学、実力ナンバーワン」の私学を目指すためにと締めくくられた。 この後、努力賞の伊地知さん、西村の二人から提出論文の主旨を報告しました。 懇親会では父母連大阪府支部の宮本支部長が自分は国立大学出身だが、中央大学OBがこれだけ集まってこんなにも大学のことを熱く皆さんが語られるのには感動したとあいさつを戴きました。 130周年記念論文優秀賞の壽さんと勉強会に参加した学員はスピード上げて大学改革を推進して欲しいと思いを新たにした勉強会でした。 |
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第17回 2016.10.25 |
リーガロイヤルホテル(大阪)元常務取締役総支配人 今津靖彦氏 「ホスピタリティで儲かる」 一週間前に入院され体調の良くない状態でお願いしてまことに申し訳なく思っています。 「Hospitality」<おもてなし、思いやり> ホスピタリティの語源は、ラテン語のHospicsが語源で、東京オリンピック招致のIOC総会での滝川クリステルさんの「OMOTENASHI」が有名になったが、日本で気持ちよく過ごして欲しいということに繋がる。 思いやりと云えば、シルバーシート(和製英語)じいさんばあさん用から優先座席・プライオリティシートからCourtesy Seatに表示が変わっています。 この「Courtesy Seat」と最初から表示していたのは東京ディズニーシーのモノレールだった。 気持ちよく過ごしていただくために天橋立や茨城大洗海岸などでは地域でのクリーン作戦を実施している。 その形がさらに進んでいるのが顧客アンケートの実施やごみのないクリーン作戦を徹底して進めている横浜中華街である。 リピーター作り(ご贔屓つくり)にも努めています。 信頼とホスピタリティを掲げて中華街発展会が取り組んでいる。 ご自分の経験として話せるのは、高名な先生のご要望、食に対するアレルギーなどをクリアして喜んで戴くことが出来て大きなお返しをいただくことが出来たなど、ホスピタリティのおかげで得られたことなどを紹介された。 「論語の恕」 恕とは、他人のことを思いやる優しい心 アダムスミスの「国富論」もドラッガーの「リーダーの条件」も基本的には、孔子の恕の影響を受けている。 「儲かるために、儲けるためにしてはだめ!」でホスピタリティで結果として儲かっている。 とお話をいただきました。 【ご参考】 天橋立を守る会WEBサイト 横浜中華街発展会WEBサイト |
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第18回 2017.2.28 |
内橋 義人氏 (株式会社ワイズ・ラブ 代表取締役・外部講師) 「IoTの勘所」~ 革新的技術で今、社会に変革が! ~ 第18回大阪白門会ビジネス塾は、「IoT」を駆使して、目覚しい活躍の株式会社ワイズ・ラブ代表取締役内橋義人さんに「IoTの勘所」について、お話頂きました。 最近さまざまなメディアで「IoT」という言葉を聞きますが、「IoT」とはいったい何か、よくわからないという方は少なく無いと思います。 子どものころからものづくりが大好きだったという内橋さんは、大手家電メーカーを退職以降IT分野の最先端を走ってきました。 そして、今をさかのぼること20年以上前の1995年のウィンドウズ95が世に出た頃には、今のIoTをはっきりイメージしていたといいます。 IoTとは、機械や道具・家や都市・人や動物の行動などのありとあらゆるモノから、さまざまなセンサーやタグ・カメラやバーコード(デバイス)によって多くのデータを取り出し、インターネットを通じて大規模に処理する仕組み(クラウドなど)のことだそうです。 そして、処理して得られたデータや知識をアウトプットして、さまざまなモノに生かすことにより、社会をより良く変革していくものなのです。 内橋さんは、多くの反物の在庫や出荷処理を手入力で行なっていた企業に対し、反物すべてにRFIDタグという自ら情報を発信できるタグを使って、一括して読み取るシステムを提案しました。 その結果、その企業の在庫管理は劇的に効率よくなり、人為的なミスも無くなりました。 このようにIoTは既にさまざまに活用されています。 例えば、極めて多人数が参加するマラソンでの個々人の動きを把握して、レース終了後に参加者各々の写真を素早く提供するサービスもあります。 その人のさまざまな身体情報を収集し、健康管理のためのデータを提供するだけでなく、AI(人工知能)で適切なアドバイスを行なうサービスもあります。 自動車の自動運転システムも、IoTを利用したサービスです。将来は運転免許も不要になるかもしれません。 IoT導入の勘所は、 目的を明確に、 Earlyスタート&Smallスタート、 IoTデバイスとクラウド間のバランスの取れた設計、 人の手やロボットの利用によるコスト低下、 近い将来の技術的ブレークスルー、 など直接聞いた人しかわからないお話の一方、 いけてる「IoT」は、「三方よし」の近江商人の心得まで飛び出しました。 最後は、全世界で社会革新が起きているまっただ中において、日本から世界に通じるIoTを送り出したいと締めくくり、大盛況のうちに講演が終わりました。 【資料ダウンロード】 >>「IoTの勘所」~ 革新的技術で今、社会に変革が! ~ (中林久幸)
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第19回 2017.10.19 |
永井 秀樹氏 (平成元年法学部卒業、㈱メイスイホールディングス代表取締役) 「ホントの水の話」 地表の約7割が水におおわれた惑星、地球。太陽系で地球だけに生命が生まれたのは、水があったおかげです。その地球でも日本に住む私たちは世界で最も水に恵まれているといわれます。こんな日本が、実は水の最大輸入国だった!?など、次々繰り出される驚きの話の連続で、永井さんの話にぐいぐい引き込まれていきました。 異なる場所の水をお金で手に入れることは、地球全体で考えた時、とても非効率。輸送コストが高いというだけでなく、届くまでのプロセスで地球環境を悪化させてしまう。生まれ育った場所の水が最もその人の身体に合っている。だからこそ、水はペットボトルで買うのではなく、地域の水道水をみがいた(浄水した)水を飲んで欲しい。 軟水・硬水などの水の硬度は、水に含まれるカルシウム・マグネシウムの量(mg/L)で水を評価したもので、日本の水は約100mg/Lで軟水(10~100mg/L)です。軟水で育った私たちは、日本の軟水が身体に合っているのです。硬水を飲むとおなかがゆるくなるそうです。 水にはアンチ・エージング効果がある?!赤ちゃんの身体は80%が水ですが、大人になると60%に減ってしまいます。加齢につれて乾燥する。そこで「水飲み健康法」の出番です。
世界の水事情や日本の水事情、水と健康、美味しい水の基準は?など私たちの生活に直結した大切な水についてのお話は、最後まで興味深いものでした。かけがえのない貴重な資源である水を大切にしたい。自然環境を大切に、地域の水をまじめにみがく。お客様の浄水器の定期的なカートリッジ交換を欠かさない。創業以来の考えを受け継ぎ、更に前に進める永井さんのまじめで熱い情熱の溢れる素晴らしい講演でした。 質問コーナーでは、先輩の皆さんそれぞれの水に関するこだわりがあふれ出し、「私はこの浄水器を使っている」「私は・・・」「アルカリイオン水は・・・」「水素水は・・・」「水の原子・分子・・・」など会場全体が白熱しました。その後の懇親会も水の話で大盛況でした。 【資料ダウンロード】 >>「ホントの水の話」 (S63卒 中林久幸)
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第20回 2018.3.2 |
西村 隆司氏 (昭和44年商学部卒、株式会社クレオテック代表取締役) 「経営人財の育成について」 第20回大阪白門会ビジネス塾は、元京都中央信用金庫執行役員理事、株式会社クレオテック代表取締役の西村さんに、ご講演いただきました。 クレオテックは、立命館大学100%出資の企業で、大学の管理部門の改革を手掛けたとのことです。 西村さんのお話は、まさにビジネス塾の名の通りの内容。レジュメだけでも貴重な資料です。 経営者やビジネスマンだけでなく、現役の中大生も含む若手の皆さんにも是非聞いていただきたいと思いました。 「やんちゃ」な数々のエピソードが、西村さんの独特の語り口と絶妙な間で繰り出され、とても充実した時間を頂戴しました。 レジュメに無かった話で、私が特にいいなと思った話をさわりだけ皆さんにご紹介します。 『今の若い人はリスクを取らないと言われる。これは自分を裏切らない人(安全な人)しか付き合わないからだそうだ。 しかし、自分を裏切らない人は安全な人ではない。なぜなら安全な人は、真剣なアドバイスをくれないからだ。 だから最近の若い人には、真の友達がいない。若い人は、積極的にリスクを取りに行って欲しい。』 西村さんのお話を聞いて「今の自分もリスクをとっていないのでは無いか」と自問しました。 自分が傷つくかもしれないような耳が痛い言葉を発してくれる“真の友”とたくさん交わりたいものです。 (S63卒 中林久幸)
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第21回 2018.10.2 |
山口 明洋 氏 (平成9年卒、中央大学吹奏楽部OB・日本センチュリー交響楽団演奏事業部長) 「吹奏楽の愉しみ」 第21回大阪白門会ビジネス塾は、11月18日(日)開催予定の近畿白門祭中央大学吹奏楽部大阪公演を前に「吹奏楽の愉しみ」と題して開催しました。 カラオケなら任せとけという先輩は多いのですが、吹奏楽・オーケストラの話になると、ごにょごにょ・・・となる偉大な先輩諸氏を前に、いきなりわが母校、中央大学校歌の演奏から始まりました。なんと素晴らしい演奏と思いきや、これは緊張していたとか、これはこなれた演奏だとか、その違いは聴いても全く分かりませんが、山口先生の説明を聞くと、なんだか分かった気になるから大したものです。 その後、白鳥の湖などのよく知ってる曲や、世界のマーチでは日本の軍艦行進曲、映画音楽のスターウォーズなどなど、様々な曲を愉しく聴かせてくれました。 国による音楽の違い。世界ではもともと宗教から始まった管弦楽が主流。日本は楽器の質より努力次第でいい音が出る吹奏楽が主流。などなど、普段聞くことの無い興味深い解説が盛りだくさんでした。 そして来る11月18日(日)近畿白門祭「中央大学吹奏楽部大阪公演」の楽しみ方も教えてもらいました。大阪の高校生たちとのコラボがあるのですが、合同練習をしていない中、どれだけ音を合わせることができるかなど、大変興味深いお話がたくさんありました。素人の私には聴き分けられないかもしれませんが、でもきっと、この機会を逃したら一生後悔しそうです。必ず近畿白門祭に行こう!きっと今日参加してくれたOBの皆さんはそう思ってくれたでしょう。 そして、コラボした高校生たちも中央大学吹奏楽部との思い出を持って、わが母校の後輩になってくれると信じます。 ビジネス塾の終了後は、山口先生とたのしく懇談しました。お酒が入ると先生は更に饒舌になり、二次会ではカラオケまでご一緒してもらいました。 山口先生、遅くまでありがとうございました。 (S63卒 中林久幸)
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第22回 2019.2.25 |
奥村組 奥村 太加典 社長(S61年卒)に大手建設会社社長の激務の間を縫ってお話を戴きました。 | ||||||||||||||||||||||||||||||
第23回予定 2020.2.25 |
講師には大阪白門会会員の近藤 徹 氏(平成11年・法学部卒)をお招きして、「フィリピンにおける現地化の推進と経営管理上の注意点について」をテーマにご講義いただきます。 奮ってご参加よろしくお願い申し上げます。 近藤氏はマニラにて中大OBの集まりであるマニラ白門会(現在のところ、任意の集まりですが)の一員として活動されており、学員会の正式組織としてのマニラ白門会支部設置の準備もされています。 これを機に、大阪白門会では、マニラにてマニラ白門会との交流会を企画検討中です。
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